ダブルブッキング

ダブルブッキング


D.U.市内、シャーレのある場所近くにて

私は別件を終えてそこに帰る途中だった

お昼はとりあえずエンジェル24で...と

思っていた矢先、重大な事を思い出す


"......今日の当番、ダブらせたかも"


先日、生徒の当番を振り分けていた時

ちょうど今日辺りを決めている時に、

うっかり打ち損じをしてしまったのだ

勿論すぐに戻したつもりだったが、

いかんせんそれが徹夜明けだったために

何となく嫌な予感はしていたのだが...


"た、確か今日の当番は...というか、

当番の通知が送られてるのって..."


『あっ先生〜!どうしたんすか、

この暑いのに顔、青いっすけど...』


"イチカ...今日当番、だったよね"


『そうっすけどそれが何か...』

『おっ、先生ぇ〜!いたいた〜、

...もしかしてお邪魔だったっすか〜?』


"コノカ!...じゃあ、やっぱり..."


『その服装、トリニティの...』


『もしかしてヴァルキューレっすか?

なんで今日、しかもD.U.に...私は───』


『そりゃ勿論決まってるじゃないっすか

ねぇ先生、あたしはここに────』


『『シャーレの当番に来たんすけど』』


"(や、やってしまった...)"


『...は?』

『...え?』



『......で、うっかりブッキングっすか』


"ご、ごめんね二人とも..."


『まさかこんな事になるとは...

私、夢にも思わなかったっすよ、先生』


シャーレで私は二人に事情を説明し、

事の顛末を話して聞かせた


『ここから帰るにしてもトリニティは

流石に今からはちょっと遠いっすよ?』


『あたしもやーっと着いたっていうのに

ヴァルキューレに蜻蛉返りは...』


...遠回しに、"帰されるのは嫌だ"と

どちらからもアピールされているようだ


『...しょうがないっすね、今回は

特別に二人にすれば良いと思うっすよ

まぁ、"仕方なかった"ってヤツっす』


『...まぁ、それはそうっすね』


"ありがとう二人とも..."


その後、シャーレの仕事をこなす時も

意外と二人がピリピリする事はなく、

半ばホッとしながら取り組むうちに

少し仮眠を取る予定を入れていたのを

思い出し、今日はもう大丈夫だ、と

二人に断りを入れて、仮眠室へ行った



...これで安心だと思ったのがマズかった

ついでに言えば、仮眠室の鍵をかけ忘れ

ついでにまだ外に彼女たちがいたのを

確認しなかった事も原因だろう


『...おはようっす、先生』

『お目覚めの気分はどうっすか〜?』


イチカとコノカに、私は挟まれていた

俗に言う、川の字状態で挟まれていた


『ダメじゃないっすか、鍵開けっぱは...

良かったっすね?警察のあたしがいて』

『見送らなかったのも駄目だったっすね

それなら、私たちは帰ったっすから...』


両隣からタイプの違ういい匂いがする

自然なフローラル風の香りのイチカ、

爽やかな石鹸系の香りのするコノカ...

シチュエーションさえ違うなら、

私はとても喜んでいたかもしれない


『ここまで女の子にさせるって...

先生って、結構悪い男の人っすねぇ?』

『あ、逃さないっすよ?駄目っす

...据え膳食わぬは男の恥、っすよね?』


じりじりと両隣から近づかれ、そして

二人から腕を掛けられる形でサンドされ

完全に自分から身動きが取れなくなった


『『先生、どうするっすか...?』』


今気がついたが、イチカが開眼している

...つまりこれは揶揄っているのではない

両者共に、本気である


"...も、もう好きなようにしてくれれば..."


『......へぇ、"好きなように"...』

『言質、取ったっすよ?先生...』


左右で全く対照的な服装や色合いの二人

だが、眼だけは同じ色に染まっていた



『うっわぁ...すっごい光景っすよ?

下着姿の女の子二人侍らせてるって...

あたしにこのまんま逮捕されても、

先生は...何も言えないっすねぇ...?』


『私もそれは否定出来ないっすね...

ほら、ここもガチガチっすよ...?』


コノカの下着は紺色の生地に黒のレース

ゆるめのアロハシャツが無いせいか、

何とは言わないが意外とあるのが分かる

イチカの下着はシンプルな白のデザイン

ただ、その上からでもくっきりとわかる

引き締まりつつ出るとこは出ている、

見事なボディーラインが目に眩しい


『ほら、黙ってちゃ分かんないっすよ

.....こうしたら、よく聞こえるっすか?』


長めの髪を左手でかき上げながら、

コノカが耳元に向かって囁いて来る

しれっと、右手を私の手に重ねながら


『ほーら...こっちは正直みたいっすね

こうして指でカリカリすると...ほら、

すっごく呼び掛けに応えてくれるっす』


イチカが膨らんだパンツに指を置き、

その先端部を指先でカリカリと引っ掻く

もちろんびくびくっ!と反応してしまう

...我ながら、癖というのが分かりやすい


『じゃ...あたしは口の方貰うんで......』

"コノカっ...!?ん、んんっ..."


ぐいっ、と首の後ろから手を回し

強制的に顔を自分へと向けさせると、

その上からかぶりつくようにキスされた


『じゃ、私はこっちっすね...ちゅこっ』

"ーーーッ!?っ、ぅっ...!っ、!?"


パンツを静かに下ろされ、勃起した

おちんちんを舐めるように見られた後

躊躇なく舌が裏筋を中心に這い回る


『(あたしの舌の動きについて来れない、

先生の辿々しい舌の動きかわいい...♡)』


『(カリ首と裏筋辺りが弱いんすね...

咥えるよりも舐める方が好きっぽいし

....やっぱ攻めるのって良いっすね...♡)』


"〜〜ぅっ、〜〜ッ!?...ッ!?"


『『(ビクビクするの可愛いっすね)』』


『...ぷはっ!あ、大丈夫っすか〜?

ま、このままヤるんすけど...ねっ!』


"んあっ!?コ、コノカ...抜いて...っ!?"


『駄目っすよー、次は私がするんで...

ほら...いっつも欲しい言葉を囁いてくる

悪い大人の口にお仕置きっすよ...♡』


"イチカっ...!?ん、んんっ...!"


『あはっ♡奥にぐりぐり押し付けたら、

めっちゃびくびくっ!ってなったぁ...♡

...あたしにコーフン、してるっすか?』


『(口の上側のザラザラしたとこを

舌先で擦られるとよく反応するっす...♡

もっと虐めたくなるっすね、やば...♡)』


"(な、なにもかんがえられない...)"


『...あ、この感じ出ちゃいそうっすか?

あたしもそろそろイけそうなんすけど...

ちょっと手ぇお借りするっすよ...んっ!

へへ...揉めるくらいは、あるんすよ?

あー、じんわり来た来た...そーいや今日

危険日だったっすね...後でピル飲んどこ

あーでも?確かピルは着床させないけど

受精までは防げないんすよね...うっわ、

めっちゃ反応したっ...♡あははっ♡』


『(キスしながらいじってたっすけど、

ちょっともう私もイきそうっすね...♡

...先生の息、荒くなってるっす...これは

もう、イきそうなんすかね?だったら、

多分同じタイミングでイけそっ...♡♡)』


"〜〜〜ッ!...ぅっ!っ...!!!"


『あ"あぁっ...♡ナカで、出てる...っ♡

へへ、いけないっすね...せんせぇ.....♡』


『ん"ぅっ...♡♡♡うわ、ヤバっ...♡

ひとりでシた中で一番気持ち良かった...

......口から私の舌まで、糸引いてる...♡』


"はっ、はあっ、はあっ...はあっ...

し、死ぬかと思ったっ...!あ"っ!?"


『正義実現委員会の体力は凄いんすよ?

......また固くなってるっすね、先生...♡

それじゃ第二回戦、お願いするっす♡』


『あたしは休憩兼ねて耳舐めちゃお...』


"今、イったばっかりで敏感だからっ...!

腰の奥にぐりぐりしたらだめ...んっ...!"


『なら、何で気持ち良さそうなんすか?

...本当に嫌なら辞めてもいいっすけど』


"...そ、それは...っ!"


『説得力ないっすね...残念でしたっ...♡

先生は...私に食べられちゃうっすよ♡』


『耳舐めも効いてるみたいっすねぇ...♡

奥に舌差し込んだら力んだっすよね?

言っとくけど、バレバレっすからね...』


"ああっ...だ、だめ...イチカっ......!!"


『また出そうみたいっすね...どうぞ♡

私、今日は多分安全日っすから...♡』


"た、多分って...ああっ...!でるっ...!』


『あー、何となく分かるっすね...♡

ドクドクって生暖かいの出てる感じ...』


『ちょっとー、あたしの時より射精が

長くないっすかー?先生ー?』


"も、もう勘弁して...明日立てなくなる..."


『...ま、これくらいにしとくっすか

ちょっとシャワー借りて帰るっすよ?』


『あたしもそろそろ帰らないとっすね

あ、あたしもシャワー借りてくっすよ』


"う、うん...どうぞ..."


その後二人がシャワーを浴びて帰っても

ニ時間ほど私は、腰が上がらなかった



"...今日ってまたイチカが当番の日かぁ

いや、ブッキングしてないし大丈────"


『おーっす先生、ご無沙汰してるっす

イチカちゃんが誘ってくれたっすよ〜』


『私からちょっと差し入れがあるっす

...広い場所で広げたいんで、ちょっと

仮眠室に一緒に来て欲しいんすけど...』


袋の中には、何やら強壮剤らしきものと

オレンジ色の錠剤が入った箱があった


『『ちょっとお時間良いっすか...?』』




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