レイヴンズサークル参加設定案(改変の余地あり)

レイヴンズサークル参加設定案(改変の余地あり)


『今宵は君のために踊ろうか』

『マタドールが赤い布を使う理由を知っているかな』

「………そんなに幼く見える? オレ」


〈呼称〉妖麗王子

〈種族〉只人

〈性別〉男

〈年齢〉不詳

〈所属〉レイヴンズサークル

〈外見〉黒髪銀目褐色肌の少年のような姿。鍛え上げられた肉体を持ち、ヒラヒラと靡く羽衣を纏っている。

〈概要〉

《レイヴンズサークル》に所属する冒険者の1人。

気品があり丁寧なやさしい言葉遣いと、まるで踊り子の様な目を惹きつける戦い方が特徴的。彼は別に王族の血を引いていたりする訳ではないのだが、彼の纏うその優雅で優美な雰囲気から自然と『妖麗王子』の名で呼ばれる事になった。

……なのだが、より事細かに説明するのであれば、この『妖麗王子』はぶっきらぼうな剛力の男と優男風味な魔法の羽衣により演じられる姿である。男は口数が少なく無愛想なので、魔法の羽衣が言葉を紡ぎ口説き倒して補うカタチだ。

とはいえ二者一身の彼らからすれば『妖麗王子』の姿は決して虚飾などではない。特に気にする必要もないだろう。


〈戦闘〉

蝶の様に舞い、蜂の様に刺す。

変幻自在の羽衣で相手を惑わし惹きつけ、鍛え上げられた肉体による剛力の一撃を叩き込む華麗なヒットアンドアウェイ戦法。

彼が操る魔法の羽衣は伸縮性のある布として敵を翻弄する他、敵を拘束する為に用いられたり、遠くのものを掴み取ったりする。


〈魔法の羽衣について〉

正式名称は「デモンクロス」。

古代迷宮で発見された遺物らしく、相当に年季がある。

天衣無縫、変幻自在の羽衣であり、デモンクロス1つあれば冬服も夏服も対応可能。彼は常にこれを纏っている。

自浄機能と高い特殊耐性を持ち、物理的な威力を伴わない攻撃であれば大体耐えられる優れ物。

王子さまの様な気品のある言葉遣いをするが、その本質は悪魔的。主人となった者に尽くし、甘美の堕落へと誘うことを至上の目的とする様な魔性である。が、今の主人を堕とすのには中々苦労しているらしい。


〈命題〉

・無し。強いて言うならば『宝物』

基本的に彼は宝物を追い求めて冒険をしている。

ただしそれは、資産価値を求めてのものではなく、未知との出会いに期待してのもの。どれほどの苦難の末に手に入れたものであっても、使い道には興味がなくあっさり手放してしまう。

己の肉体と魔法の羽衣さえあれば、後はどうでも良い。そんなスタンス。




『君が宝物を溜め込むタイプなら、堕落させるのも楽だったんだけどね』

『なんでその性格で、宝物探しなんてするのさ』

「お前と出会ったのが、迷宮の中だったからな」

『? ………??

 ……………それって、どういうこと???』



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