マーシャル組3P

マーシャル組3P

ガチムチダイナレスリング


「なあ、3人でヤってみんか?」


軽い気持ちでアンペロとアンキロにそう告げてみると二人とも目を丸くしていた。

思い起こされる『アンキロに挿入してみたいと頼み込んだらマジギレ事件』。

またやらかしてしまったかと、慌てて弁明に走る。


「あ、いや別に無理にというわけじゃなくてじゃな、嫌なら……」

「嫌とか一言も言ってねーだろ」

「嫌がるのはアンペロの方だと思ってたんだが、いいのか?」

「アンキロの方こそ、アンガのアホに無理矢理付き合わされてるだけで他の男の裸とか見たくないんじゃないの?」

「まあ男好きなわけじゃないからアンガ以外はゴメンだけどさァ、アンペロとなら裸で付き合うのも悪くはないさァ」

「じゃあ俺もだよ、アンキロとならまあ大丈夫」

「はっ、えっ…………?」

「だからOKだっつってんだよボケナス、さっさとケツ洗ってこい」


そういうことになった。






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「いざ裸見せると思ったより恥ずかしいな……」

「ははっ、立派なモン持ってるじゃないか。 恥ずかしがることは無いさァ」


シャワーから出てみれば全裸の二人が思いの外仲良く駄弁っていた。

少し縮こまりながら顔を赤らめるアンペロと、体育会系ノンケ特有のカラッとした空気感のアンキロ。

情事の只中でも普段と同じ様子に、言い出しっぺとして安堵する。


「二人ともまだ勃っとらんのかあ? 俺がしゃぶって勃たせてやろうか、ん?」


手をワキワキとさせながらあえて下衆っぽく言ってみれば目を見合わせた二人が股間を突き出してきた。

ちょうどいい立ち位置だったので二人の竿を両手に握り、交互に咥える。

味わい慣れた逸物とはいえ、こうして二つ一気に味わう初めての機会に自身も興奮が昂まってくる。

とはいえ二人はあくまでノンケである前提での配慮を忘れてはならない。


「あの、二本一緒にしゃぶりたいんじゃが、口の中でナニが触れ合ったりとかしても二人は大丈夫かの?」

「俺は別に……アンキロは?」

「嫌っていうのも今更だしなあ、構わないさァ」


了承を得たので大きく口を開けて一気に頬張った。

何かすごいお得感というか満足感というか、とにかく幸せ。


「気持ち悪い顔してんじゃねえよ変態……」

「ふぁっふぇぇ」

「咥えたまま喋ろうとせんでいい」


こちらの悦びようとは逆にしゃぶられる側の二人はそうでもないらしいのがやはりノンケ感覚なのか。


「しっかり硬くなったのお、じゃあゴムつけようか」

「何でだよ、いつも生でやってるじゃん」

「いやアンペロ、お主は他人のザーメン塗れの尻穴に突っ込みたいのか……?」

「あぁ……あ、いやでもアンキロのなら」

「おいおい、俺に変に遠慮して言ってるんじゃないのか?」

「そうでもないけど、でもアンキロの方こそ俺のザーメンとか嫌だよな」

「アンガが派手に撒き散らしたザーメン身体にぶっ掛けられたりしてるし今更さァ」

「それもそっか、じゃあ生の方が気持ちいいしゴム無しで」

「あ、それでいいんだ……」


二人の仲ならではという部分もあるだろうが、予想外に俺で遊び慣れてるなあ。

まあ俺自身も中出しされたほうが興奮するので願ったり叶ったりだ。

アンキロに尻を突き出し、アンペロの竿を再び咥え込む。

尻尾を胸に抱くように持ち上げ当てがえば、既に解れ切っていた尻穴は素直にアンキロの逸物を受け入れた。


「……なんか最近のアンガの尻、緩くないか?」

「アンペロのデカマラで拡がり過ぎるとアンキロには緩いかものお」

「おいこの馬鹿!」

「ははっ、アンペロがデカいのは事実なんだから気にすんなよ、俺も気にしないさァ」

「……うッス」


アンペロの奴、俺にはいつも生意気で小馬鹿にした態度なのに、アンキロ相手には相応に敬意払ったり歳上への礼儀弁えて忖度したりするんだよなあ。

内弁慶なりにという言葉が頭につくとはいえ、甘えずに良好な関係を維持しようという意思がそこにはある。

どうして俺にその気持ちをちょっとだけでも分けてくれないんだ……!

とはいえ思い当たる節が多過ぎて何も言えないので黙ってしゃぶる。

しかし、アンキロの目を気にして萎縮しているのかいつもの元気がなく、気のせいか逸物の張りもいつもより柔らかく感じられる。


「アンペロ、お主も自分から腰振って咽喉を犯してくれんか?」

「尻でイッた拍子に噛んだりするんじゃねえぞ?」

「噛まん噛まん、安心せい」

「わかったよ」


そして前後から犯される。

緩いといった割にアンキロもちゃんと感じてくれているようだし、自分のペースで快感を貪り始めたアンペロの調子も上がり始めた。

もちろん俺の興奮は最高潮。

尻尾を掴まれ、頭を掴まれ、ゴリゴリと粘膜が削り合う感覚に愚息が我慢汁を垂れ流して止まらない。

三人分の熱気に昂まってゆくベッドの上で、最初に果てたのはやはりというべきか俺だった。

そして絶頂の痙攣に締まった肛門に搾り取られるようにアンキロが射精し、それにあてられるようにアンペロの興奮も絶頂に達した。

一気に放出された精液と汗で濃い雄の臭いが充満する。

その臭いを思いっきり吸い込みながら、割と理想的な流れに心の中でガッツポーズを掲げた。

素晴らしき達成感。


「おいおい、自分から言い出しておいて『もう満足です』って顔してんじゃねえぞ?」

「じゃあ次は前後交代してやるかい?」

「うッス」


アンペロは若いしアンキロも一発程度で収まる器ではない。

そして俺の有り余る性欲ももちろん未だ尽きてはいない。

調子に乗り過ぎて不興を買わないよう気をつけながらも、大好きな二人からの愛を一身に受けられる幸福に浸りながら長い夜は続いていくのだった。


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