ミモザ
ゼブライカがイチモツを抜き取ると同時に、ミモザの秘所からゼブライカの白濁液がどぷどぷと漏れ出しミモザが崩れ落ちる。
あまりの快感故に身動き一つできずに浅く息をするミモザだが、ゼブライカはそれを気遣うことはなく再び剛直を突き入れようとする。
「や、やめ─」
まだミモザの身体は激しい蹂躙の快楽が抜けきっていない。再び突き入れられることを恐れる理性と、あの極上のイチモツをまた味わいたいという本能が拮抗し
どちゅんっ!
そんなことは知ったことではないとばかりにゼブライカのイチモツがねじ込まれた。
「お"ッ───!!?♡」
ミモザの端正な顔が再び歪み、その口から下品な雌の喜びの悲鳴が漏れる。
一度射精したことでその精液が潤滑液となり、よりスムーズにミモザの中を行き来する。
パン!パン!とリズミカルに湿った音が響き、その合間にミモザの「あ"ッ!?」「お"ッ!?」という喘ぎ声が挟まる。
ゼブライカはもはや単なる性欲処理ではなく、明確に「この雌を孕ませ、子を産ませたい」という強い衝動に突き動かされていた。
そしてその性交の相手であるミモザは、それを本能で察する。
このまま間髪入れずに2発目の射精を受けてしまえば、ミモザはきっと孕んでしまう。
その考えに至ったとき、ミモザは躊躇いなく───腰を更にゼブライカのイチモツへと押し付けた。
イチモツを打ち付ける音とミモザの喘ぎ声の間隔が更に狭まり、交尾は激しさを増す。
もはやこれは強姦ではない。
「なにがなんでもこの雌を孕ませたい」と願う雄と、「なにがなんでもこの雄の子種で孕みたい」と願う雌の本気の繁殖交尾だった。
そしてその一旦の終わりが訪れる。
──ドッッボォォォォオッッッ!!!──
「お"お"お"お"お"ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ───!!?♡
一度目を圧倒的に上回る濃度と量の精液が、ミモザの中に放たれる。
嵐のごとく押し寄せる白濁液は我が物顔でミモザの膣に攻め入り、ミモザの子宮は歓喜と共にそれを受け入れ一滴残らず呑み干した。
押し寄せた数億ものゼブライカの精子は、先の放電で排卵されていたミモザの卵子の姿を認め我先にと卵子を狙い突撃する。
やがてその内の最も強い一匹が卵子へと潜りこみ、受精を果たす。
――ちゅぷり♡
「お"ッ♡」
二度目の蹂躙の末に本能で受精を感じ取ったミモザはひくひくと震え甘い声を漏らし、しかしそれと対象的にその秘部からは一度目と違い一滴たりとも精が漏れ出していない。
それはまるで、愛しい雄からの贈り物を手放すまいとしているかのようだった。