ルミ会長への不健全マッサージ
「──あのさ、先生?薄着になった途端、目隠しされたのはどういう事かな?」
「あたしも……先生にだったら、嫌じゃないけどさ。むしろ好き、かも?」
寝具を退避させたベッドの上に、ルミを座らせているけど。アイマスクさせていても感じる気がする……ルミの熱のこもった視線を。
"まぁ、色々とね……それともうひとつ。両手でちょうちょを作ってほしい"
「?いいけど、こう?……わっ」
彼女の重なった親指を、まとめて結束バンドで縛ってやった。ツマミをいじれば解放できる、再利用可能なものだ。
「もう、心配性だなぁ。あたしからは手を出さないよ?」
「それとも……あたしへの仕込み?全身を愛撫されて、息も絶え絶えになった所をペロリ……ってさ♪」
カラカラと朗らかに、穏やかでない発言をするなぁ。こちらはそのつもりは無くても、誘惑に負ける恐れがあるから洒落にならない。
……
「あ……んっ、いいよ、先生♪」
ルミの背中に回り、彼女の首筋を優しく揉み始めた。艶かしい彼女の声を聞き続けるだけで……まあ、いろいろと元気になりそうというか。
「あ……♪ふふっ、くすぐったいよ、先生?」
"ん……ちょっと我慢しててね"
マッサージ箇所は、首筋、背中などを経由して、腋窩リンパ節に移っている。仰向けになったルミの腋をおっかなびっくり刺激している最中だ。
さっきまで、ルミの臀部をマッサージしてしていた影響もあって。
すごくやわらかいおしりだとおもいました、と思考能力が削がれてしまってた。
"……"
改めて、ルミに意識を向ける。
くくられた手指を頭上に逃して、両腋をあらわにした体勢になっている。所謂「くっ、ころせ!」のアレだ。アイマスクで視界を塞いでいるから尚のこといかがわしさが増している。まあ仕方ない。
半裸の胸元には気休めのタオルを被せている。予め付けてもらったニプレスと合わせれば万が一の時も安心……そう思いたかった。
サイズが合ってないせいなのか、桃色のわっかが見えた気もするけど、それを認めるとウチの玄武くんが首を長くし始めてしまう。そうなるのも時間の問題?それはそう。
ルミの腋を恐る恐る揉んでいるのは理由があって。下着の支えのないルミのおおきなよこちちが両手に乗っかってくるから参ってしまう。しかも、人肌のしっとりしたそれに触れる度に、ルミの吐息が熱を帯びてきてませんかコレ。何というかマズい。
"えー、上半身のコリは解消されたようですね、お客様。最後に……鼠蹊部リンパ節のマッサージに移らせていただきます"
"両脚を開いて……はい、良いですねー。もし痛かったら教えて下さいね"
首筋、腋と来て、いよいよ最難関の箇所をまさぐる時が来てしまった。
特定の層にはお馴染みの鼠蹊部。前から見えるお尻とか、あの辺に神経が通ってる……って事で良いんだっけ?
「んっ……あん♪」
そんなデリケートゾーンを愛撫しろと言われればこうもなろう。ルミの喘ぎは、こちらの心拍を的確に刺してくる。こうなればセルフサービスで対応してもらおうか。
不意に、鼠径部へのマッサージを取りやめる。すると案の定、ルミが疑問を口にした。
「ん……あれ、もうおしまい?あったまってきたところなのに……♪」
"いや、まだ仕上げが残ってるから……よっ、と"
ルミの後ろに回り込み、彼女の上半身を抱き起こした。そこで生じた空間にてあぐらをかき、今一度ルミの身体を引き寄せる。
続けて、ルミの手指の結束をほどいてあげた。同様にアイマスクもだ。
"ルミ、体育座りの体勢から、両脚を上げてくれるかな?"
「あ……ふふ♪素直に言ってくれればいいのに。くぱぁ♡ってしてほしいんでしょ?」
"──まあ、そうとも言うね"
太ももを両手で支えるように開脚するルミ。何故か彼女のショーツが湿り気を帯びているような?ふしぎなこともあるもんだ。
もっとも、これからその内側に潜り込む事になるのだけど。
"よし。それじゃ次は、ルミの右手を借りるよ……んっ"
彼女のしなやかな右手を引き寄せる。
「ひゃっ♡せ、せんせ?」
ルミの手の甲に私の掌を重ね、移動させてやった。
行き先は……改めての、所謂『リンパのほう』だ。
「んっ……♡」
既に仕上がっていたルミの秘裂へ、彼女の中指を徐々に沈み込ませる。これらはルミの自発的な慰みで、そこに私の意思は存在しない。いいね?
「あ♡これ、いいっ♡ひとりでするのと♡ぜんぜん、ちがう……♡」
ルミの手を鷲掴み、緩急をつけてピストンさせてやる。淫猥な水音を響かせる中、彼女はうわごとのようにひとりごちた。
「うぅ♡これ、すきっ……すき♡せんせ♡」
「──い♡イく♡せんせ……ッ〜〜ッ♡♡」
一際激しい緊張を経た後に、嬌声を伴って全身を弛緩させるルミ。
彼女から放たれた潮によって、シーツの一隅に恥知らずな地図が形作られた。
"……"
「はぁ……♡あ……先生の……すっごく苦しそう♡あたしのせい……だよね♡」
「ね、玄武商会の跡取り……先生に仕込んでほしいな……♡」
なるべく穏便に済ませようと努力してきたけど……たがが外れる音が聞こえた気がする。誘惑するルミに、ふらふらと吸い寄せられ……
昼夜を問わず、ルミという極上のメスを存分に味わう事になった。
End