ルフィがロビンも抱き潰すお話 その5-1 -乱れ、狂い咲く花-
調子に乗ってSSを書き始めた人はたして、島は見つかった。
島の名は、アツラエム。
火山島であり、規模こそ小さいものの温泉で栄えるその島は、かつて"ネオ海軍"との一件で訪れ、今は消滅してしまった"セカン島"を彷彿とさせる。
懸念していた島の治安も問題なく、航海の疲れを癒し、物質を補給するにはうってつけと言えた。
そして無論、ロビンとの"逢引き"の場としても。
上陸した麦わらの一味は、停泊して島を満喫することにした。
停泊中はシフトを組み、交代で船番と観光をすることになった。
そして組み合わせは以下の通り、
・ルフィ、ナミ、ロビン
・ウソップ、フランキー、チョッパー
・サンジ、ジンベエ
・ゾロ、ブルック
…なお、誰と誰が組むかは くじ引きで決めたが、そこにイカサマがあったかは定かではない。
◇
「…それじゃ、後は"二人で"楽しんでね」
笑顔でナミはそう言った。
当然ルフィ、そしてロビンに向けてである。
三人は自分たちが観光する番になると、貸し切り宿に向けて出発した。
手配したのは勿論ナミ。
費用はロビンと相談して着なくなった衣類や服飾雑貨を売って調達。
そしていざ、宿に到着した後は自分は別の宿に泊まるからと言い、スタスタと一人だけで行ってしまった。
「ナミも温泉楽しめよ~!」
しかし、ルフィは気にせず、はにかみながらナミを手を振りながら見送る。
一方のロビンはと言うと、
-本当にありがとう、ナミ…。
腕を組んで微笑みながら、立ち去っていくナミを見送っていた。
そこには素直な感謝の気持ちがあった。
元はと言えば、かなり無茶なことをお願いしているのだ。
説得するのに"かなり強引なこと"もした。
けれど、ナミはここまでしてくれた。
感謝してもしきれない。
なにか別の思惑があるのは薄々感じ取っているが、ナミの言う通り楽しむこととしよう。
「んじゃ、おれたちも行くか。」
「ええ、そうしましょう」
こうして二人きりになったルフィとロビンは、宿を向かいゆっくりと歩き出した…。
◇
宿には大きめの露天風呂が付いていた。
天然温泉らしく、湯加減も良い。
檜の浴槽に石畳、竹垣で囲われた趣がある造りだ。
身体を軽く洗い、二人は並んで肩まで浸かり、ゆっくり手足を伸ばしていた。
「…そういえば初めてだよな。 こうやってロビンと一緒でいるの」
ふいにルフィがロビンに話を振った。
「ふふっ、そういえばそうね。今まであまり一緒にいたことなかったわね…」
ロビンは小さく笑いながら答える。
今までの航海、冒険の旅の中でルフィとペアになったことはほとんどない。
大抵の場合、他の仲間が一緒にいた。
ある意味とても新鮮な感覚だった。
だが、それはそれとして言いたいことがある。
「ところで、一ついい?」
「……?」
「自然な形で混浴してるけど、別々に入るべきじゃないかしら」
ロビンはバスタオルを身体に巻いているものの、ルフィは全裸である。
胸の大きな傷跡、ワノ国の経て更に逞しくなったその身体を惜しげもなくひけらかしている。
当然、股座も丸見えである。
表情こそいつものように涼しげであるが、ロビンの内心はかなり動揺していた。
-直で見ると、本当に大きいわね…
ルフィのガタイだけではない。
"ナニ"もでかいのだ。
勃起状態でないのに太く長い。
雁首は深い段差があり、凶悪なフォルムを作っていた。
"今までの経験した男たち"より大きくて逞しい。
それは強大な力を持つ竜が寝ている姿を想起させる。
ルフィとナミの情事を能力で覗いた時に一度見ていたが、こうして自分の眼で見るとでは違う。
通常でこれなら、勃起したらどうなるのか?
それを身体に収め、最奥を突かれたらどうなるのか?
思わず想像してしまい、静かに唾を飲み込んだ。
そんな彼女を横目で見て、ニカッと笑った後、ルフィは言った。
「にっしっしっ、もしかして恥ずかしいのか?」
意地悪そうに聞いてくるルフィに、ロビンは冷静さを保ちつつ返答する。
「そういう訳じゃないけど……」
平静を装うロビンに、ルフィはニカッと笑いロビンを抱き寄せた。
豊満な乳房と引き締まった臀部が触れる。
そしてルフィは、ロビンの美しい蒼い瞳を覗き込んだ。
「……。」
また、あの眼だ。
捕食者の眼が、自分を見つめる。
黒い瞳の奥でギラギラとした光と粘ついて激しく燃える炎が見える。
情炎にあてられて顔と体だけでなく、心まで上気する。
心臓が高鳴って、頬が紅潮していくのを感じる。
ふいにルフィの顔から笑顔が消えた。
先程までの悪戯っぽい笑みは消え、更に顔を近づける。
そして、ロビンはルフィに唇を奪われた。
「んっ…はむ、ちゅるるっ…んちゅ、んれろ、れろ……はむ……んふぅっ」
優しく舌を絡めとり、歯茎や内頬を舌で舐める。
互いの唾液を交換し合い、こくこくと飲み込んでいく。
「じゅるるるっ…んちゅっ…ちゅぢゅっ、れろっ……んむっ、じゅる゛っ」
キスをしながらルフィは、ロビンの尻に手を伸ばし揉みしだいていく。
白く大きなヒップをぐにぃっと掴まれ、肉棒がロビンの腹にぐりぐりと押し当てられる。
肉棒はどんどん熱く、硬く、大きくなっていく。
-すごい、これがルフィの……♡
その熱さにロビンは身震いし、膣口から愛液がじわりと溢れ出すのを感じた。
舌の動きは激しさを増し、口内を蹂躙する。
更に空いた手が乳房に向かい、口内と尻の動きと裏腹に優しくゆっくりと揉んでいく。
心身とも高められ、痺れるような、それでいて心地良い快感を全身に感じる。
十分ほど経った頃、ゆっくりとルフィが口を離した。
「ぷはっ……はぁっ♡…はぁっ♡…はぁっ♡」
二人の唇の間には糸が引いていた。
息が荒くなり、ルフィはニヤリと笑う。
そして、ロビンの耳元で囁いた。
その声音は低く掠れて艶っぽく、熱い吐息が耳にかかった。
瞬間、ゾクッと背筋に震えが走る。
子宮がきゅんきゅんと疼き、頭がクラクラする。
「…ここでするか?それとも部屋でするか?」
ルフィの言葉にロビンは、はぁっ、と甘いため息をつく。
そして、潤んだ瞳でルフィを見た。
それは情欲に溺れた女の貌だった。
ロビンは立ち上がり、露天風呂の縁に寄りかかる。
そして、ルフィに向けて足を広げ、右手の人差し指と中指で秘所を開いた。
ひくひくと蠢かせながら愛液を溢れさせて、ロビンは懇願した。
「もう…我慢できないわ。挿入れて、ちょうだい……♡」
-今すぐ抱いて欲しい。
-ルフィに滅茶苦茶にされたい。
-子宮がきゅんきゅんとうずき、淫らに疼いている。
理性など既に消えていた。
もはや、場所などどうでもいい。
早くあの肉棒を味わいたい。
ロビンは自らの性的欲求に忠実に従い、雄をルフィを誘う。
ルフィもそれに答えるかのように立ち上がった。
そして、ロビンの秘裂に己の剛直を押し付ける。
-くちゅり……♡
「ああっ……♡」
亀頭が入口に触れるだけで感じてしまう。
遂にルフィに犯されるのだ。
乱暴に、激しく、そして情熱的に。
期待と興奮で、乳首と陰核がビンビンに勃起している。
それを目にしたルフィは、ロビンの瞳をじっと見つめながら口を開いた。
「わりィけど、覚悟しろよ…。夜は絶対に寝かせねェ……。」
-徹底的に抱き潰す
-何回イっても止めることはない
-完全に打ち止めになるまで続ける
そうルフィは宣言した。
その言葉にロビンは妖艶な笑みを浮かべ迎え入れた。
「えぇ……お願い……私のこと、めちゃくちゃにして……♡」
そう言い終わると同時に、ルフィはロビンの身体を貪り尽くさんと覆い被さる。
長い長い、饗宴の夜が始まった……。