三人娘は大好きな夫を甘やかしたい、なお…… (エルキュールショタ化)
「あっ……んんぅっ♡えるきゅーるさまっ……これでは、よていが……ひうっ♡」
二ヶ月ほどとはいえ今は妊婦なんだから無茶をしないで欲しい。呆れたようにエルキュールは溜息をつき、夕焼けのように明るい髪のフェニアの身体に手を這わせていく。
優しく背中から抱き締めて愛撫しているいつもの光景だが、これは一つのお仕置きでもあった。なにせ今のエルキュールは十三歳の少年頃に若返させられており、その元凶がこのフェニアなのだから。
「だ、だってぇっ……たまには、えるきゅーるさまを、あまやかしたくて……んんぅ♡」
赤ちゃんみたいに?と聞けば頷くフェニア。
流石に大の男、それもエルキュールのような巨漢がそんなことをすれば見るに耐えない光景だ。少し想像してみると自分のことでもエルキュールは悍ましく感じてしまう。
そのうえ十三歳頃の姿とは言え、この時点で既にフェニアの身長を超えているので可愛らしい少年期とはとても言い難い。
「とのがたは赤ちゃんみたいに、あまえたいんじゃないですの……?」
それは人によるんじゃなかろうか。と誰かさんを思い出しつつエルキュールは言う。他人の性癖にあれこれ言うつもりはないし、そしてエルキュールは甘えるよりも……
「ひうっ♡ソコっ……いじっちゃ♡」
膨らんできた肉豆を優しく指で摘んでみれば、フェニアは敏感に身体を跳ねさせた。さらに空いた手で彼女の豊満な乳房を揉みしだき、その頂点をコリコリと弄ってやる。
エルキュールはこうして相手を甘やかしたり蕩けさせてやるほうが好みだった。腕の中で可愛らしく喘ぐフェニア達が本当に愛おしくてたまらない。
「えるきゅーるさまの、はないき……うなじにあたってますの……♡いつもより、ちかくて……あぁっ♡」
この姿になって一つ利点があったとすれば、フェニアの乳房が手に収まらずたぷたぷと揉めるのがあるだろうか。
いつもの姿に比べるとフェニアに距離が近く感じられるのは確かに新鮮だと言える。
(エルキュール様は、いつもカッコよくて……いつも優しくて……どんな貴方でも私は……♡)
フェニアにとってもエルキュールは大好きな大好きな夫だ。そしてドン底からせっかく救われたのに、別の地獄に落とされかけた彼女を護りきってくれた誰よりも愛しい男。
「えるきゅーるさまになら、わたしは……なんでもつくしますの……♡」
かつて重病に蝕まれていたフェニアには外の世界などなかった。
そしてそんな彼女を救おうと奔走して命を賭けた両親のおかげでフェニックスの魔石を得たというのに、今度は邪悪な輩に目を付けられて又も屋敷に引き籠もる生活。
そんな人生を変えてくれたのがエルキュールで、フェニアにとって彼は正しく英雄なのだ。
そしてエルキュールもまた少し偏っていた思想も正してくれたフェニアのことを正真正銘愛している。
そんな二人の行為は一旦始まれば簡単には終わらない。
「えるきゅーるさま……♡」
もはや甘やかす余裕なんてなくなったのだろう。フェニアは尻肉を押し上げてくる彼のソレを意識したのか、物欲しげに緑色の瞳を潤ませている。
本当ならば妊婦との行為はご法度なのだが、今はクオンの魔法で子宮は守られているらしく多少ならば大丈夫らしい。
エルキュールはフェニアを優しくベッドに横たえると、この時から既に雄々しい肉棒をゆっくりと挿入していく。フェニックスの魔石を体内に埋め込んだ彼女は、何度散らしても処女膜が再生してしまう。その痛みを和らげるためにエルキュールはいつも優しく挿入するのだ。
「んんっ……♡ぁっ……ふぅ、んっ♡」
何度も身体を重ねて慣れてきたことと、魔石のおかげで痛み自体は控えめな事。フェニアは少しだけ呻きはしたが、すぐに快楽を感じているようだ。
エルキュールはそのまま妊婦である彼女に覆い被さりはせず、彼女の細い腰を掴んでゆっくり動き始めた。緑の瞳をとろんとさせてフェニアは柔らかく喘いだ。
「あっ♡んんぅっ……いつもほど、おおきくないのにっ……すごくきもち、よくてっ……はぅっ♡」
いつもエルキュールの槍のような肉棒を受けていたフェニアだったが、少年期のモノでもお気に召したようだ。
とはいえ今だけ年下になったエルキュールに、フェニアは甘やかすことをまだ諦めていないらしい。
「えるきゅーるさまぁ……あまえていいんですよぉ……♡」
またそんな事を言ってと、エルキュールは苦笑しつつフェニアの弾む乳房に口付けていく。赤ちゃんプレイや甘えることはエルキュールにはわからないが、こうしてやれば少しでもフェニアは満足するのだろう。
「えるきゅーるさま、よしよしですの……♡ぎゅーってしてあげますからっ……んんっ♡」
チロチロと舌で乳首を刺激してやれば悶えるフェニアだが、エルキュールからのサービスに上機嫌で彼の頭を撫でていく。
とはいえエルキュールがただ甘えるわけもなく、彼によって色々と弱くなったフェニアの乳首を口だけで弄んでやった。
「や、あぁっ♡だめ、れすのっ……これではあまやかせられなっ……ひゃうっ♡」
エルキュールの口による責めに悶えるフェニア。
こんなに弱々なのに赤ちゃんに授乳できるのか?と煽ってやれば、彼女は顔を真っ赤にしてしまう。
「だ、だってぇ……えるきゅーるさまがぁっ……ひうんっ♡」
胸への刺激はそこそこに、エルキュールは少しずつ腰の動きを早めていく。優しくしてやりたいのは山々だが、流石に彼もそろそろ限界だった。
「あっ……ひあぁっ♡やぁっ……あんっ♡」
上ずった声を上げながら悶えるフェニア。初めて会った時はエルキュールの顔に怯えるほど臆病で、性知識も薄かったのに今ではこうやって甘く喘ぐ女になった。このままもう少し激しくすればすぐに果ててしまうだろう。
「えるきゅーるさまっ、えるきゅーるさまぁ……おしたいして、いますのっ……♡ですからっ……あぁっっ♡」
そんなことを言われて興奮しない男はいない。何せエルキュールを本当の意味でここまで引っ張ってきたのも彼女だからだ。女っ気のなかったかつての自分が、ここまで誰かを愛することになるなんてエルキュールは思っていなかった。
「あっ♡ひあんっ♡えるきゅーるさまのが、ふくらんで……んんぅっ♡」
甘い言葉をひたすら吐き散らすフェニア。
そんな彼女の細い腰を掴んだままに、エルキュールは奥へ奥へと肉棒を突き入れていく。そして最奥まで到達すると同時に果てた。
「ひうぅっ♡えるきゅーるさまの、あついのが、なかにぃっ……ああぁぁ〜〜っっっっ♡」
痙攣しながらエルキュールと共に絶頂するフェニア。ゆっくりと肉棒を引き抜けばすっかり放心しているらしい。
「ぅ、あっ……♡えるきゅーるさまぁ……♡」
幸せそうな顔で放心するフェニアに、また愛し合いたい欲が出てくるがエルキュールは何とかソレを抑えた。
正直なところこのまままた喘がせて起こすのもよかったのだが、エルキュールはこの痴態を見ていた『二人』にも向き直る。
◯
「えるきゅーるさん……あっ♡んんっ……♡」
今度は茶髪の少女アリアを抱き寄せて、貪るように甘いキスを繰り返していく。
歳の頃は十三歳。奇しくも今のエルキュールの姿と同い歳だった。普段は歳上のエルキュールの大きな身体に包まれてアレコレされるアリアだが、今の彼が自分と同年齢と意識してからは甘えさせることも忘れてしまっているらしい。
「んっ……はぁっ♡えるきゅーるさん、すきですっ……♡」
唾液を交換しながら甘えるようにエルキュールに抱き着いてくるアリア。その年に似合わない豊満な乳房は、彼の胸板に押し付けられて形を変えていた。
エルキュールはそんなアリアの乳房に口付けて、妊娠前から出ている彼女の母乳を優しく啜っていく。
「ひうんっ♡えるきゅーるさんに、ちゅーちゅーされて……ああっ♡」
とはいえエルキュールも甘えているわけではない。胸がとりわけ敏感なアリアを喘がせることと、溜まった母乳を出させてやるのも目的だった。
忌むべき過去によってアリアは母乳体質化しており、こうやって定期的に搾乳してやらないと倒れてしまうことになる。
むろん今は喘がせるのが目的ではあったが。
「はぁっ……はぁっ……♡えるきゅーるさんっ……♡ココ、きもちよく……しますね……♡」
向かい合いながらアリアはエルキュールのいつもの規格外サイズよりは小さい肉棒を扱いていく。
擬似的な授乳手コキといえたが、関係性でいえば互いを気持ち良くさせる愛撫と同様だ。
「ん、んんぅっ♡はぅっ……えるきゅーるさん、もっとぉ……♡」
母乳の出が良くなるように乳首を舌で転がしてやれば、アリアは肉棒を扱く手を早めた。甘い声で催促してくる様は可愛らしいが、彼女の手管はフェニアやクオンに比べればずっと洗練されている。このままではエルキュールでも手だけで果ててしまいかねない。
エルキュールも負けじとアリアの豊満な乳房を揉みしだきつつ、優しく乳首に歯を立ててやった。するとアリアの身体はビクンと跳ねてしまう。
「んっ……んんぅ♡えるきゅーるさん、おかえしですか……?んんっ♡」
一度イッて蕩けた顔をしながらもアリアはエルキュールを上目遣いで見つめてきてきた。
エルキュールは乳房から口を離し、代わりにアリアの唇をそっと舐め上げていく。啄むようなキスにアリアは嬉しそうな笑みを浮かべて舌を出してきたので、エルキュールは応えるように絡め取った。
「んみゅっ……♡はぷっ、ちゅるるっ……んんぅっ……れりゅっ……♡」
互いを貪るようなキスを繰り返しながら、エルキュールはアリアの細い腰に腕を回して抱き寄せる。そして彼女の柔尻を掴んで揉みしだきつつ、その秘部に指を這わせた。
「んぁっ……んぅっ……ひうぅんっ……♡」
そのまま焦らすことなくエルキュールはアリアの膣内を指でかき混ぜる。体つき以外は少女らしい幼い容姿のアリアだがソコはすっかり開発されきっており、指を動かすたびに粘りのある愛液が溢れ出してきた。
そんないやらしい感触にエルキュールの肉棒はわかりやすく硬くなってくる。
「えるきゅーるさん……ほしいです……♡」
アリアもまたフェニアと同じく妊婦だ。そして彼女もクオンの魔法を受けているため、そのオネダリを断る必要はなかった。
「いま、わたしたち……おなじとしなんですね……♡」
もし生まれる年代がどちらかに数年ズレていれば、より恋人らしい行為ができたのかもしれない。アリアはそんなことをつい考えてしまって胸がキュッとしたが、エルキュールは仄かな乙女心には流石に気付けない。
その代わりに彼女が求めていたモノを、対面座位でゆっくりと挿入していく。
「あ、ああっ♡はいってます……えるきゅーるさんのがっ……んぅぅっ♡」
アリアの腰をそっと掴んだまま、彼女の最深部へと肉棒を突き入れていく。十三歳頃の姿とはいえ既に大人顔負けの体格エルキュール。
そんな彼の肉棒は体格そのものは少女らしいアリアにまだ大きく見える。されど普段から大人状態の彼のモノを受け入れていたからか、彼女は痛がるどころかとても幸せそうだ。
「んんっ……えるきゅーるさんっ♡はぁ、はぁ……♡んくっ……ちゅる……♡」
やがて根元まで入りきるとアリアは大きく深呼吸して昂った身体を落ち着かせていく。そんな彼女にエルキュールは優しくキスを繰り返しながら腰を動かし始めると、途端に蕩けた声が上がり始めた。
(やっぱり、どんな姿でもエルキュールさんが好き……大好き……♡)
かつて故郷を失くし、家族も何もかも全て亡くしたアリアはたった一人で生きてきた。男たちの下卑た欲にさらされて慰み者にもされてきた。この体つきだってそんな経験から培われたもの。それこそエルキュールには言えないようなことを数え切れないくらい。
だからこそ初めてなのだ。エルキュールと出会ってアリアは初めて女として幸せを感じたのは。
「んっ、はうっ♡あんっ……えるきゅーるさんっ……すきっ……♡」
ましてや今の彼は少年期のエルキュール。自分と同世代の姿だと考えるとアリアは溺れるように彼との行為を貪っていく。
「ひぅっ……あんっ♡あっ、んんぅ……あぁっ♡」
アリアの嬌声がさらに高くなると共に膣肉がキュッと締め付けてくる。絶頂が近いのだろう。
エルキュールもそれに応じるように腰の動きを早めていく。もちろん妊婦へ負担をかけすぎないように勢いこそは控え目だ。
「えるきゅーるさっ……すきぃ♡ひぅっ……いっしょにぃっ♡いっしょがいいですぅ……♡」
必死にしがみついてくるアリアを受け止めながら、エルキュールは彼女の膣内に勢いよく射精していく。
「あっ、あぁっ♡えるきゅーるさんの、くるっ♡ひうっ……んんぅぅぅ〜〜〜っっっ♡♡」
お腹の中に熱いモノを感じながらアリアは絶頂した。そしてエルキュールの腕の中で幸せそうに意識を失ったのだった。
◯
「えるきゅーるの、このときからおっきい………んんぅ♡ちゅぅ……♡」
最後はクオンの番だ。白髪のハーフハイエルフである彼女は、連戦を迎えたエルキュールの肉棒を小さな口で丹念に奉仕していく。
クオンもまたエルフとしては十三歳ほどだ。例え人間の基準で二十歳以上だとしてと精神的にはまだ少女と変わらない。
しかし彼女はエルキュールより年上だからとこうして自分から奉仕をしようとしてくるのだ。
昔は拙かった口淫も今では慣れたもので、小さい口なのに巧みな舌遣いでエルキュールを絶頂に導こうとしていた。
「んちゅ、ちゅるっ……♡えるきゅーるの、もうおっきくなってきたね……♡」
口の中でパンパンになったエルキュールの肉棒にクオンもは微笑む。正直なところ十三歳と言うにもまだ怪しいクオンの幼い体躯だが、彼女の腹にも愛の結晶が芽生えてきている。
「えるきゅーるっ……んみゅっ……ちゅぱぁっ……♡」
途方もない犯罪臭にエルキュールは頭が少し痛くなりつつも、クオンは上目遣いのまま口淫を続けた。
その目は言っている。道具のように自分の口を使って良いのだと。頭を掴んで玩具のように使ってもいいのだと。
残念ながら万全の時ならともかくも、魔法で防護されているとはいえエルキュールは決して妊婦にそんなことをしない。
クオンはしないならいいと判断したのか、エルキュールを上目遣いで見つめたまま口を動かしていく。
「んみゅっ……ちゅるるっ……んんっ♡ふぅ、んっ……♡」
その舌遣いや頰の窄め方は十分に巧い。エルキュールも油断していると果ててしまいそうだ。
だが同時に、やはり十三歳の少女の奉仕なのだと思えば倒錯的で罪悪感が凄まじかった。例え今のエルキュールが彼女と同年齢だとしても。
「んんっ……んぅぅ♡」
それはエルキュールだけでなくクオンも同じことだろう。モノを口にしているだけで昂っているのか、腰が微かに揺れているのをエルキュールは見逃さない。
その小さな手が下半身に伸びて自らを慰めていることも。
「んっ、はぷっ♡ぢゅるるるっっ♡んくっ……れりゅっ♡」
そしてエルキュールが達しそうな気配を感じたのだろう。クオンはより一層激しく彼の肉棒を刺激していく。無意識なのか腰の揺れも自慰も激しくなっていた。
そしてエルキュールの肉棒もそろそろ限界だ。彼の腰の震えを感じ取ると、クオンはトドメとばかりに小さな口いっぱいに肉棒を頰張っていく。
同時に熱い奔流が喉奥に放たれたが、彼女は口を離さなかった。
「んくぅぅぅ〜〜〜っっっ♡んっ、んくっ……ごくっ……♡」
もう何度目かの射精だというのに、エルキュールの射精量は衰えない。それでもクオンは余すことなく愛おしそうに飲み干していった。
「れりゅっ……ちゅぷっ……♡はぷぅっ……んんっ♡」
小さな白髪のエルフが最後の一滴まで飲み干していく光景はあまりにも淫らで、エルキュールですら見惚れてしまう。
やがて飲み干し終えるとクオンは微笑んだ。
「えるきゅーるの、おいしかったよ……♡」
だから、ちゃんとできたから、二人みたいにご褒美欲しいな……♡
クオンは再び硬さを増していくエルキュールの肉棒を見ながらそう続けるのだった。
仕方ないなとエルキュールは答えつつも興奮してくる自分を抑えるのに精一杯で、優しく彼女の身体を股座に抱き寄せるのだった。
「んんっ……あうっ♡えるきゅーるぅ……ひうっ♡」
(エルキュールと同じ年だったら……恋人同士に見えるのかな……)
エルキュールに背を預け、幼い身体を愛撫されるクオンはそんなことを考えているようだった。エルキュールが老け顔なのもあって、いつも兄妹どころか親子?とすら思われることも多いクオン。
さらに種族の寿命さも考えればそれは今後も顕著になるだろう。
(ぼくが、人間で……エルキュールと同じくらいに、産まれてたら……)
そんなことを思わず考えてしまうクオン。こうして出会えたことを考えれば無いものねだりなのはわかっていても、思わずにはいられない。
エルキュールはそんなクオンの心情までは察していなかったが、彼女の小さな身体を優しく抱き締めた。
ずっといっしょにいる。その言葉を撤回するつもりはないと。
「…………そうだね、ありがとう……えるきゅーる」
両親の墓の前で彼は約束してくれたのだ。だからこそクオンはもう怖くないし迷う必要もない。
「ここ……えるきゅーるのあかちゃんがいるんだよ……♡」
子宮のあたりを撫でながらクオンは煽るように告げてくる。股間に激しく血流が集まるのを感じながら、彼は背面座位の体勢でクオンの幼い秘部に肉棒を擦りつけた。
「きて♡」
クオンの甘い囁きに誘われるように、エルキュールは彼女の膣内に肉棒を挿入していく。
「ひゃうぅっ……ひぅっ……きたぁ♡」
いくら幼いとはいえ何度も身体を交わらせているのだ。それも普段のエルキュールは今よりもさらに太く長く雄々しく仕上がった肉の槍。そんなものを受け入れるほど解されていたクオンの膣は、今のエルキュールの十分大きなモノでも受け入れていく。
「あっ♡ひうんっ……♡えるきゅーる、こうふんしてるっ……ぼくのなかで、びくびくってぇ……あぁっ♡」
蕩けた嬌声を上げながらクオンは華奢な身体を揺らしていた。エルキュールは彼女の幼い乳房にも手を這わせ、抱き込むように腰を突き上げていく。
全身が敏感な彼女はエルキュールが戯れに長耳を甘噛みしただけでも感じているらしい。その幼い膣内はさらに肉棒を締め付けてきた。
「えるきゅーるのっ……あかちゃん、いるへやぁっ……♡ぐりぐりって……されてるぅ……ひあんっ♡」
もし魔法で守られていなければ色々と不味いことが起きていただろう。エルキュールを改めて行為を控えめにしようとしたが、クオンはそれを遮った。
「ちゃんとまもってるからぁっ……ぱんぱんして……♡」
思えば妊娠判明後は三人もお預けされていたのだ。彼女達はエルキュールのモノを本能的に求めているのだろう。
エルキュールはクオンのおねだりに答えるように、ゆっくりと優しくだが腰を突き上げていく。
「あっ♡あうっ♡えるきゅーるに、あかちゃんのへや、こんこんされてるっ……♡」
子宮に優しくノックされながら、クオンは甘い声でそう漏らした。蕩けた彼女の声をもっと聞きたくてエルキュールは激しくも優しく腰を動かしていく。
「えるきゅーるっ……すきぃ♡だいすきぃっ……♡」
子供のような愛の言葉の連続だが、それほどまでにクオンはエルキュールを求めている。一人ぼっちの生活が彼のお陰で終わりを告げて、大好きな人達と幸せに暮らしていけるのだ。
いつか種族の違いの宿命から逃れられぬとしてもクオンはこの一時も逃したくない。
「んんぅ♡えるきゅーるっ……びくびくってしてるっ……♡いいよ、たくさんだしてぇっ♡」
絶頂の予兆を感じ取ってクオンは膣内を締め付けてエルキュールに射精を促した。もちろんエルキュールもそれを拒む理由はない。
「あうっ♡ああっ、あぁぁっ♡んんぅぅぅ〜〜っっっ♡♡♡」
最奥に勢いよく放たれた熱い奔流に、クオンも再び果てた。ビクビクと身体を痙攣させながら余韻に浸り、耳元に当たるエルキュールの荒い息遣いをBGMにクオンは放心している。
「ぁ、うぅ……えるきゅーるぅ……♡」
「えるきゅーるさま……♡」
「えるきゅーる、さん……♡」
幸せそうに寝息を立てるフェニアやアリアも抱き寄せて、エルキュールも寝息を立てていく。
甘やかしたい、尽くしたいと彼女達は言うが、エルキュールにとってはもう十分すぎるぐらい彼女達から貰っているものがあった。
誰かを愛したり愛されることはないと考えていたエルキュールの人生。それを華やかにしてくれたのは、紛れもなくこの三人の少女達だ。だからこそエルキュールはこの三人を守るためならどんな相手にも容赦はしない。
そう心に誓いながら、エルキュールはゆっくりと眠りについていくのだった。