マスター:明明

マスター:明明



【名前】明明

【性別】女性

【年齢】19

【血液型】A型

【出身】中国

【身長・体重】172cm、52kg

【特徴】黒髪、朱色の瞳

【所属組織】螺旋館

【属性】秩序・中庸・人

【魔術系統】主に道術などの思想魔術

【魔術属性】火・水

【魔術回路】質:B++ 量:A 

編成:正常

【好きなもの】当主の伯父、従姉妹の明鈴、父と母との思い出の写真や形見、純粋な子供

【嫌いなもの】父の死の原因である権謀術数の類(やろうと思えば上手く立ち回れる)

【一人称】私 

【二人称】アナタ、君

【三人称】彼、彼女

【参加経緯】

螺旋館に中国政府からの依頼が来て、成功報酬金額を見て一族の財政を変えられると考えて聖杯戦争の危険性を承知しつつ立候補して螺旋館の数十人の代表の内の一人として参加。世界中から集められた数百人の魔術師が中国政府に集まり、中国政府の選抜試験を受ける。明明は選抜試験で首位の成績を出して生き残り自分をリーダーとする10名の選抜チームで亜種聖杯戦争の舞台へ向かう。


 後漢の時代から道術を研究している明家の魔術師。明家屈指の天才で才能にあぐらをかかずに熱心に道術や中国武術を学び研究している。

 性格は真面目で几帳面で自尊心が高く、プライドを傷つけられても自分一人のことなら全く動じない。

 胸はAカップ

 道術において呪符の作成や呪符の行使、胎息などの呼吸術や、導引が得意。他の道術も高水準で使用する事が出来る。発想が柔軟で西洋魔術も研究して取り入れており、西洋魔術で一番合っているのは基礎である強化魔術。

 中国拳法は達人レベル。刀剣や三節棍、九節鞭などの武器の利点を活かした武器術も高レベルだが、総合的には素手による拳法の方が強い。達人レベルの中国武術の腕前に加えて呪符の厄介さや西洋の強化魔術が得意な事が合わさり近距離戦ではサーヴァントのような規格外が相手でもない限り敵無しの強さを誇る。かといって遠距離戦に弱いわけではなく、遠距離戦なりの術がが仕込まれている呪符を使用する。

呪符は大きく分けて二種類あり、魔力を込め続けれられる限り呪符にある術式の効果が作用し続けるタイプと一度限りではあるがその分強力な効果を持つタイプがある。

呪符一枚に付き一つの術式が組み込まれており、同じ術式の呪符を重ね掛けして効果を高めたり、違う術式の呪符を同時に組み合わせる事が出来る。基本的に術の起点は呪符である。

道術に関しては呪詛や暗示、呪符から炎を出したり、呪符をくっつけて爆破を行ったりするのはもちろん、先祖が張角の弟子であった為に天候を操ったり、人や物を操る術を用いる。

呪符を起点に竜巻や砂嵐を発生させて撹乱したり、大気の風や水分を操作して霧を発生させたり、雷や雹を発生させられる。呪符を呪符の術式の効果に耐えられる特殊な武器、礼装に呪符を貼り付けて風や炎、雷や氷を纏わせられる。身体に呪符を貼り付けられるが強化や風の術式の呪符くらいで、炎や雷や氷の術式がある呪符を貼り付けるのは自傷行為である為やらない。身体に風の術式の呪符を貼り付けると風を身に纏うようになって風の力で相手からの攻撃は数ミリ程度ではあるがズラしたり、風を操作して追い風のようにしたり、空気抵抗を減らしたりして加速させることが出来る。

術の難易度が高い故に明明の作った呪符では発動出来ず、大量の魔力と母の呪符を10枚以上使用する事になるが、半径5mの大きさの人工雲を発生させることが出来、人工雲を起点として術を発動することが出来る。

人工雲からは雨や雪、雷や雹を発生させる事が出来、魔力で0から雷や雹などを出しているわけではなく、魔力で人工雲の中で物理的に生み出すように促しているので呪符を起点にする術よりも魔力消費が少なく済み、その分効果増強に魔力を充てることが出来るので、呪符を起点にする術よりも威力を数倍に跳ね上げさせる事が可能になる。

更に人工雲は魔法陣を起点にして一週間以上かかるレベルの大規模な儀式(儀式は一人で行うと最低でも3ヶ月は掛かり、一週間で儀式を完了させるにはどれだけ優秀でも最低でも6人の人員は必要)を行えば指数関数のように徐々に大気の中の水分をどんどんと吸収していって辺り一帯の空を雲が覆い尽くすにまで成長し、術者の意志一つで莫大な量の雹が降ったり、本物レベルの雷を落とす事が出来る。ただし、そこまでの大きさのレベルになると人工雲を常に維持するには莫大な魔力必要なので維持は非常に困難であり、人工雲を成長・維持を行っている魔法陣に霊脈から魔力を常に供給させねばならず、実質使えるのは霊脈の上にある土地限定で、人工雲の維持の起点となっている魔法陣を破壊されたら容易く人工雲は霧散してしまう。一応、この時の人工雲は人工雲を成長・維持する為の魔法陣に接続されている霊脈から魔力が供給されている為、人工雲を維持する分の魔力を術者が魔力を負担する必要は無い。術を発動させる時に関しては術者の魔力を消費するが魔法陣を通して術の発動の際に霊脈からの魔力のバックアップでいくらか負担は軽減される。

とある理由により、清の時代に明家はとある呪符を開発しており、その呪符は呪いの類を術者の肩代わりをする呪符で、術者の魔力を呪符に込めれば、呪符の魔力が尽きぬ限り術者の半径50cmに入った呪詛や怨霊といった呪いの類を呪符に封印し、呪符に封印され次第すぐに呪符の術式が発動して、呪符が呪いの力ごと燃えて消し去るというもの。呪符一枚では肩代わりする呪いの力に限界があるものの、数を揃えれば良い話であり、どれだけ強力なものでも呪いの力はそれぞれの呪符に分散されて、呪いを封印している呪符ごと燃える事により呪いの力が消えるので、明家のあまりの呪いへの強さから呪詛殺しとも言われるようになった。この呪符の弱点はあまり長く呪いを封印出来ない事。どんな呪いでもすぐに呪符に封印する強力な面があるが持続力が無く、効力が発揮する時間が短い分封印術を強力にしている術式なので、呪符にある封印術の効果は発動から30秒が限界で、1分でも封印が保てば良い方で、呪いが呪符の封印から解き放たれれば呪符が術者の肩代わりをするはずだった呪いが降りかかるが、それはすぐに呪いごと呪符を燃やす事によりカバーしている。現代の魔術師と比べ物にならないサーヴァントレベルからの呪いだと防げなくは無いが、呪符が大量に消費される事間違い無しで、その場合呪詛対策の呪符が尽きる危険性が大幅に高まり、呪符が尽きれば呪いは肩代わりされずに術者本人に呪いが届いてしまう。

 勘や直感力が非常に高く、特に死の気配に敏感。

 基本的に淡々とした口調だが、身内にはフランクに話す。身内に優しいタイプ

 子供には超甘く、子供に懐かれやすい

 父が権力絡みに巻き込まれて死亡し、母は父の死にショックを受け、もともと病弱だったこともあり父の後を追うようにこの世を去った。両親の死に心を塞ぎ込んでいた時期があったが母の兄である明家当主の伯父が明明を厳しくも優しく指導して大切に育ててくれた為、伯父には深い恩義を感じている。

母は明家の歴史を見ても類を見ない物作りの天才でかつて一族総出で行われたとあるプロジェクトの中心人物。実は明明の出生にはとあるプロジェクトが関わっていたり...?

本来、彼女は当主でも後継者でもなく、受け継がれるはずのない思想鍵紋を分割されているとはいえ持っている。(当主の伯父がニ分の一、明鈴と明明が四分の一ずつその身に刻まれている。明家の思想鍵紋は長い歴史を持ち、数多くの才能がある者に継承されていた為、分割されても並の魔術師の思想鍵紋とは比較にならない性能を持つ)

 この亜種聖杯戦争におけるスタンスは神秘隠匿を重視し、出来るだけ派手に動かず速やかに他のマスターをこの亜種聖杯戦争から退場させたいと考えており、その為には他のマスターと対等な同盟を結ぶなどの慎重かつ大胆な手段を取る。止むを得ない場合は一般人が周りにいなければ派手に動く事は躊躇しない。

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ネタバレ注意⚠️














決戦用礼装

 決戦用礼装*は明明の母の明静を中心とした明家の一大プロジェクトの産物。明静が死亡し、プロジェクトを完成させられるような礼装作成の腕を持つ人が明家にいなくなった為、プロジェクトは中止になる。未完成品であるが並の礼装とは比較にならない性能を持つ。

実は明明はこの礼装に合わせて胎児の頃から道術をかけられて肉体改造に耐えられるように調整を受けて産まれたデザインベイビー。礼装と適性のある人材を整えて仙人に到らせようしていた。明明はこの礼装で仙人にさせられる為に生まれてきたと言ってもいい存在なのだ。

 決戦用礼装の見た目は黄色の道士服で礼装は着る人に合わせてサイズ可変可能。

能力は任意のタイミングで着用した人の肉体を仙人に近づける代物。道術はもともと肉体を人間ならざるものに改造し、仙人になる事を目的とした修法。この礼装は複数もの道術が編まれてあり、さらに明家の先祖が作った貴重な礼装の大半を決戦用礼装の製造に使われている。発動すれば一時的に肉体が改造されて高密度の神秘と魔力を身に纏うようになり、この状態では身体能力や耐性、回復力や魔力生成量、魔力総量と術の出力が飛躍的に向上して戦闘能力が人間の域とはかけ離れたレベルに上昇する。神秘の濃さはサーヴァントに攻撃をしっかりと通せるレベル、並大抵の魔術師は圧倒出来る。礼装の効果はオンオフ出来る。礼装の能力の最大持続時間は約一時間。デメリットはこの礼装の効果が終わった後は身体を改造した反動で動くのが困難になるほどボロボロになり、魔力生成量が半減以下になり、回復が遅くなる。礼装の能力の持続時間に比例して身体の状態が酷くなる時間が延びる。最大持続時間の一時間行使すると、風水で環境を整えて、丸一日なるべく動かさずに養生術をかけて大半の魔力を回復に充てて休養してやっとある程度まともに動けるようになり、万全になるまでは一週間かかる。ちなみにこれらの最大持続時間やデメリットは今の明明が万全の状態で使用した場合であり、他の者がこの礼装を使用する事は出来るが、使用した場合着用した者の才能や道術の腕前、礼装の肉体改造に耐えられるほどの耐久性と相性に最大持続時間やデメリットが左右され明明より格上の場合は最大持続時間が長くなり、デメリットも軽くなるが、並の魔術師など明明より格下が使用した場合は最大持続時間が短くなり、デメリットが重くなり最悪の場合能力を使用した瞬間に肉体が改造に耐え切れずに死に至る。

明明はこの礼装によるサーヴァントレベルの神秘の力を発揮する為の経験値が足りない、本人もそれを自覚して努力しているが全然足りない(逆に言えば、まだまだ成長性があるという事であり、この聖杯戦争で経験値不足を補えるかもしれない)。

共通点として誰が着ても最大持続時間まで使用した場合礼装のインターバルは丸三日かかる。

この礼装を着ている間は死を回避する高い勘と直感力が合わさって武闘派サーヴァント相手でも宝具を使われない限りは十分防戦が成り立つほど。

この礼装使用中は基本的にどれだけ魔力消費をしても自己補完の範疇なので残存魔力量を気にする必要が無く、仮に魔力総量が0になっても礼装の効果は続き、数分で魔力量は充分なほど回復する。

その為、投影魔術により使いすぎて必要な呪符が枚数不足になってしまう問題を実質無くす事が出来る。投影魔術により産み出される呪符は当然本物より劣化しているものだが、礼装使用中は術の出力が飛躍的に向上している為、充分カバー出来る。(普通の呪符の枚数が足りているなら普通の呪符を使った方が良い)投影魔術に出した呪符は修正力の対象だが、投影するのは一度限りの強力なタイプにしてすぐに使えば良いので魔力消費が少なく済む。

明明がこの礼装を初めて礼装使用したのは10歳の時であり、性能チェックとして行われた。初めの時は10分も保たず、解除後は意識不明の重症になり2ヶ月ほどは昏睡していた。明家の中で礼装の封印も一時期考えていたが、復帰後の明明の強い希望でその後も性能チェックという形で明明は何度も礼装を使用し、胎児の頃からかけられていた術は礼装を使用する度に礼装の性能に肉体が耐えられるよう、明明の身体が適応しやすいように改造していき、彼女の肉体の耐久力が高まっていき、細い身体には見合わないタフネスを持つようになった。

この礼装を使用するのは彼女が相手がそれだけ強い事を認め、確実に打ち倒す事を決意した時のみである。本物の仙人には及ばない。

明明の母の明静が生きていれば、明明の肉体の状態を確認しつつ、実験を何度も行いながら礼装の性能を上げれば、可能性は低いが本当の仙人に到ることが出来たかもしれない。しかし、明静はもうおらず、せいぜい礼装の性能と内包する神秘の現状維持が関の山である。

*聖杯戦争においては決戦レベルの切り札なので、決戦用礼装と表記。効果は補助礼装に近いが、本質は肉体を改造する限定礼装である。

余談

明明の従兄弟である明鈴は、実は才能や成績において上にいる年下の明明に嫉妬していました。そして、ある時に一族の会話を盗み聞きしたことにより、明明の生まれ自体が特別である事を知り、感情がぐちゃぐちゃになって拗れかけますが、明明の両親が亡くなり、泣き崩れていた明明を見て、明明が自分より年下でまだ幼い事と、そんな明明に嫉妬していた自分の情け無さに気付き、明明と前向きに接していこうと決意して、今は明明と仲は良好になっている。

当主の伯父は妹である明静を可愛がっており、恋愛の末に結婚した妹の事を兄として複雑な思いを抱えながら祝福していた。明家の一大プロジェクトを進め、明静はプロジェクトの中心人物として必死になって進めて無理が祟って病床に伏せる時が多かったが明明の父親が明静を支えていた。土地の利権関係で対立している組織に命を狙われて、明明の父親に庇われて命拾いするも、明明の父は死亡、それを知った明静はショックを受け、数日後に亡くなってしまい、心に大きな穴が出来てしまった。明明の事を可愛がっているが、明静が必死になって進めていたプロジェクトを完成させたいという気持ちがある。


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