乙女オモダカさん
※創作とcp厨が混ざってるぞ
私は布団に横たわりながら頭の中にあるいろんな感情を落ち着かせていた。
アオキは私のことが好きじゃないのかしら 一緒に旅に出ようって言ってくれたのに(言ってない)淑女が一緒に寝ましょうと言った時点で察するべきでは!?鈍感すぎるわ!…それともアオキ他に好きな人がいるのかしら….
そんなことを考えてるうちに私は暗く深い微睡の中へ意識を落としていった
〜〜〜
オモダカは一体何を考えているのでしょうか。いくら成人したとはいえ未だ年端もいかぬ幼女に手を出すなどあってはならぬこと。
それに寝室を共にしようなんて…もしかして私のことが好きなのでしょうか…いえ彼女にはもっといい人がいるはず
私とじゃ釣り合いが取れませんね…いつかお似合いの男性と交際するんでしょう…
でも…なんでしょうこのなんとも言えないまどろっこしい感情は…
私は熟考するうちに意識を暗い底へ落としていった
〜〜〜
「おはようございますアオキさん!」
「朝から元気ですね…電気タイプのジムに挑みに行くんですか?」
「いえ…今の私ではおそらく勝てないでしょう私はパルデアを巡り様々なポケモンを捕まえた後、ジム巡りをしようかとおもいます」
「…いい判断ですね。ネンジャモはおそらくジムリーダー屈指の強さでしょうし他のジムならおそらく勝てると思いますよ」
「アオキはん甘いなー」
すぐ横からネンジャモが現れた
「「!!!」」
「パルデア地方は自由な風土が特徴なんや ジムリーダーもそれぞれチャレンジャーのために手加減してる手持ちとか使っとらん ただ3体までっていう制限だけや」
「てことは他のジムリーダーもネンジャモさんぐらい…?」
「アホいえ 俺が一番強いに決まっとるやろ….多分」
「ただナッペ山におるジムリーダーは相当な強さやで。この俺が全戦やって引きわけに持ち込むのがやっとやった…」
彼は険しい顔でそう言うと俯いた。
「自慢じゃないんやが俺は一番ポケモン勝負が強い思っとった。小さい頃から負けなしや…電気タイプを使うのも慣れとった昔から機械いじりとかやっとったしこのジバコイルもコイルの頃から一緒や。そんな俺が…あんな呆気なく負けるとは思わんかった。」
「そこまで強いのですかナッペ山のジムは…」
「それよりジムリーダーにレベル制限がないなんてやりすぎでは?こんなんじゃ勝てる人いませんよ」
「セルクルタウンの虫タイプジムならまだタイプ的にも勝てるかもしれんけど…いやーやはり厳しいかもな。あそこのハッサムはよう育てられとる」
それから色々な話を聞いて2人はハッコウシティを発った。
「次に行くジムはボウルジムです。相手が草タイプなら私のムクホークとも相性がいい」
「カバルドンは相性悪いですよ!」
「まぁカバルドンは出さない方向でいきましょう 飛ばしますよオモダカ!」
「クルメェ〜〜〜〜」
そうこうして30分くらいしてボウルジムに着いた。
「コルレオーネさん!コルレオーネさん!」
「zzz」
「はっ!受付嬢くん呼んだかね」
「チャレンジャーの方来られてますよ」
「どれどれ〜なるほど君がチャレンジャーか。話は聞いているよ憎きネンジャモを倒してくれたようだね」
「仲悪いんですか…?」
「あいつは私の芸術が理解できないからね審美眼がないのさジムリーダーたるもの芸術には精通しておくべきだよ」
「それより私とジムバッジをかけて勝負したいそうじゃないか」
「君には光るものがある…いいだろう受けて立とうじゃないか」
〜〜〜〜
後ろでアオキさんとジムリーダーが戦ってる間に私はこっそりジムを抜け出した。
「もしもしお母様ですか?」
「あら〜オモダカちゃんじゃない!あいつちゃんとやってる?」
「えぇそれはもちろん…」
「オモダカちゃんが電話なんて珍しいわね〜なんか相談事?」
「その…アオキさんの好きな女性のタイプってご存知ですか…?///」
「あら!もしかしてそう言うことなの!!青春ね〜」
「やめてくださいお母様ったら///」
「お義母さんって呼んでくれてもいいのよ?」
「ちょっと///」
「アオキのタイプね〜あの子小さい頃からあんな感じなのよ。盛り上がりに欠けると言うか、真面目すぎるというか。あ!でもあの子テレビのドラマ見ながら言ってたわ! 優秀な上司役の女優さん見て「私も将来結ばれるならこう言う方がいいですね」って!」
「優秀な女上司…?」
「引っ張ってくれる子よ!引っ込み思案な自分を引っ張ってくれる子!」
「私…ずっとアオキさんの後ろについていってばっかで…大丈夫でしょうか」
「成長したとこを見せてやればいいのよ!ずっと面倒見てた女の子の成長に男はやられるものよ〜!私もそうやって夫をゲットしたんだから!」
「成長した…頼り甲斐のある自分…頑張ってみます!」
「結ばれたらちゃんと挨拶来てね〜」
スマホロトムを切るとオモダカは何かを決意した顔で再びジムに戻っていった