マイラ 初体験+処女喪失
「はぁ、はぁんっ……アルマぁ♡」
濡れた薄い金色の髪が褐色の肌に張り付くのも忘れて、マイラはアルマにしがみついていく。女性としては背が高く引き締まった体型をしているマイラだが、青年の前には細身な少女と変わらない。
正直なところ、エッチなことは好きではなかったし、経験すらもなかった。あの貴族に無理やり性奴隷にされそうになったり、強引に身体を触られたりキスされたりでトラウマにもなりそうだった。
しかし今はこうしてアルマのソレを自ら求めている。淫らに股を擦り付けて、処女を貫けと懇願しているのだ。
「ちゅぅ……んんぅ♡はぷっ……♡」
手を伸ばして抱き合いながら唇を重ねていけば、驚くほど自然に舌を迎え入れていた。
貴族に唇を舐め回された時は絶望しながら必死に口を引き結んでいたというのに、今は自ら欲して舌を伸ばすマイラ。
アルマの舌は迷うことなく、マイラの舌と絡まり唾液を交換していく。それがたっぷりと行われてから口を離せば、マイラはキスだけでも自分が達しさせられたのを理解した。
「あつ、いの……あたってるね?」
下腹部に押し当てられるソレが何なのか、もはやマイラには言うまでもなくわかる。あれほど怖かったのに、今はとても欲しくてたまらない。そんなアルマの肉棒はとても熱く、風呂場で火照った身体でも強く意識できた。
もはやアルマも辛抱たまらないのだろう。マイラと対面座位の大勢でそそり勃つソレを彼女の秘部へと突き立てた。
「ひぐっ……♡はいって、きたぁ……♡」
初めて異物を受け入れる膣へ、深々と沈み込んでいく肉棒。
破瓜の痛みにマイラは悶絶し、苦悶の声を上げてしまう。初めて処女を犯すことになったアルマはその様子に腰を止めかけたが
「だいじょうぶ、だから……それいじょうに、しあわせでみちてて……」
だから、動いて。
そう囁やけばマイラと抱き合ったままアルマは腰を揺らしていく。
その動き方はぎこちなくも優しく、彼なりに色々と気にしていることがマイラにはわかった。
なおマイラは知らないがもしこれが昔の彼ならば、相手に遠慮することをせず突き上げて痛みに泣き喚かせていただろう。
「んんぅ、あっ……♡だんだん、らくになってきた、かも……ん♡」
アルマのゆっくりとした動きのおかげか、やっと慣れてきたらしいマイラ。
赤みの指した褐色の肌はより色っぽさを増して、アルマの理性を焦がしていく。
風呂場に響くその声は、痛みによる苦悶の声から甘い嬌声へと変じていくのだった。