ラビュリンスのアブナイ「鏡迷宮」2

ラビュリンスのアブナイ「鏡迷宮」2





白銀の城に「鏡迷宮」が設置されて数日後のこと。

アリアーヌは鏡迷宮で会ったコピーアリアンナ達が気掛かりになっていた。


あの子達元気にしてるのかしら…

という心配の気持ちと、

またあの体験をしてみたい…

という情欲の気持ちの板挟みになる。


入れば何とかなるかな…とその場のことは未来の自分に託すことにした。


とはいえ前回入った時散々な目に遭ったのも事実である。

最後は本物のアリアンナが現れてコピーアリアンナ達を皆んな抱き潰した。そこでアリアンナに回収されてようやく脱出できたのである。

何が起きたかはアリアンナも知っている。

だから自分のコピー達がアリアーヌに何をしたかを改まっては聞かない。そのため双方でビミョーな空気が流れていた。


ちょっとだけ…入ってみようかしら…


そうと決まれば行動は早い。

入る前に入念にチェックを行う。

媚薬スプレーの装置は全て電源を切り、コピーの産まれる数に上限を低く設定しておく。


こうすれば前みたくおもちゃにされることはないだろう。


そう考えて再びワープホールの前に立つ。


入るのに必要な呪文をキーとして唱え、アリアーヌは「鏡迷宮」に突入した。






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見覚えのある光景があった。


そしてあの時と同じく、鏡からコピー達が生まれ落ちる。

唯一違う点は、現れるのはコピーアリアンナ達だけだということ。向こうはお出迎えの気分らしい。


『あら、久しぶりねアリアーヌ』

『また来てくれたの?』

『嬉しいなぁ』

『私たちに何が御用?』


瞬く間に囲まれるアリアーヌ。

そしてコピーアリアンナ達は腕組みまでしてくるほどに積極的だった。


『えへへ、ぎゅーっ』

『すんすん、アリアーヌいい匂いがする〜』


ベタベタしてくるコピーアリアンナ達。

コホンと気持ちを整えてアリアーヌは言った。


「前あんなことあったけど、やっぱり心配になったのよ、貴方達のこと…私が生み出したようなものだから…」

『アリアーヌは優しいなぁ』




「あと、その…」

『…?どうしたの?アリアーヌ…?』


顔を真っ赤にして恥ずかしがりながらボソッとアリアーヌは言う。



「あの時のを思い出しちゃって…」




『アリアーヌったら、以外とえっちなのね』

『いっぱい相手してあげる♡』

『大好きなアリアーヌといっぱいシたいな♡』


チュッ


左にいたコピーアリアンナがほっぺにキスしてきた。

『1番もーらい♡』


艶かしい音と同時に左頬にキスマークがつく。


『あ!ズルいズルい!私もー!♡』

『じゃあ私は右いくね?』

『おでこチュッ』


胸から上に沢山のコピーアリアンナが集まる。

けれども前と違って無理矢理ではない。

ひたすら甘えるようなキスだった。


『じゃあお耳いただきまーす』

『はーむ』



じゅるじゅる、ぬちゃぬちゃ


両耳を唾液が行き交う音が支配する。

時折耳たぶを唇で挟まれる感触がとても柔らかく、心地よい。


『どう?気持ちいい?』

『アリアーヌはこれ好きだもんね』


コピーアリアンナ達の吐息がとても近く感じられる。

徐々に空気の湿度が上がっていく。


はぁはぁはぁはぁ




ふっ


突然耳に息を吹きかけられた。


「ひゃっ!?」

『あはは、息で感じちゃうなんて可愛いな…』

『もっとふーふーしちゃおうか♡』


耳舐めと耳への吐息のダブルパンチはアリアーヌの感度を高めるのに充分な一撃だった。

前回とは違い、犯し合いになっているわけではないのに前回よりも気持ち良く感じる。


『私たちとアリアーヌは相性抜群だからね♡』

『今度はアリアーヌが私たちで遊んでよ♡』


攻守交代の提案を断る判断ができないほどアリアーヌの思考は気づかぬうちに溶けていた。


アリアーヌは近くにいたコピーアリアンナの胸を弄る。

『ひゃっ♡あっ♡アリアーヌったら積極的♡』

服の上からむにむにと柔らかい肉をまさぐった。


他のコピーアリアンナ達はアリアーヌの体に密着してスリスリをしている。


『アリアーヌの体ツルツルすべすべだね』

『ツンツンしちゃお♡』

『ぎゅー♡』


あちこちを抱きしめられる感触に耐えながらアリアーヌはアリアンナの服を丁寧に剥がした。


何をするか一瞬悩んだが、すぐに実行に移した。


コリコリコリコリ


『んあっ♡乳首から責めるなんて、アリアーヌの変態♡』


言われようがお構いなしにアリアーヌは続ける。


だんだん先が赤く硬くなり、何やら白い液体が滲み出してきた。


『アリアーヌに開発されちゃった♡いいよ、アリアーヌ。いっぱい来て♡』


言葉のままアリアーヌはコピーアリアンナのおっぱいの先を舐める。


チロチロチロチロ


敢えて弱い刺激を長く与えて焦らす。


『ちょっと♡変に焦らさないでよアリアーヌ♡変な気分になっちゃうよ…ああん!』


2人のメイドはまだ育ち盛り。

姫さまほど発育はしていないのでそれ以外は出なかった。

しかし弄られたアリアンナは満足そうに最後のキスをアリアーヌにした。


『ありがとうアリアーヌ、とてもよかったよ?またやろうね♡』


なんとも言い難い気持ちになって時間を確認すると時期に帰る時間になった。

姫さまの朝食の用意をしなければならないのだ。

名残惜しいがそろそろ出なければならない。


「そろそろ向こうに帰らなきゃ。朝食作らないといけないの」

『えー、そうなの?残念…もっといられると思ったのに。』

『また来てね、いつでも待ってるよ♡』




今回はみんなに見送られて城に戻る。

また、か…

時間ある時に来てみようかな…

そんなことを思いながらホールを抜けた。








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今回は無事に帰ってこれた。

さて朝食作らなきゃ。


軽い足取りで厨房に向かうアリアーヌ見ていたアリアンナ。

「アリアーヌ、朝から元気だなぁ…それはいいとして左についてるキスマーク、一体誰の…?」





続く?

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