ヤンデレはいいぞ
サイファーポールの皆さんには例えばエニエスロビーの自室だとか職場に限りなく近いプライベートスペースで監禁して愛でてもらいたい
そこはほぼ表立って肯定されないとはいえ政府の正義のために働く彼らのアイデンティティを担保する場所のはずなんだ
相手をそこに閉じ込めておくだけの特別性を知ってか知らずか感じてるのが見たい
日常的に裏切り者の始末をしてるから他人なんて何時か簡単に裏切るもので先に縁を切っておいたほうが安全、くらいの感覚で当人の中では善意で孤立させるし、危なっかしいから自分のそばにおいて守ってあげなきゃとか考えて監禁始めそう
その好意をわかってくれないからイライラしてDVに走ったり、懇切丁寧に説得(洗脳)したりして息をするように幼少期から政府のために鍛え上げた技能をフル活用しそう
どこまでも政府の教育が染み付いてるんだ
そうして傍らにおいて愛玩したりお仕置きしたりするんだけど、加減をミスってポキっと骨折って、六式極めた自分や仲間たちとは程遠い柔さに仄暗い安堵と恐怖、それから若干の優越感を感じてほしい
海軍と違ってそうそう得られない一般市民の平穏な日常生活を守っている実感の代替として、その儚さを守ることで勝手に満足してほしいし、話題にならないのが正解で個を消すのが仕事みたいな日常の中で、段々暗部生活の清涼剤くらいの比較的お手軽(※当社比)な存在だったはずの相手に対して、唯一目に見える他ならない自分が守った成果として脳内麻薬ドバドバ分泌してズブズブ依存していってほしい、してくれ
故郷で教えこまれたであろう、正義とは強くなければならないという意識に「自分より弱い守るべき対象」が引っかかって、いつしか手段と目的が入れ替わって、弱いから守りたかったはずなのに守らないといけないほど弱いことを喜ぶようになってほしい
そんな状態でも一般人より世界の暗部を知ってていつ何が切り捨てられてもおかしくないのもわかってるから、いつか来る終わりにどこかで怯えている部分があってほしい
諜報員として他人の感情を操作するやり方は習っていても人の愛し方は教わってないからよくわかっていなかったらいい
ストレスかかってるせいで監禁前よりずっと弱ってるけど生きてるからヨシ!する歪さを見せてくれそう
薄々大事にしたいのに傷つけるばかりな自分には気づいていて、だけど手放せなくて苦しんでてほしいしそれが自分のためなのか相手のためなのかもごちゃごちゃになっててほしい
きっちり教育を受けた諜報員だから都合のいい勘違いを中々できなさそう
自業自得だしそうしたのは自分だけど愛情返されてもストックホルム症候群の文字しか浮かばなくて信じきれないしこれでよかったのか心のどこかで不安になっててほしい
自分が清廉潔白な人間ではないのは百も承知だから、余計情緒不安定になって執着を深めてほしい
それで独占欲強くなって、相手が誰かを視界に入れるのも誰かの視界に入るのも嫌になったらいい
政府の一番後ろ暗い活動を担ってるからこそ政府が崩壊してこれまでの自分の人生を肯定できなくなってしまったら最後の縁として縋ってほしい
政府という彼らの無法を許す理由がなくなったことで支配欲が薄れて依存型崇拝型ヤンデレ発動するタイプのアイデンティティクライシス起こしてもおかしくはないと思う
もっと言うなら
始末命令がでた相手を撤回できそうにないならせめて自分の手で…と殺してほしい
ずっと鍛え続けている六式は使わず、頭を打ち付けるとか首を絞めるとか純粋な暴力だけがいい
政府の荒事担当として植え付けられた獣性と理性の象徴みたいな体系立った暴力ではなく当人の本質がむき出しになった暴力で終わらせてほしい
殺さなきゃいけない悲しみと最後の時間を独占できる喜びでぐちゃぐちゃになって、でもこれまでの経験から殺しそこねることはないんだ
納得して自分で殺したはずなのに耐え難い喪失感を感じて死体から離れられなくなってほしい
政府の意思とややズレた行動を選んでしまうほど大事なのに、政府に逆らう選択肢より先に相手を傷つける選択肢を選んでしまう筋金入りの政府育ちのやるせなさを見せてくれ
正当な恋人なら駆け落ちその他選択肢もあったかもしれないけど、ヤンデレは文字通り病んでるのでこれまでの自分の思考を否定するような選択肢はほぼ取れないのがミソだと思う(※個人の感想です)