モル敗け

モル敗け


「獣如きに後れを取るとでも?」


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「やめっ、あ、ふぁああああああああ♡」


生娘のような声を響かせ、力尽くで囚われたモルガンは腹の奥で爆ぜる灼熱に喘ぐ。引き締まった腹は精液ボテで揺れ、地に届かぬ脚は無意味に揺れ、形のいい乳房もつられて弾み、雄の欲望を掻き立てる。ウェアウルフの、狼らしく長く続く射精の中、モルガンの体は順調に牝の喜びを見出し始めており、どんどん熱を帯びていく。まるで、淫蕩を極めたとされる汎人類史のモルガンに引っ張られるように。


「いい加減、に、ひぁああ♡」

(こんな、獣風情に………私が、あぁ♡)


モルガン自身の重みを利用して子宮を抉りながら、武骨な手で乳房を乱暴に愛撫される。それだけで声が出る程に感じてしまい、腹の奥がより熱く疼き、羞恥と屈辱で白い肌がより赤く染まる。ウェアウルフにとっては、そんな反応すら凌辱のスパイスに過ぎず、モルガンのナカを満たすペニスをより硬く屹立させ、一層乱暴に腰を叩きつけてくる。

苦悶と喜悦の狭間で喘ぐモルガンの体は、そんな乱暴な凌辱に適応していくように喜悦の色を濃くしていき、太腿を伝う愛液もより濃く、多くなっていく。乱暴なピストンに慣れていくにつれ、愛液でほぐれた膣肉は獣ペニスに絡み付き、苦痛を訴えるばかりだった子宮はより強い快楽を訴え、もっと抉られたいといわんばかりに降りていく。


「やめ、ぉお♡ちが、かんじてな、ぃいいいい♡あへ、ひ、ぃいいいいいい♡」


いい反応を示してしまえば最後、そこを念入りに抉られ、鳴かされる。快楽の色が濃くなればなる程に抵抗の意思がすり減らされ、体からより力が抜けていき、より脱出が困難になっていく。ウェアウルフが精魂尽きるまで抜くことすらできない以上、体力を温存せねばならないのに、それすらも難しい。

快楽の色が強まったのを感じ取ったウェアウルフが首筋を、うなじを、背中を不定期に舐め、乳房や腹を揉めば、モルガンも可愛らしい悲鳴と共に声を蕩かしてしまい、感じた分ナカが締まり、蕩け、ウェアウルフを悦ばせる。機嫌を良くされれば、より激しく奥を穿たれ、どんどん堕ちていく子宮を更に苛められるのだ。


「イ、く………♡また、イっちゃ―――ぁふ、ぁああああああああああ♡♡♡」


そこに叩き込まれる、途方もなく濃い精液。イったと認識できたのは、一瞬気絶した後だった。


「あ゛ー♡♡♡あ゛ー♡♡♡あ゛ー♡♡♡」


子宮の内側を濁流で殴られる感触で、収まり切らなかった精液が溢れ出す感触で、ナカで暴れ狂う灼熱で。何度も、何度もイって、終わっていない中で更にイかされて、凛々しい顔を蕩かし泣き叫ぶ。牝潮を散らし、腰を震わせ、許される限り体を暴れさせ、快楽から逃れようと足掻き、無意味に体力を浪費しながらイき狂う。射精中のウェアウルフは、そんな無様すら楽しみ、彼女が意識を失うまで嬲り続けるのだ。


「あひ♡いや、いやぁ♡も、イくのいやぁああああああああ♡♡♡」


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―――――ウェアウルフの住処。

気絶したモルガンは縛られ、彼らを愉しませる玩具として使われていた。


(ここは、我慢です………こいつが疲れれば、逃げ出す隙も出来る筈)


柔らかな乳肉の谷間でウェアウルフのモノを扱き、舌を這わせる。違和感の残る下腹を意識の外側に追いやり、自身の髪を掴み奉仕を強要する獣人に反抗的な目を向けながら、獣臭と雄臭の入り混じったモノを愛撫する。味と臭いに堪えながら、自身を下したウェアウルフを油断させ、疲弊させる手段であると言い聞かせ、耐えていると―――――


「―――――ぇ」

(そんな………)


隅かである以上、予想して然るべきだった、他のウェアウルフが現れる。

いずれもが発情を隠さず、モルガンへと獣欲に満ちた目を向けている。


「ひっ!?」


その体を持ち上げられ、淫裂と尻肉の谷間へと獣ペニスが押し付けられる。腹の奥がどうしようもなく疼き、同時に理解させられる。次はない、ここで犯されてしまえば、完全にダメになるという確信が、彼女の心に恐怖と………それと並び立てるだけの期待を生み、生娘のような振る舞いをさせた。


「やめて、そんなことされたら―――――」


重く生々しい音と共に、モルガンの体が落ちる。同時に、彼女の理性も完全に砕け散った。


「ぉ、ぁ………♡♡♡」


裂けんばかりに肉穴が押し広げられるのに、苦痛は一切ない。頭は快感と多幸感で満たされ、正常な思考は彼方へと消えた。あとに残されたのは淫らで浅ましく快楽を求める、冬の女王の面影など欠片もない牝のみ。ウェアウルフたちが欲望のままに腰を振り、その腹の奥を凶悪なペニスで抉れば、可愛らしくも艶めかしく、淫らな悲鳴で歓喜を示し、自ら腰を揺らすまでに堕ちた元女王の姿があるのみだった。


「ぉぐ、んぉおおおおお♡♡♡これ、すご♡イぐの、とまらにゃ、ひぃいいい♡♡♡」


牝潮を散らしヨがり狂っていれば、確信を得たウェアウルフたちが束縛を解き、自らのモノを差し出す。それを手で、口で受け入れたモルガンは、ウェアウルフたちの性処理道具として彼らの住処に置かれ、犯され続ける未来が確定したことも理解せぬまま、彼らの欲望を受け止めた。

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