人口削減機構補助端末シャクニ・オルタ+α
・ガーンダーリーが嫁いだ後、彼女が実はヤギと形式上の結婚をしていた未亡人だと知ったビーシュマが彼女の家族を監禁しわずかな食事しか与えず餓死させるよう仕向ける
・一家は最年少のシャクニを生かすと決め、シャクニ以外は全員餓死
・父スバラが自分の指の骨から骰子を作れと命じ、以降そのサイコロはシャクニの望む目が必ず出るものとしてシャクニが愛用する
・この直後シャクニが聖杯を拾い、父と兄弟を苦しめ、姉から光を奪ったビーシュマへの復讐、つまりクル国の滅亡を願う
・この時シャクニは自分がドヴァーパラ・ユガの化身であることを知り、いずれ生まれるカリ・ユガの化身を補助して大地の女神の指示通りに12億の人間が死ぬ大戦争を引き起こさなければならないと知るが「うるせぇそんなことより復讐だ!」と押し切ったことでシャクニは無意識のうちに女神からのオーダーを聖杯の力で書き換えてしまう(特異点の萌芽)
・シャクニはしばらく大人しくして原典通りにマハーバーラタが展開する
・パーンダヴァの都インドラプラスタが自身の都ハスティナープラより素晴らしかったことと、池ポチャした時ドラウパディーに自分と父を侮辱されたことで意気消沈した素ヨダナを励ますためにガンダーラ王シャクニが周辺諸国を侵略し素ヨダナに服属させようとする(特異点発生。しかしこれをたまたまペーパームーンの近くを歩いていた復讐王妃バーヌマティーが発見・観測し、「今はまだ手を出すべきでは無い」と判断し水着霊基となり神々の力を駆使し認識阻害の魔術をかけてカルデアが観測できないようにする。バーヌマティーの特異点攻略準備が始まる)
・侵略された国々の王や勇将たちは近隣のシンドゥ国に避難する(シンドゥ国は王ジャヤドラタがシャクニの侵略を防いだ)
・シャクニは聖杯の力によって多くの国を討ち滅ぼし、ついに東方の国々をも手中に収める
・アルジュナの妻の一人チトラーンガダーの国、マニプル国が征服され、チトラーンガダーは幼い息子バブルヴァーハナを連れて、近隣の国々の王や戦士たち同様に現地カルナさんのいるアンガ国に避難する
・現地アシュヴァッターマンはこの時現地ドローナとともにシャクニと戦うが敗走
・現地カルナさんがシャクニの行動を善しとしなかったため戦うが、現地カルナさんは敗走し避難民たちを連れシンドゥ国へ
・シャクニは満足し、素ヨダナに国々を捧げるも素ヨダナと現地バーヌマティーは現地カルナさんと敵対したシャクニを許さない
・シャクニは聖杯知識でマニプル王女チトラーンガダーとヨダナの妻バーヌマティーの親和性に気づき、聖杯の力で「バーヌマティー=チトラーンガダー〔オルタ〕」(以下バヌチーオルタ)を作り出す
(なお、本物のバヌチーを呼ぶとインドネシアに伝わったバーヌマティー(バヌワティ)が召喚される。つまりバーヌマティー=チトラーンガダーはバヌワティと同一人物、バヌチーオルタとバヌワティは別人)
・バヌチーオルタの見た目はバーヌマティーにもチトラーンガダーにも似せることが出来る
・バヌチーオルタがいる以上現地バーヌマティーは邪魔。バーヌマティーは美女だしどうせなら自分のものにしてしまおうとシャクニが計略を巡らせる
・この頃バヌチーオルタによる素ヨダナの洗脳が始まり、カルデアの水着バーヌマティーはカルデアのリソースをやりくりしてアーチャー・チトラーンガダーを自室でこっそり召喚し事情説明、二人で特異点解決のための下準備を始める
・バヌチーオルタはチトラーンガダーに化け、現地アルジュナと逢瀬しパーンダヴァへの内偵として働く
・完全に洗脳される寸前、現地バーヌマティーの呼び掛けで意識をはっきりさせた素ヨダナは、シャクニの行動を怪しんだ現地カルナさんが訪れたタイミングで現地バーヌマティーを現地カルナさんに託す+自分がドゥリーヨダナでなくなったら自分を殺し、カルナがクルの王になれ(パーンダヴァには渡さない)+未亡人になったバーヌマティーはカルナの侍女にしろと言って二人をシンドゥ国へ向かわせる
・素ヨダナの洗脳が完了し、素ヨダナは完全にシャクニの傀儡になる
・カルデアがついにこの特異点を認識し、バーヌマティーを問い詰めようとしたらバーヌマティーは過労で倒れておりチトラーンガダーが全て説明する
・過労死寸前のバーヌマティーがシンドゥ国に各地の勇将たちが集結してから介入しないとシャクニを倒せない、今がその時だと言いカルデア一行をレイシフトさせる(レイシフト準備もしていた)(バーヌマティーは素ヨダナがその特異点に行ったらどえらいことになると引き止めた)
◯レイシフトした者:ぐだ、アルジュナ、ビーマ、チトラーンガダー、スヨーダナ、偽王、ユッダ、ヴァスシェーナ、アーユス
・カルデア一行は現地のパーンダヴァ達とシンドゥ国で合流し、情報交換し合い協力することに
・守りきれるかどうか分からなかったため、現地クリシュナにより女性たちは生きたまま水晶の中に閉じ込められて眠っている(現地チトラーンガダー、バーヌマティー、ドゥフシャラーなど)
・現地調査ではこの特異点には存在しないヨダナ派生ズであるスヨーダナ、偽王、ユッダ、ヴァスシェーナ、アーユスが各地へ赴き大掛かりな調査を行う(他のカルデアメンバーだと混乱を招く可能性があるため)
・クル国、シンドゥ国、パンチャーラ国(パーンダヴァ五王子の妻ドラウパディーの出身国)、マツヤ国(骰子賭博で追放されたパーンダヴァが13年目の潜伏先に選んだ国)、ドヴァーラカー(クリシュナの領地)などごく少数の国以外が全てガンダーラ国王シャクニのものになっていると判明
・逢瀬に来たバヌチーオルタとチトラーンガダーが邂逅し、バヌチーオルタがチトラーンガダーではないことがバレる(バレた理由:バヌチーオルタはチトラーンガダーの息子バブルヴァーハナのことを知らなかったから)
・傀儡ヨダナがシャクニの指示でシンドゥへ派兵、聖杯の力を用いてシャドウサーヴァントを大量召喚した軍勢なのでカルデア一行が戦い退ける
◯この時追加レイシフトした:カルナ、アシュヴァッターマン、水着バーヌマティー(第一再臨ワンピース姿)
・その後もことごとくシャクニの小細工を潰していったためシャクニは予定を変更しクル&ガンダーラVSシンドゥ連合軍の大戦争を起こし人口を減らすことを決定
・シンドゥの戦力が多いこととカルデアから来た派生ヨダナ達とアシュヴァッターマンにより現地ビーシュマ、ドローナが無力化されたためシンドゥの圧勝、カルデア一行と現地パーンダヴァ、カルナ、アシュヴァッターマンはクルの王宮へ
・傀儡ヨダナと機構補助端末シャクニが待ち受けており、シャクニは聖杯の力を駆使し魔術で戦い傀儡ヨダナはカルデアビーマと現地ビーマを無視し無防備に見える者を攻撃
・バヌチーオルタが参戦し、魔術で応戦したため泥沼化
・カルデアカルナがシャクニの矛盾を指摘(クル国を滅亡させたければシンドゥに兵を集めて戦争を起こさずともクル国を全ての国と敵対させればいいだろう)
・カルデアバーヌマティーを見た傀儡ヨダナが苦しみ出したため現地ビーマが傀儡ヨダナを確保、これに動揺したシャクニは偽王が確保しシバく
・正気に戻ったシャクニの独白で、シャクニはクル族全員殺したかったが姉の産んだ長男ドゥリーヨダナだけは愛していたと判明
・シャクニを殺そうとする現地パーンダヴァをカルデアアシュヴァッターマンが止め、カルデアアルジュナがシャクニが死ぬべき時は今ではないと丁寧に説明
・シャクニは現地ガーンダーリーに管理させることにして現地ガーンダーリーに謁見、現地ガーンダーリーは弟が息子を傷つけたことに怒ってシャクニを説教
・聖杯をカルデアに回収されたシャクニは大人しくなり、バヌチーオルタに入力していた情報を初期化
・バヌチーオルタだった何者かは消滅しそうになるが、どんな経緯であれ生まれたものには生きる権利があると現地クリシュナが何者かを言祝ぎ、彼女は「カンヤカー(意味:少女、娘)」として新生
・シンドゥに集まっていた王や戦士たちは自分の国に帰り、現地クリシュナによって水晶の中で保護されていた女性たちも開放される
・現地アルジュナは現地本物チトラーンガダーを抱擁し、一旦の別れを告げ現地チトラーンガダーは息子とともに国に帰る
・現地バーヌマティーは現地素ヨダナのもとへ戻る
・カンヤカーを連れてカルデア一行は帰還
※傀儡ヨダナは英霊として登録されるに至らなかったが、自身の情報を初期化されたはずのカンヤカーが傀儡ヨダナのことを覚えている(たまにカンヤカーが幻霊として召喚する)
※カンヤカーは幕間で「わたしはマハーバーラタ系サーヴァント全員の娘のような存在」という情報を自分自身で入力する
※この特異点産のシャクニはアヴェンジャーのシャクニ・オルタとして召喚されうる(否定した信念は甥ドゥリーヨダナを愛すること。カルナさんの貧者の見識でも明かされなかったのはシャクニ・オルタとなったことでドゥリーヨダナへの愛が失われていたから。しかし愛を失っても「ドゥリーヨダナを王にしたい」というエゴは残っていた。貧者の見識だとそこは見えるが「どうしてドゥリーヨダナを王にしたいんだ?復讐したいならシャクニが王になればいいではないか」という結論に至る)
※もしカルデアにシャクニオルタが召喚されたら最初はギクシャクしそうだが「甥は大切である」という感情はわずかに残っているからヨダナと派生ヨダナ達を可愛がりそう。ユユツオルタのギー壺inには反対(ドゥリーヨダナは喋って動くからこそ良いという考え)だったが、だんだん「壺の中で寝てるドゥリーヨダナ、可愛いな……」と愛を思い出し始めて、しまいには「あいつドリタラーシュトラのクソ野郎が苦しむ姉上をほっぽり出してこさえた息子だからとにかく気に食わん嫌いです死ね」としか思ってなかったユユツオルタと共謀してドゥリーヨダナを壺でおねんねさせようとする