マッサージ
クラスメイトの○○くんによるマッサージネタ
スグリの胸から母乳が出るようになってから一週間が過ぎた。
母乳の量が増えるに従って胸部も肥大しまるで女の乳房のようになってしまっている。
今のところ他に異常はなく、健康そのもののためとりあえず女物の下着を着用することによってなんとか学園生活を送れている。だが……。
「うぅ……い、痛い……」
肩が痛いのだ。いわゆる肩こりというやつである。巨乳の人は重りを胸につけて生活しているようなものだから大変だと聞いたことがあるが、まさか自分で体験することになるとは。
姉であるゼイユに相談したところ「スグのくせに生意気よぉー!」とめちゃくちゃに怒られてしまった。
こんな状態では勉強もバトルも身が入らない。とぼとぼと廊下を歩いているスグリの後ろから声をかけられた。
「どうしたの、スグリくん? 元気ないね」
「あ……○○くん」
クラスメイトの○○くんだ。心配そうにこちらに駆け寄ってくる。
「や……ちょっと、な。肩が痛くて……薬でも飲もうかなって」
「あ、肩こり? スグリくん、おっぱいすごく大きくなっちゃったもんね。大変だね」
「うぅ……」
改めて言われると恥ずかしすぎる。大体なんで男の自分が胸が大きくなったり母乳が出たりするのだ。俯いてしまったスグリを安心させるように○○くんは言った。
「僕、よく家でマッサージとかしてたし、やってあげようか? 少しは良くなるかもよ。薬の飲み過ぎも良くないでしょ?」
「え……いいの?」
確かに恒常的に痛むのに薬に頼るのはよくないだろう。スグリは友達の言葉に甘えさせてもらうことにして、彼の部屋に向かった。
「じゃあ、マッサージしていくね。肩だけじゃなくて全身をほぐさないと効果は出ないから、まんべんなく触るけど大丈夫?」
「う、うん……」
○○くんの部屋のベッドの上で、スグリは下着だけの姿になってうつ伏せに寝転んでいた。
(わや恥ずかしい……!)
最近また大きくなったのか、ブラジャーのサイズがあわず寝転がると横からはみ出てしまっている。きっと後ろの○○くんにも見えているだろう。
○○くんはそんなことを気にせず、スグリの背骨にそって手のひらで優しくマッサージを始めた。
「ぁ……ん、ふぁ……」
気持ちいい。凝り固まった身体がぽかぽかと暖まって解れていくのを感じる。確かにこれは上手だ。将来そっちの専門にいってもやっていけそうだな。
とろとろと微睡みながら、最初のうちはそんなことを考えていられた。だが……。
「あっ、や……んんん~~っ! ま、まって……!」
「大丈夫だよ、スグリくん。ここの……胸の横の部分がコリの原因の一つなんだ。しっかりとほぐしてあげるからね」
「あっ、あっ、あ~~~~っ!!」
○○くんの手がスグリの乳房の横を何度も往復する。腋から胸にかけてのラインをなぞり、むにむにと形を変えるくらい力強く揉まれてしまう。
(や、やだっ! マッサージなのにっ! 俺……気持ちよく、なっちゃう……!)
背中から押さえつけられ逃げ場のない状態で後ろから揉まれる度に、乳首がじんじんとうずき出す。下着はいつの間にかホックが外され、○○くんの手が自然と中まで入り込んできた。
「やぁっ! そ、そこは……んんんっ!!」
「この乳輪のまわりもリンパの流れとかが滞るからよくマッサージしないとなんだ。あ、ごめんね。後ろからだと身体つらいよね」
「ま、まって!!」
スグリの制止も聞きいれてもらえず、あっけなく身体をひっくり返されてしまう。
じわりと母乳のにじんだ乳首を直接見られてしまい、スグリは涙がじわじわと溢れてきた。
「どうしたの、スグリくん? なんかおっぱい出てきちゃってるよ?」
「あぅ……ごめん、なさ……おれ、おれぇ……」
見られてしまった。
親切にマッサージをしているだけの友人を前に、勝手に淫らな気分になってしまっている自分の身体を。恥ずかしくて、でも放置された乳首が切なくて、どうしていいかわからず、ぐすぐすと涙をこぼしてしまった。そうしている間にも母乳は勝手にどんどん溢れてきてしまっている。
「……僕のマッサージで、こんなになっちゃったの? スグリくんって……結構えっちな子だったんだね。意外だな」
「あぅっ!!」
ぴん、と○○くんの指が乳首を弾く。そのわずかな刺激にさえ大げさに反応してしまい、いたたまれなかった。
「あっ……! や、とめて、ダメ……! そこ、も、いじらんでぇ!」
くにくに、ぐりぐり、きゅっきゅっ。
○○くんの指がスグリの勃ち上がった乳首をいじり回す。それに応えるように母乳がびゅっびゅっと吹き出て止まらなかった。
「止めていいの? こんなにえっちにミルク出してるおっぱい、放っておいたら大変だよ? どうしてほしいか、ちゃんと言ってごらん?」
ぎゅーっと一際強く抓られて、スグリはとうとう乳首だけで軽く絶頂してしまった。
頭がふわふわする。こんなこと、ダメなのに、友達が親切にマッサージしてくれてたのに。疼く乳首がもっともっとと頭を揺らす。
本能の望むまま、スグリは甘い声をあげて懇願した。
「ごめん、なさい……! おれの、えっちなおっぱい、たくさんちゅーちゅーしてぇ! マッサージされてるだけなのに、ミルクだしちゃうダメなおっぱい、たくさん虐めてくださいっ!!」
その言葉を待っていたように、○○くんはスグリの乳首にかぶりついた。
「ああ゙あぁあ゙~~~~っ♡♡♡ひっ♡つ、つよい゙~~っ♡♡みるく♡びゅーって出ちゃうっ♡♡♡吸われるの、わやきもちいぃ~~っ♡♡♡ごべんなざい♡♡えっちなおっぱいで♡ごめん゙なざい゙~~~~っ♡♡♡」
反対の乳首も強く抓りあげられ、母乳が勢いよく吹き出る。
射乳の快感で絶頂しながら、スグリは何度も何度も○○くんに謝った。
「大丈夫だよ、スグリくん♡えっちで可愛い君のこと、いっぱいマッサージしてどんどん気持ちよくしてあげるからね♡もっといっぱいミルク出しておっぱい大きくしようね♡」
「お゙おおぉお゙お゙お゙~~~~っ♡♡♡いっでる゙♡♡おっぱい♡ちゅーちゅーされて♡い゙ってる゙♡♡みるく♡とまんにゃい~~~~♡♡♡」
ちかちかと瞬く視界の向こうで、親切なクラスメイトが嗤っている。
スグリもつられて、よくわからずに、にへりと情けなく笑みをこぼした。