ワンピースFilm ForH Part.13
勝つのは家族か、英雄か部下により無事引き上げられたアプーは海水で力が抜けた体をなんとか起こすと同じようにぐったりしたルフィを持ち上げる
そのまま覇気を込めてルフィにコブラツイストをきめた
ルフィ「いででででででっ!!!」
アプー「くぉんのアホがぁっ!!!あーれーほーど海の近くで飛びつくなっつったろーが!!!殺す気かっ!!!あれでオラッチが死んだらお前ぇを祟り殺してやらぁっ!!!」
ルフィ「ずびばせんっ、ずびばせんでしたっ!!!」
見事に決まったお仕置きコブラツイストに拍手をおくるボニーと唖然と見るセセリ
そうして騒いでるとサニー号とポーラーダンク号がルフィ達のいる桟橋に停まった
ナミ「まーたあんたは勝手に行って!!!」
ゾロ「だがアプー達はすぐ見つかったぞ。ホーキンスの占い通りだな」
ロー「ルフィぃっ!!!」
キッド「お前勝手に行ってんじゃねえぞっ!!!」
アプー「あ?」
2隻の船から声が聞こえてようやくアプーはゾロ達に気づいた
ルフィへのお仕置きもほどほどに
アプーは思っていたより集まってた兄弟に驚いていたが事情を聞けば納得した
アプー「なぁるほどな~」
海面を眺めてアプーは頷く
アプー「つまりオメーら、変になったジジイと戦ってなんとかする方法を探しつつ、狙われてるならいっそバラバラでいるより一ヶ所に集まろうとしたと」
ボニー「だからドレークとホーキンスも一緒に乗ってたんだな」
2人の船とクルーは万が一のことを考え別行動としたただでさえ目立つ船が5隻固まってると敵に見つかりやすいしまた短い期間で襲われるのもつらいところがある
なので船の修繕と必要物資の調達をクルーに任せドレークとホーキンスはルフィの船に滞在することとなったのだ
アプー「ローとキッドの船はオラッチ達全員集まるにゃ狭くなりかねない保険てとこか。その話に乗るならオラッチとボニーもそっちの船に......てのは構わねぇけどよ」
アプーはちらりとセセリを見る
クルーではない一応客人という扱いになるこの少年を自分の船に放置するのもどうかと思う
思うのだが
ぐごぎゅるるるるるる
まずは末弟と長女の腹を黙らせた方がいい気がする
でないと色々うるさい
アプー「一回街に行って買い出しさせてくんねーか?こっちの話もしてぇしここを逃すとうちのもんが飢え死にする。マジで」
ドレーク「ボニー......」
ボニー「私は悪くないっ」
キラー「ファッファ。こっちも今のうちに揃えられるもんを揃えておきてぇ。構わねぇよ」
情報のすり合わせと今後の方針はアプーとドレークとホーキンス、ローとキラー、ロビンでやることになりそこにセセリも同行することに
他は買い出しやら食事散歩や休憩となった