マジェスティと特訓
鉄華団おいしーなタウン支部【ソラと変身しての特訓を定期的に行っている拓海。】
あまね「品田、次のソラとの特訓は
久々に私も参加出来そうだ。」
拓海「お、本当に久々だな菓彩。」
あまね「ああ。
最近遊び惚けていたからな。
少し気を引き締めたい。」
拓海「ははっ…いつも気を引き締めてくれたら
こっちとしてはありがたいんだけどなぁ…」
~翌日の早朝・待ち合わせ場所~
ソラ「拓海さーん!あまねさーん!
すみません、遅くなりましたー!」
【2人の元に駆けてくるソラ】
拓海「お、やっと来たか。」
あまね「珍しいなソラが遅刻……ん?」
エルちゃん「パパ、ママ、おはよー♪」
【ソラに抱っこされているエルちゃん】
拓海「エ、エルちゃん!?な、なんで!?」
ソラ「す、すみません…
…何故かエルちゃん、今日はやけに早起きして…」
エルちゃん「エルもとっくんする!」
ソラ「…の一点張りでひっついて離れてくれなくて………」
あまね「連れてきてしまった…というわけか……」
ソラ「どうしましょう…?
確かにエルちゃんもプリキュアですが…」
拓海「……う~ん…
…あのね、エルちゃん?特訓は遊びじゃ…」
エルちゃん「パパ、おねがい♪」
拓海「………しょうがないなぁ……今回だけだよ?」
【1秒で即堕ち】
エルちゃん「あーい♪」
あまね&ソラ(あ、甘すぎる……(汗))
……
~拓海の張ったデリシャスフィールド内~
マジェスティ「やぁぁっ!!」
ブラペ「……っ!!」
【マジェスティの猛攻を必死で耐えるブラペ】
フィナーレ「…品田の奴考えたな。
エルちゃんにだけ攻撃させて自らは守りに徹する……
……これならエルちゃんを傷つける危険性は少ない。」
スカイ「でも大丈夫でしょうか?
いくら拓海さんでも…
あのマジェスティの攻撃を
すべて防ぎきるのは流石に難しいのでは…?」
フィナーレ「大丈夫さ。
今のブラペはブンドル団と戦っていた時より強くなっている。
一緒に戦っていたからわかる。
…あいつは今なお成長している。
実戦経験の浅いマジェスティの攻撃ぐらい、上手くしのげるはずだ。」
スカイ「信頼…してるんですね、ブラペ…拓海さんのこと。」
フィナーレ「まあな。
…スカイ、君もなんだかんだ言いつつ
彼なら大丈夫だ…と信じているくちだろ?」
スカイ「…ふふっ……はい♪
わたしも一緒に戦ったり、特訓に付き合ってもらっていますから。
ブラペ…拓海さんの強さは少しは知っているつもりです♪」
フィナーレ「ふっ……さて、こちらも組手を始めよう。
久々だからといって加減する必要はないからな?」
スカイ「…はい!
ではお言葉に甘えて…遠慮はしません!
……全力でいきますよ、フィナーレ!」
………
ブラペ「…!やるなぁ、マジェスティ!
パパ、びっくりだ…!」
マジェスティ「ふふっ……もっとびっくりさせるよ、パパ!」
【宙へ舞い上がるマジェスティ】
マジェスティ「にっ♪」
ブラペ(…っ!?あ、あれは…!?)
マジェスティ「ペッパーミル……スピンキック!!」
ブラペ「……っっ!?」
ドガッ!←【ブラペ、マジェスティのペッパーミルスピンキックを防ぐ】
ブラペ「マ、マジェスティ…!?」
マジェスティ「ふふっ、びっくりした?パパ♡」
ブラペ「あ…………………ああ!
す、凄いよマジェスティ…エルちゃん!
パパと同じ技を……か、感激だ……!」 じ~ん…←【感動】
マジェスティ「えへへ…♪」
フィナーレ「ちょっ、待ってくれ二人共!?」
【突如割って入るフィナーレ】
ブラペ「おわっ!?び、びっくりした…
…どうした、フィナーレ?」
フィナーレ「どうしたもこうしたもあるか!?
聞いてないぞエルちゃん!?
パパ…ブラペの必殺技を使えるようになったなんて!?」
マジェスティ「だって言ってなかったもん。
…パパをびっくりさせたかったから♪」
スカイ「す、凄いですね、マジェスティ!
いったい、いつ出来るようになったんです…?」
マジェスティ「みよーみまね♪」
ブラペ「マジか……
もの覚えがやたら良いな、って前々から思ってたけど…
…ここまでとは………
……エルちゃんはやっぱり凄いなぁ…」
マジェスティ「えっへん♪」←【胸を張る】
フィナーレ「わ、私の技は!?私の技は使えないのか!?(汗)」
マジェスティ「あー…ごめんねママ。
ママの……技のお名前なんだっけ?
…えと…なんか凄いビームはちょっと出来ないかな…」
フィナーレ(ガーン!?)←【めちょっく】
ブラペ(あ、ガチでショック受けてる……)
スカイ(エルちゃんに技名、覚えられてないんですね……フィナーレ……)
【フィナーレを同情するブラペ&スカイ】