二回戦の続き
ベッドに戻ると今度は真希がペースを握ろうと夏彦の上に覆いかぶさった。
「一回くらいでやり返したなんておもってないからな」
「やり返すって・・・」
「お前が一回イクまでにこっちが何回イったと思ってんだよ?頭真っ白になったっての」
マジで私じゃなかったら一回でダウンするぞ?と言われて夏彦はちょっと反省した。
真希は浴室と同じように夏彦のモノをしごいて、軽く口に含んで舌で転がした。
「っ・・・」
「おっき・・・すぐに固くなるよな」
真希は軽い刺激で再び隆々とし始めた夏彦のモノを見て目を瞬かせた。手で握ってみて固さにも驚いた。
「さてと、それじゃあ今度は私の番だ」
真希は今回ばかりは自分のターンだと確信していた。男の絶頂と女のそれは異なり、男のそれは回数に制限があると本で読んでいたから。
三回目ともなればさすがの夏彦も一回目ほどの余裕はないだろう。今度こそお互いに気持ちよくなる、できるならこんどはセックスでも夏彦を気持ちよくさせてあげたい。そんな欲をだした。
「今度は私がいれる・・・っ」
騎乗位の体勢で真希は自身に夏彦のモノをあてがい、ゆっくりと腰を下ろした。
「んく・・・やっぱり、おっき・・・」
少しずつ、入ってくるたびに感じる圧迫感と熱、それに強い快感に真希は思わず声を洩らした。そして・・・
(んぅっ・・・奥、当たってる・・・!まだ入りきってないのに・・・)
自身の最奥を押し上げる夏彦の剛直に真希は息を飲んだ。
「真希ちゃんの、降りてきちゃってる?」
「!・・・ば、ばかっ!恥ずかしいこと言うな!」
実際、最初の時にはキツイながらも全部入った。真希はともかく夏彦はそれを知っている。となると狭くなる理由は・・・。
(子宮が降りるって・・・私の体が・・・もう)
心より先に真希の体が夏彦を求めている。そう突き付けられて真希は狼狽した。
「関係ない・・・だろ」
真希は意を決して、腰を夏彦の下腹部に当たるくらいまで降ろした。
「!!・・・くぅっ」
sその思い切りが、悪手だと気づいたのは子宮を押し上げられ、潰される感覚が強烈な快感となって背筋を駆け巡ったときだった。
「ま、真希ちゃん?」
「ふぅ・・・ん・・・んん」
荒い息をしながら腰を落とした状態で動かなくなった真希を心配して声をかける。
「無理するから・・・」
「無理、じゃない・・・お前のがおっきいだけだろ・・・」
涙目で蕩けた表情を見せて反論する真希に、夏彦の理性が再びとんだ。