ラクシュマナー(虐殺復讐悪魔ラクシュマナー)設定

ラクシュマナー(虐殺復讐悪魔ラクシュマナー)設定


【クラス】キャスター

【真名】ラクシュマナー

【外見】バーヌマティーより髪は短く、ポニーテールにしている。髪色はドゥリーヨダナと同じ。服はサリーで再臨ごとにガラリと変わる。炎を纏う母と異なり、水のオーラを纏っている。

【パラメーター】

筋力:D(第一、第二再臨時)/B(第三再臨時)

耐久:D-(第一、第二再臨時)/B(第三再臨時)

敏捷:D(第一、第二再臨時)/B(第三再臨時)

魔力:D(第一、第二再臨時)/A-(第三再臨時)

幸運:C

宝具:B(第一、第二歳臨時)/A(第三再臨時)

【クラススキル】

陣地作成 B:自身のArts性能を8%アップ

道具作成 E-:自身の弱体付与成功率を1.5%アップ

単独行動 A:自身のクリティカル威力を10%アップ

【固有スキル】

【キャラクター詳細】

ラクシュマナーは、ドゥリーヨダナとバーヌマティーの娘であり、ラクシュマナの双子の姉妹であり、クリシュナの息子サーンバの妻である。

「マハーバーラタ」等におけるラクシュマナーは、このような肩書きの女性であることしか語られていない。

しかし、現界した彼女はアルターエゴのように複数の要素を混ぜられたものではなく、ラクシュマナー本人として、サーヴァントとして成立している。本来ならばラクシュマナーは幻霊としてしか成立し得ないと思われるのだが……。

【プロフ1】

身長/体重:168cm/55kg

出典:マハーバーラタ等

地域:インド

属性:中立・中庸

義理の娘を案じたクリシュナが自身の法螺貝パーンチャジャニヤを、アルジュナがアスラのマヤに授けられた法螺貝デーヴァダッタをキャスター・ラクシュマナーの武器として与えた。

アルジュナになぜ彼女に法螺貝を与えたのかと聞くと、彼はこちらを見ずに「彼女はクリシュナの義理の娘ですから」と言うだけだった。

時々鋤を出して攻撃するが、これは義伯父バララーマが彼女に貸した鋤である。

【プロフ2】

ラクシュマナーは、クルの王女としてクリシュナの息子サーンバと婚約した。二人はこの時すでに互いを想い合う恋人同士であった。

しかし、ラクシュマナーの兄弟ラクシュマナがバララーマの娘ヴァトサラーと婚約したものの、既にアビマニュに恋していた彼女はクリシュナの指示を受けたガトートカチャにより攫われ、アビマニュの妻となった。

これに激怒したドゥリーヨダナによって、ラクシュマナーとサーンバの婚約は破棄されてしまった。ラクシュマナーを愛していたサーンバは、カウラヴァの都ハスティナープラへ単身赴き彼女を攫って結婚しようとしたものの、捕らえられ牢獄に入れられてしまった。これを知ったバララーマはドゥリーヨダナを訪ね、甥の解放と婚約破棄の無効を求めた。

息子ラクシュマナが侮辱されたドゥリーヨダナはバララーマに文句と悪口を言ったが、激怒したバララーマは巨大化し、鋤でハスティナープラを海に引きずろうとした。これを受けてドゥリーヨダナがすぐさま謝ったため、バララーマはドゥリーヨダナを許し、サーンバと彼の妻になったラクシュマナーを連れ、ヤーダヴァ族の暮らすドヴァーラカーへ帰った。


【プロフ3】

その後、義父クリシュナや義伯父バララーマ、義兄プラデュムナらにサーンバの妻として、家族としてラクシュマナーは大切にされた。しかしクルクシェートラの戦いから36年後、ドゥリーヨダナら百王子の母、つまりラクシュマナーの祖母であるガーンダーリーの呪いによってヤーダヴァ族が内乱で滅亡すると、ドヴァーラカーは荒波に沈んだ。

夫を火葬する炎に飛び込んだり、森で暮らしたりするのではなく、まだ生きていたいと願った女性たちは孤児を連れて逃げたが、ラクシュマナーは夫と義理の家族と、その思い出とともに海に沈むことを選んだ。既に両親と兄弟を喪っていた彼女は、義理の家族と夫との思い出の詰まったドヴァーラカーから離れてまで生きるつもりはなかった。

ラクシュマナーのこのような最期は、「マハーバーラタ」には書かれていない。サーヴァントとして現界した彼女だけが、このことを記憶している。

【プロフ4】

◯バララーマの鋤:B

ラクシュマナーはサーンバの良き妻として、決して優れた英雄であるとは呼べない夫を支え続けた。その姿勢はヤーダヴァ族たちの好評を買い、特にサーンバの家族は彼女を高く評価した。

そんなラクシュマナーがサーヴァントとして現界するにあたり、義伯父バララーマは自身の鋤をいつでも呼び出せるマントラを彼女に授けた。

バララーマの鋤はクリシュナの円盤スダルシャナにあたる聖なる武器であるため、ラクシュマナーは鋤の限定的な効果しか発揮することは出来ない。しかし、それでも十分な威力が発揮される。

ゲーム内効果:自身のQuick性能をアップ(20%~40%)+攻撃力をアップ(20%~30%)

◯⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎のカリスマ:B

⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎に万が一の事態が起こり、本来全うすべき役割を果たせなくなった際に彼がその機能を受け継ぐために用意されたスキル。しかし汎人類史では⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎が機能不全に陥った後、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎が彼が担うべき役割を果たした。そのためラクシュマナーはその機能を発揮することはなかったため、ランクはやや低い。

ゲーム内効果:味方全体の攻撃力をアップ(3T/10~20%)+NP獲得量をアップ(3T/30%~50%)

◯ドヴァーラカーの荒波:EX

彼女は自身とドヴァーラカーを呑んだ荒波を纏っている。これは死因再現なのもあるが、ドヴァーラカーという土地の加護がラクシュマナーに与えられているからという理由の方が大きい。

ゲーム内効果:自身のNPをチャージ(30%~50%)+自身に毎ターンNP獲得状態を付与(3T/20%~30%)+フィールドが〔水辺〕のとき、自身のクリティカル威力をアップ(30%~50%)

【プロフ5】

『法螺貝の音色よ、今こそ戦場に響き渡らん』

ランク:B 種別:対軍宝具

レンジ:99 最大補足:18アクシャウヒニー

デーヴァダッタ・パーンチャジャニヤ。

キャスターとして現界するにあたり、義父クリシュナとその親友アルジュナに授けられた二つの法螺貝を吹き鳴らし、味方を鼓舞する宝具。

この時、同時に自身を飲み込んだ荒波を召喚し、敵を尽く呑み込む。

最大補足の18アクシャウヒニーとは、クルクシェートラの戦争に集結したパーンダヴァとカウラヴァの合計総戦力である。パーンダヴァが7、カウラヴァが11のアクシャウヒニーを集結させた。

なお、1アクシャウヒニーは21万8700の戦士で構成されているため、18アクシャウヒニーは約400万の戦士を意味する。これだけの人数を鼓舞出来るのは、クリシュナの法螺貝パーンチャジャニヤの影響である。しかしアルジュナの法螺貝デーヴァダッタをも鳴らすため、善なる者の方が影響を受けやすい。

ゲーム内性能:Quick宝具

味方全体の攻撃力をアップ(3T/10~20%)+自身と味方全体の善属性のサーヴァントの宝具威力をアップ(3T/10~20%)+敵全体に協力な〔人の力を持つ敵〕特攻攻撃+フィールドを〔水辺〕にする

【プロフ6】

(イベント「第二次クルクシェートラ戦争」クリア&絆5で解放)

『封印限定解放:人口削減機能・虐殺復讐悪魔』

ランク:A 種別:対人宝具

レンジ:99 最大補足:-

リリース・オン・リミテッド・スペア・オブ・カリ・ユガ

ラクシュマナーは、人口削減機構として作られたドゥリーヨダナの娘である。そのためか、彼女と兄弟ラクシュマナも神々によって人口削減機構のスペアとして作られた。

かつて、ある特異点ではアシュヴァッターマンの夜襲を経ても規定人数まで人口の削減が叶わなかった。既にドゥリーヨダナら百王子と片方のスペアであるラクシュマナは死んでいたため、困り果てた神々は唯一生存していたラクシュマナーに目をつけた。彼女に搭載されていた人口削減機構としての権能を強制的に発現させ、ガーンダーリーがクリシュナを呪う前にヤーダヴァ族をラクシュマナーを用いて滅亡させたのである。この時、彼女は夫サーンバと子供たちをも手にかけた。

カルデア一行は知り得なかったことだが、この時既に機構と化したラクシュマナーは暴走していた。だからこそ、愛する家族に手をかけ、カリを従えて各地で虐殺を行っていた。そして父と叔父、“兄”を殺したパーンダヴァを見たことにより、神々からのオーダーを書き換えて虐殺復讐悪魔と成り果ててしまった。

カルデアに召喚されたラクシュマナーは、汎人類史のラクシュマナーである。しかし、カルデアと彼女の縁が結ばれたのは特異点であるため、カルデアで召喚された彼女は、再臨をすると人口削減機構と虐殺復讐悪魔双方の側面が現れる。

しかし、ラクシュマナーは本来、復讐など願わぬ穏やかな女性である。そのため虐殺復讐悪魔としての力と、人口削減機構としての力の両方を普段は封印している。

彼女の宝具は、神々により設計された人口削減機能としての側面と、特異点で成り果てた虐殺復讐悪魔としての側面を象徴するものであるが、カルデアのサーヴァントである彼女はこれらの側面を限定的にしか解放しない。

限定的な解放をすると、カルデアの敵とみなした対象に現れたカリが向かっていくように見える。しかし実際にはカリではなく自身を最期に呑んだ荒波を出しており、敵は波に溺れているだけである。陳宮の『掎角一陣』のように、見かけと宝具の実態が異なっているのだ。……ラクシュマナーは宝具攻撃をする際に他人の命を使わないが。むしろ自身の命をドヴァーラカーとともに海底へ引きずり込んだ荒波を出しているため、ある意味では『流星一条』の方が近いかもしれない。

ゲーム内性能に変化なし

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