ルフィ「トト!やって欲しいことがあるんだ!」
「………」スー
「………」ガチャガチャ
「……………」キラン!
「……」カミペラペラ
「………」タイホウバーン
「ウタウタの~味方ロボ!ってやらせてんじゃねぇよ!!!」バシン!
「駄目か?」
「駄目に決まっとるわァ!」ボカン!
「え~…皆が寝てる間にトトに操ってもらって仕事をやってもらう、通称
『皆が寝てる間にトトに操ってもらって仕事をやってもらう作戦』
いいと思ったんだけどなぁ…」
「作戦名長いわ!しかもそのまんまじゃねぇか!」
「あのなルフィ!俺の『味方ロボ』はなァ、使うとすっげぇ疲れるんだよ!」
「どんぐらいだ?」
「いやもう今スヤァ…」
「死んだな」
「勝手に殺すなァ!」
「つーかこんなアホみたいな作戦だれが賛同してんだよ!」
「ウソップ」
「特に仕事もねぇじゃねぇか!!!」
「まだナミとかサンジとかならわかるぞ!?海図かくとか飯作るとかあるからなァ!ウソップが寝てる間なにしたいってんだよ!!」
「コーヒー飲みたいってさ」
「勝手に飲んでろ!!!!」
「おれも寝てる間やりたいことがあってだな…」
「ルフィの願いなら聞いてやらんこともないぞ」
「肉食いてぇ」
「起きてる間に食え!!!!」
「寝てる間に肉喰って楽しいか!?美味いか!?」
「寝てる間に飯くったことは食ったことねぇからなぁ~」
「いやあるだろ!!」コクバンドン!!
「これとか!!!」シリョウバン!!!
「あったわ」
「なんでこういうのは素直に認めるかなァ~~!」
「じゃあ食ってない!!」
「そういうことじゃねぇよ!!!!」
「オラァ認めろっつってんだこんな作戦意味がねぇってよォ!!!」
「?、ないと思うぞ?」
「そこは認めんなよ!!!」
「俺の時間返しやがれぇ~ふわぁ~ぁ眠い!」
「一緒に寝るか?」
「いっとくが、ルフィに拒否権はねェからな」
「寝るぞー!」
「今から寝るやつとは思えないほどのハイテンションだな…尊敬するぜ」グッ
「どこに尊敬してんだよ」
「ガチャ」
「思ったより音でなかったから擬音は声に出すタイプのFUNK…」ボソッ
「?、なんか言ったか?」
「なんでもない」
「トトー、お前ちゃんと毛布かけろよー」
「どうせルフィのせいで朝にはどっかにいってんだ。かけてても意味ねぇ」
「じゃぁこんなのはどうだ?」
「俺を敷布団にすんな」
「これでさ~トトがおれを抱き枕みたいにすればいいんじゃねェか?」
「こうか?」
「そう!これなら落ちないだろ!」
「まァ、いいかもな」
「トト柔けぇななんか」
「……」(武装色硬化)
「寝ずれぇ…」
「……」
「柔けぇ…お、ここ頭置こ」
「(そこ谷間だァ!!!!)」
「足のばそ…」
「(このポーズだと俺ががに股になっちまうんだが…)」
「スー…スー…」
「(寝てんじゃねぇぞこいつマジで…)」
ジ───
「(あっでも寝顔可愛いな、許す)」
「(ねむ…ねる…)」
「…………」
「朝だァーー!!!」ムクッ
「うるせぇ!!!!」ガバッ
「あ?毛布…」
「あー結局かけたんだよ、トトが寝たあと」
「そうか、あ、ありがとな、ルフィ///」
「お前トトらしくねぇなぁ~病気か?」
「うがぁ~!!待てルフィオラァ!!!」