人を選びます
モブ(囚人)×平太師匠
なんかもう色々注意です。18歳未満は見ないでね。18歳以上も閲覧は自己責任で。
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注意
・平太師匠がちょっと可哀想です
・゛多用
・自分の性癖にのみ忠実に従った結果がこれです。合う合わないありますが文句言わないで下さい。
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「…………ん」
ぐちゅぐちゅ、ぬちゃぬちゃという音で、平太は目が覚めた。薄目で見えるのは薄汚れた雑居房の天井。やけに体があつい。それに、なんか変な感じがする。
「お、やっと目ェ覚めたか」
「………?」
目の前に現れたのは、ニヤニヤ笑う同房の男。男が前後か上下に動くたびに、変な感じが強くなる。
ちょっと平太は上半身を浮かせて下の方を見る。そのとたん平太はぎょっと目を見開いた。
いつのまにか自分は脱がされていて、男がまたがっている。その腹筋の上は、たくさんの白いベタベタにまみれている。何より、自分の尻に深々と刺さった男のもの。
さーっと平太は自分の血の気がひいた感じがした。こんな監獄にいる以上、これが何をしているのかはよく知っている。もちろん平太に男色の気はない。
「………あの、」
ぱくぱくと平太が口を動かす。男がその様子を見て一旦動きを止めた。
「なんで、私たちは、その…鶏姦しているのでしょうか…」
「なんでって…お前が誘ってきたんじゃねえか、ノリ子」
「……あっ」
最悪だ。
平太は不思議と冷静になって顔をしかめた。こういう時に限ってなんで自分なのか、どこかに行った人格に少し恨みを寄せたりして。
「あの、それはその…私じゃないというか…」
「今となっちゃ、どうでもいいだろ、そんなん」
「どうでも良くな、ひゃっ?!」
男が腰の動きを再開し、思わず平太は声を上げた。初めての感覚なのに、いやに馴染んで受け入れる自分の体に頭が追いつかない。
「まって、やっ、なんっか、おかし、い」
必死に制止の声を上げてみても、その声も変に詰まったり上ずったり、男に全く伝わらない。ぐちゃぐちゃと内蔵を他人にかき回されているこの状況が怖くて気持ち悪くてたまらない。
「どうした?さっきはあんなに乗り気でヤッてくれたのによ」
「だからっ、それは僕じゃっ、っん」
ずるずると男のものが動いてこすられる度に、変な声と感じに襲われる。さすがにダメだ、と男の胸のあたりに両手を当てて、突っ張ろうとする。でも、男が動いてある一点に当たるたびに全身が弱くびりびりして、力が抜けてしまう。いつもなら男くらいなら軽くはねのけられる平太も、今はただちょっと男の胸に手を添えるくらいで精一杯だ。
「っ一旦、出すぞ…っく」
男はずっと目を白黒させる平太を気にもせず、どぷどぷと平太の中に精液を流し込んだ。
「んっ、んうう…」
その熱さで、さんざん快感を拾っていた平太の体もこわばる。腹筋がびくびく震えてまた腹の上に白い線が増えた。男はその様子をみて、平太を見下ろして言った。
「ホントにお前は初めてなんだよな?才能あるぜ」
イッたばかりで脱力して放心状態の平太にはその声はあまり届いていない。息が全部鼻を通っていったような音をたてる。頭がふわふわして、お腹の奥がきゅんきゅんする。
「まだいけるな。ホレ」
まだ刺さったままの男のものが、自分の中でまた膨らんでいるのが分かる。さっきの気持ち悪さはどこへやら、平太は抵抗することもなく諦めて男にされるがままの姿勢を取った。
ちゅ、くちゅ、と男が腰を動かしだす。ゆっくりゆっくり、入り口の近くで浅くぬこぬこと出し入れされる。それでもさっきイッたばかりの平太は反応してしまった。
「あ゛ー、…ん、あ、んん…」
声が漏れていることに気づいた平太は口を閉じる。いつのまにか自分のものも、お腹につくくらい勃ち上がっていた。
あつい。あつい。きもちいい。
さっきの場所を先っぽでとんっとんっと優しく叩かれる。頭から足先までびりびりしてきた。
「んん…んゔー…」
時々、足の先がビクッと震える。きもちいいのに、何か物足りない。そう思うごとに、奥がきゅうきゅうと熱くなっていく。
「…ふ、ああ、んんっ、」
どうやっても熱いのは治らない。それどころかどんどん範囲が広がって、頭の芯まで溶けてしまいそうなほど。
「なあ、気づいてるか?腰揺れてるぞ」
「へ…?」
焦点の合わない目で男を見つめる。男は黙って動きを止め、平太から自分のものを抜いた。
「っん、」
動き一つ一つに律儀に反応するのを見て、男は一旦平太を抱きかかえると、うつ伏せに寝かせた。
「さっきのじゃ物足りなかったか?…大丈夫、満足させてやるから」
平太に覆いかぶさると、男はするすると平太の胸を円を描くように触り出した。刺青に指先が触れるたびに平太の肩が大げさにはねる。
「んん゛ー、うう…」
かりかりと爪を立てて胸に走った黒い線をなぞられる。そのたびに奥がきゅうきゅうと熱くなっていく。
はー、はー、と荒息を繰り返す平太が思わず身をよじる。そこへ、男がさらに体を平太にくっつける。
「ホラ、もう辛いだろ。入るぞ?」
ひたりと背中の方に何か熱いものが当たった。その感触に、平太は思わずヒュッと息を飲んだ。
こんなのが、自分の中に入るの?
背中に当たる感じは、さっきよりも一回り大きく熱く感凶悪にじる。こんなのを入れられたら、本当に死んでしまうかもしれない。
「っや、やめ、や、だ、」
「ダーメ。もう声が媚びてるじゃん」
息も絶え絶えの平太の制止も聞かず、ズン、と男のものが勢いよく入ってきた。
「い゛っ?!」
バチバチと見開いた目の前に星が飛び散る。ゴツンと自分の中から聞いたことのないような音が聞こえた、気がした。
必死に舌を突き出して口を動かしても、声が少しも出せない。
「ーーーーーッ!!」
ずっとつらかった奥を一気に抉られて、平太は床にガリガリと爪を食い込ませる。その跡がくっきりと床に残って、床が白い液体で汚れた。
「あっつ…やっぱキツかったか」
「、ほ、ホントに、はいっちゃ、」
途切れ途切れで平太は何か声を上げる。思いっきり圧迫されてお腹が苦しい。
「そーだ、全部入ったぞ。…もっかい行くか」
ずろろ、と中をかき回して男のものが出て行く。腰まで引っかけて持っていかれそうな感覚に、平太は腰だけ高く上げた状態で顔を床と腕の間にうずめてぎゅっと目をつぶった。
「んうう…ーーッ!」
腕も腰も、ガクガクと震えて力がうまく入らない。ずっと甘くて強い電流が体中に流れっぱなしだ。
男は背中側から平太の腹筋の線をなぞって、お腹の丁度真ん中くらいをすりすりとなでる。時々びくっと震えるお腹を触って平太に聞いた。
「今からここまで入るからな。ちゃんと意識しとけよ」
「や、おかしく、なっちゃ」
今にも泣きそうな顔でぶんぶんと平太は首を横に振る。しかし、男から帰ってきたのは心無いものだった。
「そうか、じゃあもっとオカシクなろうな」
ごちゅん!と一気に奥まで入れられて、平太はぎゅうっと背中を丸める。お腹の奥も、またきゅうきゅうしてきた。
「あ、まっ、って、はげしっ……い゛?!」
間髪いれずにどすどすと男は激しく突いてくる。口から押し出された空気しか出てこない。目から生理的な涙が出てくる。顔も、体も、頭も、ぜんぶがあつい。
1番奥まできた男のものの先が、ぐりぐりと当たるたびに足の先が丸くなって、全身が溶けたようにぽーっとする。
「あ゛ーー、ん゛ううーー、」
「っそろそろ、出すぞ……ッ!」
「ん、あっ、ーーッッ!」
深い深いところに、どくどくと熱いのが流れてきた感覚に平太の目もとろんとして何もない場所を見つける。
「…よい、しょっと」
完全に男が自分のものを抜くと、平太もその感覚で完全に力が抜けたのか、その場で荒く息を繰り返してへたりこんだ。
しばらくして、平太はむくりと起きあがった。男は体中ありとあらゆる液体まみれでベタベタになった平太に、さすがにいたたまれなくなってちり紙をなげてよこした。
「……私なんかに、ここまで欲情するなんて、あなたも物好きなんですね」
帰ってきたのはぶっきらぼうな返事。まだ声にほんのり甘さが残っている。
「そりゃ、据え膳食わぬはなんとやら、よ。誘ってきたのはそっちだろ」
「…私は、金輪際やりたくないですよ」
「まあそう言うなって。…気持ちよかっただろ?」
ニヤつきながら男が言えば、平太は黙って目を伏せた。上から見下ろすと、ぽってりした二重と長いまつ毛がよく見える。
「……いいえ、って言ったところで、あなたはわかってるでしょう」
平太は真っ赤な顔でぼそりと言うと、そこから黙って体を拭き始めた。それを見て、男も自分の近くにあった紙を寄せて床や自分を拭くことにした。