ミヤコさんも妊娠していた世界線 登場人物(原作主要キャラ編)

ミヤコさんも妊娠していた世界線 登場人物(原作主要キャラ編)




【星野アクア】

原作主人公であり、斉藤硝太の兄(実際は産まれるのが数ヶ月早かっただけの同い年の甥)。硝太からはアク兄、或いは兄さんと呼ばれるが、モノローグでは愛久愛海(アクアマリン)と長いキラキラネームで呼ばれることもしばしばある(本人は気付いていない)。硝太に対しては、アイの死と父親である壱護の失踪でPTSDと記憶喪失に陥り精神的に弱くなってしまったことを受け、半ば息子のように接している。

アイの復讐の為に、硝太が持つ情報収集能力と推理力、そして彼が抱え込んでいる憎しみや怒りの感情の大きさとそれに疲弊しない体質が使えると思いながらも、一方では彼を復讐計画から遠ざけるように図っており、アクアにとって硝太はある意味ルビーより甘い扱いをされている存在である。

尚、フリルルートにおいては硝太が彼の復讐計画を知り、止めに来たことで感情が爆発し、初めての兄弟喧嘩をする。

因みに、硝太自身がその感情を理解する前に終わったとはいえ、『今ガチ』で出会ったあかねに好意を持っていたのに自分が彼女と付き合い始めたことに少しだけ罪悪感がある(当の硝太本人はあかねが姉になると思ってめちゃくちゃ気ぶっている)。


【星野ルビー】

新B小町に所属するアイドルで斉藤硝太の姉(実際は産まれるのが数ヶ月早かっただけの同い年の姪)。硝太からは姉さん、或いはルビ姉と呼ばれている。しかし決して"お姉ちゃん"とは呼ばれない(多分アイルートだと"ルビー"呼びになる)。

アイの死と壱護の失踪でPTSDと記憶喪失に陥った硝太には、そのアイと重ねられることも多い。ルビーも硝太の事を弟として相当可愛がっており、硝太といる時は自分のことを『お姉ちゃん』と言ったり、警戒心が強すぎて友達のできない硝太にみなみを紹介するなどアクア以上に甘やかしている。

復讐に傾倒して以降もその関係は変わらないものの、様子が変わったことは硝太にすぐ気づかれており、後の彼の決断に影響させるほどである。

因みに高校入学時では推しが不知火フリルの為、推しが義妹になる。


【吉祥寺頼子】

人気漫画『今日は甘口で』の作者であり、『東京ブレイド』の鮫島アビ子の師。

フリルルートにおいてはストーカー事件によって片腕が使えなくなった硝太が『東京ブレイド』が好きと知って鮫島アビ子の自宅に招くなど気さくで温和な人物。

彼女本人のルートは今のところないが、硝太からの評価はかなり高く、苺プロの人物を除けば最も尊敬でき、信頼出来る大人となっている(恐らく『今日は甘口で』のヒロインと自分を重ね合わせている)。彼の他人への警戒心を考えると不思議であるが、そもそも吉祥寺と絡みがある人が少ないからか、それを疑問に思う声はない。吉祥寺も物腰柔らかな硝太の事をかなり可愛がっており、硝太からは『頼子さん』『頼子ちゃん』と下の名前で、かつ親しみを込めた呼び方で呼ばれているのに訂正をしようとしない。因みにこれまでスレ内で硝太が"ちゃん"付けして呼ぶ女性はあかね、ツクヨミ、吉祥寺、何かやらかした時の姫川のみである。

ルートによっては彼女の家にも家政夫バイトをすることになり、硝太が精力をつける料理を作るなどで頭が急にピンク化することもある。

この師匠あってのあの弟子である


【有馬かな】

新B小町に所属するアイドルであり、元天才子役。このスレでもアクアに頼み込まれてB小町に加入したことになっている。そのアクアに想いを寄せているのだが、人の感情に敏感な硝太にはあっさり見抜かれている。

現在勢いがある女優、黒川あかねとは仕事上のライバル関係にある。が、硝太が裏でお互いの仲を取り持つように図った結果、原作に比べると関係は改善している。硝太を可愛い後輩だと思っており、硝太自身も彼女を先輩として素直に慕っている様子。

フリルルートでは彼女が島監督との間に起こしたスキャンダルがきっかけとなり、硝フリ交際爆弾が投下されることとなった。

ちなみに彼女がアクアと結ばれるのはみなみルートでの想定となっている。


【ぴえヨン】

苺プロ所属のYouTuber。年収は1億。海パンにひよこの被り物とどう見ても不審者でしかない見た目だが、子供を中心に絶大な人気を誇っている。

このスレではぴえヨン=『かぐや様は告らせたい』の風野という説が有力。

原作より苺プロ、というより幼い頃のアクアとルビー、そして硝太と接する機会が多い。しかし筋骨隆々の身体でミヤコに近付いたからか、幼い硝太からの印象は最悪で、ぴえヨンを正面から叩き潰す為に幼少期から無理な特訓を自身に強要することを決意させたほどである(硝太の常人離れの身体能力は全てそのせい)。とはいえぴえヨン本人も武闘家という訳でもないので戦闘力自体は低い。高校生となり硝太もそれなりに落ち着いてきたが、まだそこまで慣れていないようである。

ルートによってはとある女性と関係を結び父親となる。

鶏肉は食べ物だからね、被捕食者側だよね


【黒川あかね】

若手実力派女優の一人。原作同様今ガチにてアクアと知り合う。このスレでも炎上騒動がきっかけで命を絶とうとするも、アクアと硝太の捜索のおかげで一命を取り留める。その後、アイのトレースを披露した際に、それを見た硝太はかつてアイに抱いていた感情を思い出した。

フリルルートでは宮崎で雨宮五郎の遺体を発見した際、偶然その場に居合わせた探偵の風祭豪と知り合いになる。その後、様子がおかしくなったアクアの身を案じ、アビ子からの依頼もあって硝太や風祭と秘密裏に連絡を取り合うようになる。その過程で、「星野アクアと星野ルビーには前世の記憶がある」という常人ではまず辿り着かない事実にいち早く気付くというファインプレーを見せる。

なお闇堕ちルートでは女優を引退し、消息を絶った硝太を追うため刑事になっている。


【熊野ノブユキ】

『今からガチ恋始めます』に出演した高校二年生のダンサー。裏表のない根明でノリのいい人物。今ガチのメンバーの中でもリーダー的存在で『ノブ』という愛称で呼ばれる。裏表のない明るい性格から硝太とは仲が良くオンラインゲーム等で一緒に遊ぶことが多い。遊ぶゲームは大体FPS。硝太にとって同性の友人達の中で一番相性が良く過ごしている時間も長い。今ガチにて共演したゆきと付き合っていることから硝太にとって恋愛面の先輩でもある。


【森本ケンゴ】

『今からガチ恋始めます』に出演した高校三年生のバンドマン。リアリティショーの中ではあまり目立たなかったが、落ち着いた性格と広い視野から硝太が気を抜いてボケられる数少ない相手。


【鷲見ゆき】

『今からガチ恋始めます』に出演した高校一年生のファッションモデル。小悪魔的な性格で今ガチの中心人物。小悪魔的な性格であかねの炎上の発端となったが、性格が悪い訳ではなくあかねを傷つけたことに本気で悲しんだりと友達想いな面もある。同い年ながら硝太のことを弟のように思っている。ノブユキと付き合っているため硝太にとって恋愛面の先輩でもある(恐らく唯一硝太に乙女心を教えられる人物)。


【姫川大輝】

劇団ララライ所属の俳優。星野アクア・星野ルビーの異母兄弟でもある。

原作同様、2.5次元編から登場している。硝太とは直接血の繋がりはないが、「姫兄さん」と呼ばれて慕われている。が、プライベートではポカをやらかすことも多く、その場合は呼称が「姫ちゃん」に格下げされる。

現実でもゲームでも彼に乗り物を運転させると100%事故る。

飛行機にジョセフを乗せるのよりも危険だと思う

フリルとは共演することも多く、フリルにも「姫ちゃん」と呼ばれている。

なお、フリルルートでは(後日談も含めて)天然気味の斉藤夫婦に振り回されるポジションとなっている。


【鳴嶋メルト】

スレでの初登場は原作通り「今日あま」でアクアと共演した時となっている。硝太とのファーストコンタクトは今日あまの打ち上げ会。ドラマ撮影時にアクアを(演技上とは言え)殴ってしまったことに負い目を感じていたが、それを察した硝太の気配りですぐに打ち解け、友人になる。それからは、「肉体改造したい」とつい口にしたばかりにぴえヨンブートキャンプでしごかれたり、アビ子宅の大掃除に呼ばれたりと文字通り体を張った活躍をしている。

なお、2.5次元編では硝太をボロクソにこき下ろしたとある人物に対し、普段の様子からは考えられない激昂ぶりを見せた。


【ツクヨミ】

雨宮吾郎と天童寺さりなを星野アイの子として転生させた仕掛け人であり、カラスを従えていることが多い。ミステリアスな言動と独特の雰囲気のため、アクアとルビーには警戒されているが、硝太に対しては非常によく懐いている。硝太も最初は彼女の詳しい事情を知らなかったものの、会う度に瓶ラムネやお菓子を奢るなど丁寧な接し方をしていた様子。

フリルルートでは、『十五年の嘘』で子役が見つからなかったところに現れ自ら子役を志願する、後述の通称"ブギーマン"と戦い窮地に陥った硝太に「あり得た世界線の黒硝子の魂」を一時的に貸す、など自ら状況を好転させるべく積極的に動いている。

これも彼女の硝太に対する好感度の表れか。

なお、その"あり得た世界線"では、自ら黒硝子を始末するべく戦いを挑んでいる。

ちなみに『おしえて!アイ先生!』では某弟子のぶるま枠で出ている。

ツクヨミちゃんの体操服姿の画像はよくれy(殴


【斉藤壱護】

苺プロの元社長であり、斉藤ミヤコの夫、そして斉藤硝太の実父である。かつてはB小町の東京ドームライブ開催を夢見ていたが、アイの死をきっかけに失踪。その後は裏で糸を引く黒幕を暴くべく暗躍していた。

実は硝太が生まれたのは、アイにとっての家族たる存在を作ろうとした彼の発案がきっかけだった。しかしミヤコの妊娠とほぼ同時期にアイの妊娠が発覚したため、当初の想定から変更し、アイを癒す存在としての役割を硝太に求めることになった。そのため、アイが亡くなったことで硝太の価値を見限り、彼と相対した際には「今のお前には何の価値もない」とまで吐き捨てた。

 人 の 心 と か

しかし実際は硝太に対して父親らしいことをしてこられなかったことに対して負い目を感じている点もあり、フリルルートで全てが終わった後には少しずつ関係が修復されつつある描写がされた。

なお、硝太とフリルの間に娘が生まれると、親バカならぬジジバカと化した。


【貝原亮介】(本格登場は4スレ目から)

アイの元ファンであると同時に、アイの自宅に押し掛け彼女を殺害した実行犯。

アイの死と同時期に自死した、と報じられていたが……?


実は亡くなったと思われていたのはカミキらによる隠蔽工作であり、彼本人は逃げおおせてカミキに匿われていた。以降は彼の指令に従いターゲットの命を奪う、殺し屋として活動していた。その腕前は10年以上に及ぶ数多の依頼をこなす内に研ぎ澄まされており、某ハロウィン映画の怪物にちなんで"ブギーマン"として都市伝説の如く語られている。

フリルルートではカミキと対峙した硝太の前に14年ぶりに姿を現し、その後B小町のライブ当日にも東京ドームに出現。最終決戦でも硝太をあと一歩のところまで追いつめるも、ツクヨミの助力を得た彼に圧倒され敗北。最後は道連れにしようと硝太に発砲するものの失敗。逆に龍珠組の構成員に頭部を撃たれ絶命した。

闇堕ちルートでは『十五年の嘘』関係者を次々に襲撃し、最終的に映画の製作中止にまで追い込む大暴れぶりを見せた。その後、アクアとルビーを始末、さらにMEMちょを手にかけるも、それが最終的に究極の怪物を目覚めさせる引き金となってしまった。

ここまで書くとかなりの強敵のように思えるが、実はみなみルートやゆらルートでは硝太に会うことなくあっさりと死亡している。これらのルートの彼はよほど運が悪かったのだろう。


【神木ヒカル】

芸能事務所神木プロダクションの代表取締役であり、アクアとルビー、大輝の実父。

物語開始前に雨宮吾郎および星野アイが亡くなった原因を作った張本人であり、才能ある者の命を奪うことに悦びを感じる異常者である。

本スレではその異常さが加速しており、自らが目をかけた才能ある者に対し、

・その者や自らを詮索する者達を"害虫駆除"と称して消す

・その者に危害を加え得る存在が現れたら"雑草取り"と称してこの世から消す

・その者から限られた仕事を奪う無能な有象無象を"実選り"と称して始末する

・ここまで手をかけて育てたその者の才能が完全に熟し、後は衰え枯れていくのみと判断したら"収穫"と称して命を奪う

……と一つの才能を摘み取るまでに数十数百の命を平然と踏みにじる狂気ぶりを見せている。また、アイを手にかけた後の貝原亮介を匿い、上記の仕事を依頼するためのエージェントに仕立て上げている。

フリルルートでは、ストーカー事件で硝太が重傷を負った所に偶然通りかかる。元々フリルについてはそう遠くないうちに収穫するつもりだったのだが、『この少年がいれば彼女は当初の予定以上に才能を培える』と判断し、後の楽しみのために硝太を助けた。しかしこれが後々悪手となり、映画『十五年の嘘』が完成してしまい、窮地に追い込まれる。最後の悪あがきとして亮介と共謀し、東京ドームを丸ごと吹き飛ばす爆弾を仕掛け、B小町のドームライブに訪れた5万人を爆殺しようと企むが、事前に動きを察していた硝太とアクアに阻まれ、爆弾を止められた挙句に現行犯逮捕。余生を堀の中で過ごすことになった。

ゆらルートでは亮介がマスターに単騎で始末されてしまったため、自らの手でゆらを始末すべく、彼女を登山に誘う。だが彼女の身を案じた硝太が立ちはだかり、山中で直接対決する展開となる。

闇堕ちルートでは『十五年の嘘』関係者を事故に見せかけて次々と葬り去り、映画を製作中止にまで追い込む。その後、自身に害なす存在となった実子達を亮介に依頼して殺害するが、これが最終的に彼の破滅への引き金となった。

と、ここまで書くととんでもない大悪党に思えるが、実はみなみルートでは過去の悪行がバレてあっさり逮捕される。本物の裏社会の住人に結託されては手も足も出なかったようである。

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