ポルクスと暴走する広域殲滅兵器

ポルクスと暴走する広域殲滅兵器


ギリシャ異聞帯にて生み出された広域殲滅兵器。

球体に近い機体に、無数の鋭いツメを持つ強力な機械兵器だ。

さて、機械と言うからには試作品もあれば製造者が予測し得ない暴走もあるもので、広域殲滅兵器の標的が味方である筈の双子のサーヴァント、カストルとポルクスに向けられた。

応戦するものの、多勢に無勢。ポルクスは兄のカストルと離れ離れになり、遂には広域殲滅兵器に囚われてしまったのだった。


「っ、離せ!離しなさい!機械如きがこの私に気安く触れるなど……!」

ポルクスを捕らえた広域殲滅兵器がその動きを止め、彼女を拘束する。

両手足は左右に大きく開かれ、X字に固定される。

まるで磔刑のような姿になったポルクスは怒りの形相で広域殲滅兵器を睨み付けるが、すぐにその表情は変わる事になる。

ツメのようなアームが先端をポルクスに向け、切っ先を振り下ろす。

「──ッ!」

斬り裂かれる痛みを覚悟したポルクスだったが一向にそれは訪れず、しかしその切っ先はたしかにポルクスの服を切り裂いていた。

彼女の白い胸元や腹、太股、さらには秘部が露わになっていた。

「な、何を……ひゃう!?」

アームの先端がかぱっと口のように開くと、ポルクスの形の良い胸に吸い付くように噛み付いた。

内側に生えた無数の舌のような突起が柔肌を舐め、そのまま、乳房全体を吸引するようにして吸い上げる。

「んくぅっ!あっ、あぁっ!やめ、〜〜〜〜ッ!」

舐められ、吸い上げられる度に電流のような快感が流れ、ポルクスの口から甘い声が上がる。

(こんな機械に弄ばれるなんて……)

必死に耐えようとするも、身体が言うことを聞かない。

抵抗しようにも両手両足をしっかりと固定されており、ただ腰をくねらせて悶えることしか出来ない。

「ふああぁっ!こんな、機械にぃっ、あっ!感じさせられるなんて……ッ!ひぃっ、あぁああっ!」

びくんと身体が大きく跳ねると同時に、秘部から潮が吹き出す。

「はーっ……はーっ……」

荒くなった呼吸を整えようと深呼吸を繰り返すポルクスだが、それを許さないかのように責めは過激さを増していく。

新たに複数のアームがポルクスの前に現れ、先端を変形させていく。

1つは先端が丸く、小刻みに振動するアームに、1つは小さなボールが連結したようなアームに、1つは男性器を模しながらも、表面に無数の凹凸を持ったアームに。

そしてそれら全てが同時に、ポルクスへと襲いかかった。

「きゃうんっ!あっ、ああっ!だめぇっ!そんな一気にされたらおかしくなるぅうっ!」

クリトリスには振動を、アナルにはボールを、秘部には凹凸の機械棒を、乳首には舐め吸い付く口をそれぞれ押し付けられ、ポルクスは快楽に打ち震えていた。

「やだっ、やっ、またっ!イ、イクッ!イッくううぅっ!!」

全身の弱いトコロを同時に責められ、呆気なく絶頂を迎えるポルクス。しかしそれでも機械達は止まらない。

「ま、待ってくださいっ!まだ敏感なのにぃっ!ひいっ、あぐっ!止まって!止まってくれないのですかぁっ!」

連続での絶頂に息をつく暇もなく次の波が訪れ、ポルクスは嬌声を上げ続ける。

「もう許してっ!壊れる!おくっ、突かれてっ、頭、ヘンになるぅ……っ!」

涙ながらに訴えるポルクスの言葉を暴走する機械兵器が聞くはずが無い。

ポルクスの懇願を無視して激しくピストン運動を繰り返し、ポルクスの奥を突き上げ続けた。

「あっ!あひっ!おなかのなかっ、おひりもっ、かき混ぜられてっ!あたま、ばかになっちゃいますぅっ!」

ポルクスの子宮口に機械の亀頭が何度もキスをし、ポルクスの膣内を蹂躙していく。

「イグゥッ!!イギますっ!ごめんなさいっ!にいさまっ、わたし、負けちゃいましたぁっ!」

ポルクスの身体が激しく痙攣し、秘部からは愛液を吹き出し、恍惚とした表情を浮かべて敗北宣言をするポルクス。

しかし広域殲滅兵器にとって、ポルクスが負けを認めたかどうかなんて関係は無い。

ただ、暴走したシステムのままに、広域殲滅の名に恥じないように、彼女の全身をくまなく責め続け、犯し続けるのみだ。


「むねもぉっ!あそこもっ!おしりの穴までっ!全部気持ちいいですっ!もっと、もっと滅茶苦茶にしてくらひぁいっ!」

ポルクスは淫らな叫びは、誰かに届くことはない。

機械兵器しかいない場所で、ポルクスの喘ぎ声だけが響き渡っていた。

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