メタゼイド人物図鑑

メタゼイド人物図鑑


♦︎旧仮面ライダーたち

 人類を敵視する悪性バグスターやそれを利用した陰謀と戦った旧世代の仮面ライダーたち。

 彼らの戦いは本編の10年前(2006年)に集結した。

 当時のゲーマドライバーは試作品で、精神汚染・異常な若返りといった副作用を持つ。


・日向恭太郎

 外科医。試作型ドライバーの副作用で常に沸騰寸前の怒りを抱えており、末期には会話もできないほど狂乱していた。英雄と呼ばれる一方バグスターからは『死神』と恐れられるバーサーカー。ゲムデウスと三日三晩の死闘を繰り広げた末に懐かれる。

・鏡灰馬

 外科医。若返りのせいで息子・飛彩から父と認識されず、常に絶望していた。家族愛のおかげで精神汚染度は比較的軽い。当時の変身姿が騎士に似ており、飛彩が騎士に憧れる一因となった。

・檀正宗

 幻夢コーポレーション社長であり、ドライバーや武器の開発者。メタモンバグスターが見つけたタマゴを大事に守っている。副作用で常に狂喜しており、疲労や痛みを感じない体になっていた。

・宝生清長

 医療機器メーカー勤務。副作用で感情を失っていたが、ドライバーの改良が進んだことで、正宗や灰馬と接したことにより芽生えた「永夢を愛さなかった後悔」を取り戻す。最後に永夢と一日遊んだあと、悪性バグスターに特攻し殉職。

・小星作

 幻夢コーポレーション勤務。志願者が変身したライドプレイヤーの一人で、超長距離狙撃が得意。

・ゲムデウス

 19世紀から存在するバグスターウイルス。日向恭太郎に懐き、人類を遊び相手と定めた。

・メタモンバグスター

 メタゼイドの語源(?)なバグスター。ポケモンのメタモン。当時は知能が高くなく、正宗とのタマゴを得たのも愛情表現の一種だった。ゲムデウスによって知能を飛躍的に高められ、自身が正宗に背負わせた重荷を理解してしまう。

・宝生望/パラドクス

 清長の「理想の父になりたい」永夢の「遊び相手が欲しい」恭太郎・正宗・灰馬の「清長に戻ってきてほしい」が融合し、清長の遺体の消滅とともに生まれたバグスター。父を喪った永夢の前に現れ、共に暮らし始める。

・檀生鏡太郎/アナザーパラド

 メタモンバグスターの能力で望パラドをベースに生み出したバグスター。強力な催眠・記憶改竄能力を持っており、旧ライダーたちの苦痛、永夢の清長に関する記憶を忘れさせたり、望パラドと永夢の幼少期を捏造して植え付けたりと暗躍する。自身が関わった記憶を保持する器でもあり、10年前の改竄されていない真実を全て知っているが表には出さない。一応の目的はバグスターと人間が共存する社会の維持。



♢電脳救命センター(CR)

 2011年に発足したゲーム病専門部署。主な業務はゲーム病の診断と治療薬処方、発生した良性バグスターの保護と検査、そしてトンチキバグスターを暴力で黙らせること。

・宝生永夢

 研修医かつ天才ゲーマー。暴力で全てを解決しようとする脳筋で、その強さとメンタルのブレなさから金剛石と呼ばれる。望パラドがギフトカードをくれるのも相まってソシャゲでは廃課金勢寸前。清長に関する記憶は檀生パラドに消され、望パラドを父親代わりと慕う。幼少期の記憶に手を加えられた影響で若干幼い。リセットについては「ゲームで頭がいっぱいで周りを見ずに歩いたから交通事故にあった」と記憶している。

・鏡飛彩

 天才外科医。永夢に負けず劣らずの脳筋でメスをへし折る怪力の持ち主。バグスターに襲われたが謎の騎士に助けられた話をよくするが父親だとは気づいていない。百瀬小姫とは学生時代からの付き合いで今でもラブラブ。両親・小姫・グラファイトに愛されのびのびと育ち過ぎたお坊ちゃんなせいか、24歳になっても小学生っぽい部分があり、かっこいいものに弱い。

・花家大我

 放射線科医。グラファイトとの因縁がないため本編よりふわふわで脳筋な先輩ライダー。なぜかバグスター騒動で酷い目にあう担当。キレ顔が若い審議官にちょっと似ているせいで正宗から怖がられるのが悩み。ゲーマドライバーを失くしたり忘れたりするが応急キットは絶対に忘れない。

・九条貴利矢

 監察医。CR内での腕力ランキングは最下位だが十分強い。反バグスター団体の実験台となり6歳幼女→26歳監察医に急成長&TSさせられたという設定が生えた。クロト・シロトの急成長に関するデータや団体に属していた監察医のデータが混入しているため幼女の頃の記憶は薄いが嗜好に影響が残っている。免許や戸籍は衛星省に保護された際にどうにかなったらしい。永夢に無自覚な淡い恋心を抱いている。

・仮野明日那/ポッピーピポパポ

 看護師。性格は本編と大体同じだが、メタゼイドでは院長から生まれたバグスター。良性バグスターと宿主を切り離しながら両方生存させる治療法の最初の成功例。その生まれから飛彩には妹認定されているが、実際はお姉ちゃん成分と父性を併せ持つ。

・鏡灰馬

 院長で飛彩の父。飛彩を上回る怪力で腕相撲では全勝している。一時的に若返った影響で腰はとても元気。自身の外見がまた変わってしまうのではという恐怖から常に手鏡を持っており、周囲には苗字に掛けた洒落だと誤魔化している。

・百瀬小姫

 鏡飛彩の恋人、職業は未出。5年前バグスターウイルスに感染し、1泊2日入院で完治すると共にバグスター・グラファイトを生み出した。実はグラファイトと合体変身できる。

・日向恭太郎

 衛生省の大臣官房審議官、CR創設にも関わった。ゲムデウスからの盟友認定は継続中。基本的には温厚だが、当時の戦いを想起させられるとバーサーカーに戻りかける。


♢幻夢コーポレーション

 マイティシリーズ等で有名なゲーム会社。CRと連携して良性バグスターの保護、人類社会に馴染むための研修、さらには雇用にも取り組む。

・檀正宗

 社長。いつも穏やかに微笑み、スレ内ではおじサーの姫と表現される程にほわほわした性格の55歳で、双子の息子とも仲良し。家族以外はガシャット名ではなく「(名前)くん」と呼ぶ。旧ライダー時のトラウマで孤独を極度に恐れる。最近プロモーションの一環でバ美肉を強いられお姫様アイドルにされた。

・檀クロト

 息子の黒い方。マイティシリーズなどビッグタイトルを担当するゲームクリエイター。旧ライダーの戦いが終わった後にタマゴから孵ったため、外見年齢は30歳だが実年齢は10歳で、性格も若干大人びているが年相応。外では大人として振る舞える。

・檀シロト

 息子の白い方。バカゲーやスルメゲーを手がけニッチなジャンルを開拓するゲームクリエイター。クロトと同様実年齢は10歳。クロトより怖がりなところがある。

・小星作

 ゲームクリエイター。シロトとの制作が多い。相棒のバガモンは広報部。シロトとはクソゲーを通じて仲が良く、永夢も交えて実況動画を撮ることもある。

・宝生望/パラドクス

 社長補佐やデバッグ担当。永夢を養うため入社した。本編のゲーム衣装ではなく清長の記憶に影響された地味ファッション。現在も永夢の前では良き遊び相手として振る舞うが、正宗たちの近くにいると「清長に戻ってきてほしい」という願いに影響され清長の思考や口調に戻りがち。

・グラファイト

 広報課だが具体的な業務は不明。百瀬小姫から生まれた良性バグスターで、感染していた五年前までの記憶を共有している。ツッコミ担当で永夢と飛彩の悪ノリに巻き込まれることも多い。料理が上手。初恋の相手は飛彩。

・天ヶ崎恋/ラヴリカ

 秘書課の天ヶ崎愛(派生スレ発祥キャラ)から生まれた良性バグスター。ナルシストな性格は本編同様。本人は社長補佐で、メイド業務を習得したラヴリーガールズは檀親子の身の回りの世話を担当している。

・メタモンバグスター

社内で遊んでいることが多い。変身してみんなを驚かせる。鳴き声は『もん』だが翻訳するとゲムデウスに似た口調。とぼけた表情の裏側では檀生パラドに罪を背負わせ続けることを悔いている。


♢その他

・檀生鏡太郎/アナザーパラド

 現在はY談バグスター(元ネタは吸死のY談おじさん)としてはっちゃけるバグスター。その一方で悪性バグスターの残党を矯正するなど、平和維持には今も熱心。その一環で八乙女の記憶を矯正したら父親と認識されてしまった。

・八乙女紗衣子

 父・財前を悪性バグスターに殺された科学者だが、現在は檀生パラドに家族の記憶を改竄され、パラドが父だと思い込んでいる。命さえ無事なら自分にも他人にも何をしてもいいと思っているマッドサイエンティストで、度々「八乙女案件」を引き起こしてはCRに迷惑をかける。かつての母に虐待を受けていた疑惑がある。


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