逆に暴れるしかない
俺はしがないG5海兵
怖い面したスモーカー中将にいつもこき使われて正直辟易していた
でもこの前大佐ちゃんから預かった書類を持って、スモーカー中将の部屋をノックしても返事がないから勝手に入っちゃったんだ
そしたらスモーカー中将がウトウトしてたから声をかけようか迷って、手を伸ばしたその時パッと目が合って、つい「すみません!!!!」って敬礼したんだ
そしたら、少し顔を伏せて耳を真っ赤にして
「....忘れろ」ってつぶやくからこの人も可愛いとこあるんだなってどこか心が踊った
そこから、色々と話しかけるようになったんだ
大体挨拶から世間話、好きな食べ物がスモークチキンだった時はそんなとこまで煙なのかよって吹き出してしまった
そんな中でスモーカー中将は自分にしかこういうところを見せないんじゃないか、自分だけがスモやんの可愛いところを知ってるんだと自慢気に思うようになった
スモやんが他の人と喋ってれば俺の方がお前らよりもスモーカー中将をよく知ってると感じるし、上半身を露出してるのは正直心配だ
だってあんなの欲情されるだろ
現に俺は全然余裕で抜ける、白くて綺麗な肌と筋骨隆々で艶かしい体のアンバランスさがエロさを際立たせてると思う
好きだ、正直こんだけ目をかけてくれてるってことは俺のこと好きだろ
って、思ってた
けど、ある日執務室の扉が少し空いてて中からガタガタ音がしたから中を覗いたんだ
そしたらそこには全身タトゥーを入れた男がスモやんに覆いかぶさっていた
正常位でドスドスと音がしそうな勢いで腰を打ち付けてた
スモやんの顔はよく見えなかったけど耳をすましたら「好き...♡好きッ♡ロォ...♡」って聞こえた
俺は知らない、スモやんのあんなとこ
想像の中で大体スモやんは全然喘がないし全然違う
違うけど...俺はめちゃくちゃ興奮していた
今すぐに止めに入りたいけど、止めてしまったら見られなくなる
見たくないけど、目が離せない
だって夢にまで見た好きな人の痴態だ
でも夢は長く続かなかった
あの死の外科医と目が合ったのだ
認識されたのだ
俺は怖くてそこから逃げ出した
どうしようもない、いくじなしだった
こうやって俺の初恋は終わったし、俺の性癖は年上でおっぱいがでかくて葉巻を吸ってる男が寝盗られる想像でしかイけなくなった、クソが、終わりだこんちくしょう
っていう俺にだけ優しい(そんなことない)スモやんが彼氏のローとどちゃどちゃラブラブセックスしてるとこ見せつけられて無事性癖をぐちゃぐちゃにされたいモブでした