三人目の調査隊(遠い未来) 決定稿
人類滅亡√のアーロンスタンスの違い
No.5,8:人間やポケモン等の生物を群体として見ている。全体の維持の為に最小限の範囲で切り捨てる事も仕方がないとは考えている。
No.6:モノリスとして生物に進化を促す存在。区別が出来ないので命は皆尊い大切なものだと考えている。少し何かがおかしい以外はほぼ完全にアルセウスの眷属(子機)と化している。
No.9:島の外での行動はほぼNo.6と同じだけど、本命がいるから過剰な思い入れとかはない。安定して仕事をしている。
どのルートでもかつての友人の遺品の一部(すでに大半が風化している)が納められていたり、名前が彫り込まれていたりするアクセサリーを身に着けている。
No.9楽園島暮らし生活
『子どもたち』を導くべき新しい人類として移住してもらった世界線。
島(元シンオウかアローラ規模のどこか)の範囲だけでのどかに暮らしていく。
朝:村や『子どもたち』に異常がないか見回る。朝ご飯は各々の家で準備する。
昼:皆で農作業と各所の整備。その他いろいろ。基本的に必要以上の武器になりうるものを持たせたくないので、狩猟は一人で行う。
夕方:集会所で晩御飯の準備。皆でご飯を食べた後に報告会。皆に起きたいい事、新しく生まれた子供の事や、不安になったり気になったりした事を話し合う。特に何もなかったらお開き。
夜:星を見て暦を測り、天候と川や海、山等の環境の観察結果から今後の計画を立てる。
月毎にお祭りをする。内容は音楽祭だったり、芋煮会だったりファッションショーだったり色々。
衣服の概念は、汚れ防止かおしゃれ。隠すって概念はちょっと薄め。
時々アルセウスが島の外の生態系を調整するというので、島の外へ出かける。
生命の進化を誘導するために色々と仕込む合間に、遺物を拾い集めてチェック。安全なものだけを持ち帰って『子どもたち』にプレゼントする。特に引き取り手がなかったものは、集会所の横の資料館にしまっておく。
No.10祭司のつくる千年王国
汚染されて生物になった結果、『子どもたち』を自分の『家族』として迎え入れた世界線。
『家族』を増やしても、楽しく暮らせなかったら意味がない。だから豊かに幸せに暮らせるように文明を復活させる。
それまでの知識と経験を生かして最善最短で新たな社会、文明を築き上げていく。
『家族』が繫栄していくのはとても嬉しいので繁殖は推奨しているが、社会が未熟な間は人口が一定になるように制限し、暮らしが安定するようになると制限を解除する。
衣服の概念はアクセサリーと同程度。
辻褄合わセウス「やば、ちょっと言う事聞かなくなっちゃいました。どうしましょう。とりあえず本来繫栄するはずだったり、後々重要になる生物が絶滅しないように誘導して…環境も資源も問題ないようにして…繫栄する生物を彼らに置き換える方向で調整を…大丈夫、私なら出来る…はず…」
・なんで汚染されてしまったか
廃墟にてずっと昔に葬り去ったはずの「使用したものを永久的にポケモンに変質させる技術」の集大成である小型装置を発見してしまった。
それを無意識的に起動させてしまったのか、その装置を見つけた者が現れたら発動するように罠が仕掛けられてあったのかは不明。
・体質と『家族』との関係
アルセウスの影響を受けている為、末端の各部位が時空の3体やアルセウスっぽい感じになっている。
多少の自己改造(感覚強化等)が出来るようになった。
調整していないと性別が(不明→♂→不明→♀)と定期的に変化するのは、元々「自身の性別」の概念がなかったから。(そして製造された時代では外見と本人の性別自認が違う事があるのは常識だった)。
代謝等は加護をそのまま流用しているので内部はほぼ変化していないが、生殖器官に相当するものが追加されている(鳥類や爬虫類に似たものなので外見上の変化はないに等しい)。
実は体が♀の時に試してみて産まれた卵の子供もいたりする。機械生命体のような状態でもできるのか?区分は疑似ポケモンだし某TFにもハイブリットとかいたりするからたぶん。
自分の子供については、たとえヒトの要素が薄まったとしても、それは自分の情報を分けた存在であるという事であり、大切な『家族』であることに変わりはない。そのため、他の『子どもたち』とも等しく愛情をもって接する。
する頻度は制限がない時でも負担や子育ての事を考えて週1位かもしれない。基本的にするのはエリシュバとだけだけど、特に理由がない限り誘われればやる。
初期の頃はこの体になったことに戸惑っていたが、『子どもたち』と出会い回数を重ねるごとに、愛しあうほど『家族』が増えていくという事実が嬉しくなっていき、それを『悦び』だと学習してしまった。
名前を付けるとき、聖書から他の神話・民話、映画や特撮の順に由来が変わっていく。
初めに生まれたエリシュバと自分の子にはエルアザルの名前を付けた。
・後継機ヨハネと共にいる人類は本当に『人類』なのか
単なる進化だけではなく、環境への適応や新たな文化として遺伝子技術やサイボーグ化等ですでに全身を操作・改造されている可能性は大いにある。
もしかしたらアーロン自身の人間判定が半分なのもそれを見越したうえでの研究員達の判断だったのかもしれない。
人類の故郷に戻らんとする一団の一人として地球に戻って来たら、なんかよく分かんない事になっててヨハネは絶句する。
「父であり兄であるあなたへ。なんでそうなる。」
No.9ならそのうち新しく地球に産まれた人類という体で、『子どもたち』を受け入れる人が出始めて混ざっていく。遺伝子組み換えでポケモンの特性を得た人がメンバーにいたのかもしれない。
・アル巫女ちゃん騒動の時
アーロンは√問わず故人。
あの時止めておけばよかったと後悔する辻褄合わセウス、頑張る。
騒動終了後
時空越しで影響が起きにくかった場合、『子どもたち』の情報をちまちま部分的に書き換えて辻褄を合わせる。(例えば、「アルセウスと人間の子」の「アルセウス」部分を自分の事にする。繁殖方法を、ポケモン相手なら育て屋の卵方式だった事にする等)
普通に影響を受ける場合、時間が捕捉・接触前まで戻る。
No.6のモノリス√が確定時、アーロンのプログラムを書き換える際、もう人類にこだわらなくていいんだよ一緒に頑張ろうと思った。
結果的に少しおかしくなってしまったが問題は起こっていない。