モブ生徒の日記・真実

モブ生徒の日記・真実

身曲ツクリ

...に着きました、繰り返し...』

あれ?もう?ベルトを締めたばっかりだよ?

一分も経ってないよ?

周囲の乗客も不思議そうに思っているが列車の扉が開き、一部の乗客が降りる

私もまわりもそういう物だと思い降りた

駅の時計を確認する

...あれ?私の時計、ずれてる...何でだろ?

...まあいっか!

何かとても悪い夢を見た気がするがやはり噂はただの噂だった




...バコン

「!!」

バリケードを破り、奴らが入って来る

「いや!こないで!」

「嫌だ!私は...」

何か言い切る前に体の一部が抉られる

「うああああああああうぅ!」

痛みに耐えきれず彼女は叫ぶ

「やめっああああああうぐぅ...」

奴らに引きずられ姿が見えなくなる

きっと彼女は彼女の想像を超える痛みを味わうのだろう

永久に思えるほど長い間

...いやあ、これは...

...この声は私の求めていた声だ!

ああ!新しい曲のアイディアが次々と浮かんで来る!

惜しむべきは彼女を楽器でにできないことか...

きっと上手くやっていけるはずなのに!

いや、収穫時期には程遠いのかな?

ああ彼女には、何が似合うだろうか!

そう言いながらノートにその生徒の名前と特徴を書き込む

そしてひと際目立つ文字でこう書いた

"ハモンドオルガン"

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