ラビュリンス編/ハーピィ・ガール編

 ラビュリンス編/ハーピィ・ガール編


 「誰がいいかしら?」

 シトリスに捕らえられた女性たちは男に気に入られようといやらしく 肢体をアピールしたり甘い声で誘惑をしたりしていたがそのなかでも一際存在感を放つものがいた

 ラビュリンスである

 白銀の城の主である彼女は侵入者を罠で迎撃することに強い悦びを感じていたが、逆にシトリスによって罠で捕らえられてしまったことで今では少しでも生き永らえようとまるで踊るように自身の豊満な乳房を揺らし、艶めかしく腰を振り続けていた

 「ご主人様、もっと見てくださいまし」

 男が自身に視線を向けたことに気づくと動きはさらに激しいものになる

 雪のような白い肌と男を惹きつけてやまない豊満な肢体、黙ってさえいれば深窓の令嬢もかくやという美貌を持つ姫君がプライドを投げ捨てこのように媚びいる姿は酷く滑稽であると同時に倒錯した美しさを放っていた

 「ラビュリンスがいいのね?」

 男はコクコクと頷ずきながら答える

 「さっきの踊りすごく良かったわ。もう一度見せてくれるかしら」

 「へっ?」

 ラビュリンスは動揺した、先程は男に選ばれるために必死だったがそれに期待の眼差しを向けられると流石に羞恥心が勝ってしまう

 「ごっ、ご主人様…」

 ラビュリンスは男に視線を向けて助けを求める

 男が望めばシトリスも引き下がってくれるだろうと考えたからだ

 「ふふっあなたも見たいのね。よかったわねラビュリンス。あの子も気に入ってくれたみたいよ」

 呆気なく男から梯子を外されたラビュリンスは観念して再び舞い始めた

 「私を見てくださいませ!」

 そう言って激しく動くたびに大きな乳房が激しく揺れ動く その様子を男は食い入るように見つめている

 「うふふっ楽しそうね」

 シトリスが男に囁きかけると男はハッとした様子で首を横に振ったが視線はラビュリンスに釘付けだった

 「あらあら恥ずかしがっちゃって……可愛いわね」

 そう言ってシトリスはクスリと笑みを浮かべた

 ラビュリンスは恥ずかしさから顔を真っ赤にして俯いていたが男の視線が自分に向けられていることに無意識に興奮しているのか時折ビクンと身体を震わせていた

 「よくがんばったわね」

 シトリスはラビュリンスに労いの言葉をかける

 愛玩動物である男と違い、捕らえた女性たちには冷徹に振る舞うシトリスではあるが男を悦ばせるために懸命に努力をするものに対しては相応の態度で接していた

 ラビュリンスの踊りですっかり興奮した男は早速ラビュリンス乳房を鷲掴みにして揉み始める

 「ああっ……ありがとうございます」

 男は夢中になって胸を揉み続けるとやがてシトリスと同様に母乳蜜が吹き出したが彼女のものは少し違う

 シトリスは捕らえた女性を自身と同じように母乳のような蜜を出せる身体に作り変えるのだが、その開発の途上でラビュリンスは自身の母乳を吹き出したため、あえて片方の乳房には手を加えなかった

 そのためラビュリンスは片方からシトリスの母乳蜜が、もう片方からは自身の母乳が出るという状態になっていた 

 そのため男はそれぞれ味の異なる母乳を存分に堪能することができた

 シトリスの母乳蜜はドロドロとした粘り気のあるものでその甘さを一度でも知ればそれ無しでは生きられないほどの中毒性を秘めており、一方のラビュリンスの母乳はサラサラとしていて後を引くような味わいであり、シトリスの母乳を飲んだ後に飲むとまた違った風味が楽しめるといった具合だ

 「わたくしのミルク美味しいですか?」

 ラビュリンスに尋ねられ男は何度も首を縦に振る

 「ふふっ、嬉しいですわ」

 そう言うとラビュリンスは男の頭を優しく抱きしめた

 「わたくしに甘えていいのですよ」

 男はラビュリンスに甘えるように彼女の胸に顔を埋めた

 「おっぱいでちゅよー」

 ラビュリンスはシトリスが男を甘やかすべく耳元で囁きかけた

 「よしよーし」

 男はラビュリンスの柔らかな肢体に抱かれすっかり骨抜きになってしまったようだ

 「ここもすっかり元気になっちゃいましたね」

 そう言いながらラビュリンスは男の肉棒を撫でる

 「わたくしににまかせなさい」

 ラビュリンは妖艶な笑みを浮かべると男の肉棒を手で扱き始めた

 顔には乳房による柔らかな感触が、下半身には温かく滑らかな手のひらの感覚が加わり男は堪らず腰を浮かせる

 ラビュリンスは男の肉棒が最大限に勃起したことに気づくと一度手と乳房を離し男を解放する

 「こんなに大きくしてかっこいいですわね」

 そういうと今度は男の肉棒を乳房の間に挟み込んだ

 シトリスの母乳蜜とラビュリンスの母乳が潤滑油となりまるで膣内に入ったかのような快感を男に与える

 「嬉しいですわ。いっぱい気持ち良くなってくださいまし」

 そう言ってラビュリンスが乳房を動かす度に水音が響き渡る

 「ほら、もっとしっかり挟んであげますわ」

 そう言ってラビュリンスがより強く胸を圧迫すると我慢の限界に達した男は勢いよく射精しラビュリンスの乳房を汚した

 「たくさん出ましたわね。偉いですよ」

 そう言ってラビュリンスは男の頭を撫でた

 「お掃除いたしますわ」

 ラビュリンスはそう言って男の肉棒に舌を伸ばす

 白銀の城にいた頃の彼女は部屋を散らかしても後始末はすべて召使いに丸投げしていたが、積極的に男を悦ばせようと奉仕する姿は彼女がシトリスと男に屈したという事実を物語っている

 「んっ……ちゅぱ……おいひいれすわ」

 精液とシトリスとラビュリンスの母乳が混ざりあった肉棒をラビュリンスは丹念に舐め取っていく

 苦味と甘みが口の中に広がるとラビュリンスはうっとりとした表情を浮かべる

 「おいしそうね。私も一緒にいいかしら」

 そういうとシトリスも口奉仕に加わった

 「元気になあれ、元気になあれ」

 シトリスが囁きながら口で吸い上げると一度は射精し萎えきったはずの男は再び硬さを取り戻していった

 「わぁ……すごいですわ」

 「嬉しいわ。もっと気持よくしてあげる」

 シトリスはここからが本番とばかりに舌の動きをさらに激しくしていく

 「わたくしも続きますわ」

 そう言ってラビュリンス動きを激しくする、シトリスに屈してもなお負けず嫌いな部分は変わらないようだ

 シトリスは唾液をたっぷり含ませた舌で亀頭全体を包み込むように舐める

 ラビュリンスも同様に亀頭にしゃぶりつき、カリ首を中心に責め立てる 二人の美女から同時に快楽を与えられて男はもう限界だった

 「あら、また出るの?いいわよ好きなだけ出しちゃいなさい」

 シトリスはそう言ってさらに激しく吸引し、ラビュリンスはさらにペースを上げる 男は促されるがままに大量の精を放った

 「ふふっ、また汚れちゃたわね。もう一度綺麗にしてあげないと」

 二人に肉棒に付着した精液を一滴残らず舐め取るころには男もぐったりとした様子で荒く息を吐いていた

 「少しやりすぎたかしら?」

 シトリスは心配そうな声で男に話しかけると、男は首を横に振って否定した

 「よかったわ。またいっぱい気持よくしてあげるからね」

 その後疲れ果てた男をシトリスは葉っぱのベッドへと運び頬に軽く口づけをして男が眠りにつくまで手を握りしめて男を見つめていた

 「みんな大切なお話があるの。聞いてくれるかしら?」

 男が寝静まったタイミングでシトリスは男の性玩具にするために捕らえた女性全員に呼びかける

 口調こそ普段通りの穏やかなものだったが有無を言わせない迫力があった

 「まずはラビュリンス。あなたはキープすることに決めたわ」

 キープとはシトリスの本体である葉で捕らえたものの養分を吸うことを免除することである

 男が死を迎えるまでにお気に入りの性玩具に先立たれるのは不憫だというシトリスの慈悲による措置であった

 「よくがんばったわね。あの子もあなたのミルクがおいしいとよろこんでいたわ。それと…ダンスもね」

 ラビュリンスは自身の痴態を掘り返され顔を赤らめるが安堵の表情を浮かべ胸を撫で下ろした

 「次は間引きね」

 その単語を発するやいなや女性たちの表情は恐怖に染まった

 シトリスは男を飽きさせないために新たな性玩具を逐一用意しているが、男の身体は一つであるため過剰な人数を抱えるのはシトリスにとって手間でしかない

 「私はねあの子には幸せでいて欲しいの。たとえあの子が明日私に食べられると告げられても、私と出会えてよかったと笑って言えるような人生を送らせてあげたいの」

 シトリスはそこで一度言葉を切ると、真剣な眼差しを女性たちに向けた

 「あの子の生涯は一瞬なの。だからこそ一日一日があの子にとって最高の思い出になるよう大切にしたいの」

 シトリスの言葉には心の底からの愛情が込められていた、だがその対象に女性たちは含まれていなかった

 「だからあの子のために真剣になれない子は必要ないの」

 そういってシトリスは一人の女性に指をさす

 彼女は男への奉仕に対して消極的で、選ばれても露骨に嫌な表情を浮かべることが多かった

 女性は何度も謝罪の言葉を口にするがシトリスは取り合わず、女性の身体に粘液が纏わりつくと、それは彼女の身体を溶かしていき瞬く間に骨だけになった

 「ごちそうさま」

 シトリスはあえてこの行為を見せつけることで他の女たちの危機感を煽り、男への奉仕を徹底させた

 シトリスの慈愛によって塗り固められた男にとってはどこまでも都合のいい花園はシトリスによる恐怖による支配で支えらていた

 その凄惨な光景に怯えを隠せない少女がいた

 彼女はハーピィ・ガール

 顔立ちこそ幼いが大人顔負けの豊満な肉体を持つ彼女もまたシトリスによって捕らえられた哀れな犠牲者の一人である

 女性しか存在しないハーピィの一族にとって男とは使い捨ての種馬であり、男を甘やかし幸福を与えることをよしとするシトリスの思想は受け入れ難く、気高いハーピィの思想にのっとり男への奉仕を拒んで死を選ぶつもりだった

 しかし、先程みせつけられたおぞましいシトリスの姿に完全に萎縮してしまい、気づけばシトリスに跪き命乞いをしていた

 「あ、ああ……ゆるしてください……なんでも…しますから」

 シトリスはそんな彼女に微笑みかけると優しく語りかけた

 「真剣になってくれて嬉しいわ。あなたも一緒に間引こうか考えていたけどやめておいて正解だったわ」

 さらっと告げられた残酷な事実にハーピィ・ガールは震え上がるがシトリスの笑顔は慈しみに満ちており恐怖の対象であったはずなのにハーピィ・ガールは奇妙な安心感をおぼえた

 「あなた、母乳蜜は出したい?」

 女性の身体に手を加え母乳蜜を出せるように改造する行為は女性による志願によって行われるものだった

 あえて優劣を作ることによって女性たちに競争心を高め、男への奉仕に精を出してもらうためだ

 「は、はい……」

 「それじゃあ、私のおっぱい飲んでみる?」

 シトリスの問いにハーピィ・ガールは戸惑いながらも首を縦に振った

 「うふふ、可愛い」

 シトリスは自らの乳首に吸い付くように促すと、恐る恐るといった様子でハーピィ・ガールはシトリスの胸にしゃぶりついた

 「んっ……」

 そこから母乳蜜とは違うなにやらドロドロとした液体が吹き出す

 「さあ、飲み込んで」

 促されるがままに液体を飲み込むと、不思議と身体中が熱くなり甘い疼きを覚えた

 「はあんっ」

 突然の快感に声を上げてしまう

 「どうかしら?美味しかった?」

 「はい……甘くて……なんだか変になりそうです」

 「うまくいったみたいね」

 ハーピィ・ガールの乳房は一回りに大きくなり、シトリスが乳首を擦ればそこからシトリスと同じ母乳蜜が吹き出た

 「これであの子をいっぱい甘やかすの。できるかしら?」

 「はい……がんばります」

 しばらしくして男は目を覚まし誰に甘やかしてもらおうか思案しているとシトリスがハーピィ・ガールを連れ話しかけてくる

 「ハーピィ・ガールはどうかしら?もちろん他の子のほうがいいなら変えてあげるわよ?」

 男はハーピィ・ガールに苦手意識があった

 甘えようとすると拒まれ睨みつけられたからだ

 「ご主人…さま…お願いします…どうか…私を」

 上目遣いで男を見つめるハーピィ・ガールに以前のような高慢な様子はなく、頬を赤くさせながらたどたどしく懇願する姿とそれとは相反する成熟した肉体とのギャップは男を興奮させるには十分すぎた

 「私の舞も…見てくだい」

 それはハーピィとしての華麗な舞ではなくラビュリンスが披露した品のない踊りだそれだけ彼女も必死だった

 思いが通じたらしく男は彼女を指名した

 「よかったわね。あなたがいいみたいよ」

 「ありがとうございます…選んで…いただけて…嬉しいです」

 鼻息を荒くする男への嫌悪感をなんとか抑えて、ぎこちないながらも笑顔も浮かべると早速男はハーピィ・ガールのたわわに実った果実を揉みだく

 「んぐぅっ」

 「ふふっ上手よ」

 その手つきは愛撫というよりもただその柔らさを堪能するためだけの稚拙なものだがシトリスはそれを褒め頭を撫でる、彼女は男の行動すべてに愛おしさを感じていた

 「あなたはどう思う?」

 それは自身と同じように男を甘やかし褒め称えろというハーピィ・ガールへの圧力である

 「はい……とても……気持ちいいです」

 ハーピィ・ガールはシトリスの真似をして男の頭を撫でると、男はさらに調子に乗りハーピィ・ガールの乳房を貪る

 「ああ、ご主人さまぁ……もっとぉ」

 ハーピィとしての誇りを捨て去り男に媚を売ってでも生き永らえようとする自身の浅ましさに嫌悪しながらも今は耐えるよりなかった

 「実はね、この子母乳蜜がだせるようになったの。飲んでもいいのよ」

 男はハーピィ・ガールの乳首に吸い付きいまかいまかとその時を待っている

 「あっ、だめぇ、そんなにしたら出ちゃいます」

 乳腺が刺激され乳首からは母乳蜜が溢れだし、男は勢いそれををすすりはじめた 

 「激しく…吸っちゃ…いやあ」

 ハーピィ・ガールははじめて体験する母乳を出しそれを吸われる感覚に翻弄されながらも男を甘やかそうと翼で優しく男の背中を擦る

 「あんっ、そんなに、強く噛まないでぇ」

 男が強く噛みつくたびに母乳蜜は吹き出し、それを飲むほどに男の性欲は昂ぶっていく

 「ふあ…なにこれ…私、へんになってる」

 シトリスによって身体を作り変えられた影響かハーピィ・ガールは母乳蜜を出すたびに快感を覚えはじめていた

 「あらあら、こっちも濡れているわよ」

 「ううっ…」

 シトリスに秘部が濡れぼそっていることを指摘されるとハーピィ・ガールは恥ずかしさから顔を隠してしまう

 「ほら、あの子はこっちも舐めたいみたいよ。かわいくおねだりしてあげなさい」

 シトリスに促されるとハーピィ・ガールは股を開き秘部を指で広げる 

 「ご主人さま…私の…おまんこ…はうっ…」

 言い慣れない卑猥な単語をうまく紡ぐことができなかったがその初々しい仕草に男は満足すると舌を這わせはじめる

 「私の……いっぱい…舐めて」

 男はまるで犬のようにハーピィ・ガールの秘部にむしゃぶりつく

 「んんっ…じょうず…じょうず」

 ハーピィ・ガールはぎこちない笑顔を浮かべながらなんとか男を褒め称える言葉を絞り出す

 「身体の力を抜いて大丈夫よ。あなたはがんばってるってちゃんと伝わっているから」

 シトリスはハーピィ・ガールの緊張を解こうと頭を撫でながら優しく語りかける

 「はい……んっ……頑張ります」

 上はシトリスによって頭を、下は男によって秘部を、それぞれ異なる刺激は同時に与えられ快感の波となってハーピィ・ガールを襲う

 「んんっ、すごいぃ、こんなの初めてぇ」

 身体中を巡る快感の奔流に耐えきれず腰が砕けそうになるが、シトリスに支えられなんとか体勢を保つことができた

 「見て、あの子のモノがガチガチになっているわ。よくがんばったわね」

 「はい……嬉しい……です」

 男が興奮してくれたことが嬉しくてハーピィ・ガールは笑みをこぼすと、シトリスも微笑み返し頭を撫でてくれる

 ハーピィ・ガールにとってシトリスが畏怖の対象であることに変わりはない、だがそれと同時に彼女に褒めてもらえることに喜びを感じていた

 「ご主人さまお願いします…私の中に…挿れて下さい」

 ハーピィ・ガールは自ら男の上に跨がり挿入を促すと男は待ってましたとばかりに彼女の腰を掴み一気に貫いた

 「ひゃうん!すご……大きい」

 はじめて経験する膣内を圧迫される苦しさとそれ以上の快楽にハーピィ・ガールの顔は蕩けきっていた

 「気持ちいいです……いっぱい……突いて」

 ハーピィ・ガールは男に抱きつき甘えながら懇願する

 男はハーピィ・ガールの要望に応え動きは激しくなっていく

 「あんっ、いいですぅ、もっとぉ」

 男とハーピィ・ガールの結合部からは愛液と精液が混じりあったものが溢れだし、肉同士がぶつかり合う音が響き渡る

 「あなたのナカいまどうなってる?」

 シトリスは意地の悪い笑みを浮かべて質問する

 先程ハーピィ・ガールが卑猥な言葉を口にしようとする際に男がひどく興奮していることに気づきあえて辱めるようなことを聞くようにしていた

 「あんっ、おちんちんが…入ってますぅ」

 ハーピィ・ガールは恥じらいながらも答えた

 「どこに?」

 シトリスは追撃を加える

 「私の…おまんこにぃ」

 「じゃあもう一回最初から」

 「はい……ご主人さまのおちんちん……私のおまんこに……入っています」

 「それから?」

 「ご主人さまで満たされて……すごく幸せ……です」

 その言葉に男の興奮は最高潮に達し射精へと至る

 「あっ、熱いのが来てる……イクっ!」

 絶頂を迎えると同時にハーピィ・ガールの子宮は収縮し男の精をすべて搾り取ろうとする

 「ふふっ、よかったわね。あなたも気持ち良くなれて」

 「はい……ありがとうございます」

 ハーピィ・ガールはぐったりとした様子の男を優しく抱きしめると乳首を咥えさせる母乳蜜を与える

 かくして他のハーピィのように華麗に舞い、鋭く攻撃する事ができるようになりたいというハーピィ・ガールの願いは儚く潰え

 代わりにシトリスのように男のすべてを受け入れ甘やかしたいという夢がうまれた

 たとえそれが恐怖から逃れるための現実逃避だとしても彼女は確かに幸福を感じていた

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