ミドキトレ
「はぅっ」
「身体が……」
見えない糸に手足を絡め取られ、ミドラーシュの下まで吊り上げられる2人。
浴びたばかりの水を弾く張りのある肢体をギョロリと人形の目が覗いて。
「んむぅっ!?」
突然
少女の姿をした人形がキトカロスに発情したかのようにその唇を押し付けた。
生気のない姿ではあるがその唇は柔らかく。
キトカロスの劣情を高めるかのように甘くキスをしつつ
2つの両手は臀部の肉を、腹部をさすさすと撫で回して。
(こんな……恋人のように……)
無理矢理されているのに、散々開発されきった身体は否が応でも昂ぶり始めてしまう。
「キトカロ……ちょっ待って!?」
不安気に見ていたハゥフニスの方は、不意にガバっと糸により脚を開かされ。
M字開脚……空中でそのような格好にされてしまう。
控えめに生えたまだ薄っすらとした毛にぷっくりとした割れ目。
その柔らかそうな股下に鳥の人形が飛びついて。
「んっ……だめ、だってば……っ!?」
レロレロちゅぱちゅぱと味わい始めていた。
「ぷはっ……こんな、ことぉ……」
離れた唇からは唾液の橋がかかり。
快楽を味わっていることを自覚させられキトカロスの頬が紅くなる。
呆けてる間もなく少女のスカートが持ち上がり、精巧に作られた秘部をキトカロスの秘部へ。
脚を絡めるように擦り付け始める。
「んっはっひぃ……」
糸を器用に操り、秘部と秘部が淡々と擦り合わされる。
ぬちゅ、ぬちゅといやらしい音が響き、抵抗しようとも思考が蕩けていく。
「い、いい加減に……ーーーーーっ!!」
肉の擦れあう感覚に熱くなる身体。
人形相手だというのに抱きしめられ、そのまま。
果てきってしまうキトカロスであった。