ポケスグリと人間スグリ

ポケスグリと人間スグリ








 おれはポケスグリ。

 一応ポケモンだけど他のポケモンみたいに強くないし野生では生きているので精一杯。そんな毎日だったおれを救ってくれたのが今のご主人だ。

 ご主人はとっても優しかった。美味しいご飯はくれるし、あったかい部屋でゆっくり眠らせてくれる。「せっくす」っていうとっても気持ちいいことも教えてくれた。

 ご主人のおちんちんでおしりの穴をいっぱい突いてもらうと気持ちよくて頭がふわふわになって、幸せな気持ちになれるんだ。

 最近はご主人が留守の間はおしりに「おもちゃ」を入れてもらう。「おもちゃ」はご主人のちんちんじゃないけどおれのおしりをズンズン突いてくれる。ちょっと物足りないけど、ご主人を待ってるさみしい時間には十分だった。

 帰ってきたご主人におれは「おもちゃ」が入ったままのおしりを振っておねだりする。そうするとご主人は喜んでおれのおしりをいっぱい突いて気持ちよくしてくれるんだ。大事そうに抱っこされて「スグリくん! スグリくん!」って名前を呼ばれるから、おれは「せっくす」が大好きだった。

 でも、ある日ご主人はおれとそっくりな人間を連れて帰ってきた。

 その人間はおれと同じ「スグリくん」だった。でもご主人を喜ばせるのは下手で、おれみたいにおしりを突かれても嬉しそうにしないし、ずっとやだやだばっかり言ってる。こんなに「せっくす」って気持ちいいのに馬鹿だなぁ、この「スグリくん」は。

 最近ご主人はおれと「せっくす」するよりもその人間ばっかり構っている。おれをベッドの下においておしりの「おもちゃ」のぶるぶるを強くしてくれるけど、おちんちんは入れてくれなくなってしまった。

 人間はご主人のちんちんを入れられながら悲鳴をあげている。でもおれ知ってる。声がだんだんおれみたいに気持ちよさそうに甘くなってるから、きっとこいつも気持ちいいんだ。素直にそう言えばご主人は優しくしてくれるのにどうして嫌がるんだろう。

 ご主人がおれを呼んでいる。おれはおしりに「おもちゃ」を入れたまま這いずりなからご主人の足元まで動いた。

 ご主人はこの人間を気持ちよくしてあげたいらしい。おれはご主人が命令するとおりに、気持ちよさそうなところを舐めてご主人を手伝ってあげる。

 乳首とか、小さいちんちんとか、口の中とか。いっぱいぺろぺろしてるとどんどん人間の声が気持ちよさそうになっていく。最終的に人間はご主人の首に抱きついて好き好き言いながら「あくめ」してた。アレって頭が真っ白になって気持ちいいんだ。いいなぁ人間は。

 それからおれと人間はご主人が留守の間、おそろいの「おもちゃ」をつけられてお留守番をするようになった。

「いぐっ♡♡♡いぐぅ~~~~っ♡♡♡も゛、やだぁ♡♡たすけ……ねーちゃ……、ん゛ん゛ん゛~~~~♡♡♡」

 人間は気持ちよさそうな声を出しながらずっと泣いてる。どうして泣いてるんだろう。こんなに気持ちいいのに。

 でもおれもご主人のおちんちんじゃないからちょっと物足りなくて、切なくて鳴き声をあげる。早く、早くご主人から「せっくす」してもらいたい。おれの方がこの人間よりちゃんと甘えておねだりできるし、嫌がらないで最初から好き好きってできるから。早くご主人帰ってきて。

「ただいまー。いい子にしてたかな?」

 あ、ご主人が帰ってきた!

 おれはもう待ちきれなくてご主人の前まで這って行くと、ご主人のおちんちんがある場所に顔を擦り付けておしりを振った。そうしている間にも「おもちゃ」で「あくめ」してメス声が出ちゃう。

「あ゛〜〜♡♡♡あ゛うぅう゛〜〜♡♡♡」

「よしよし。ポケスグリはいい子だなぁー♡スグリくんも同じように出来たら僕のちんぽ入れてあげるよ?」

「う゛、う゛ぅうう゛ぅぅ〜〜〜〜♡♡♡」

 人間のスグリはおれと同じメス声を出してるのにイヤイヤと首を振っている。

「んー、まだ堕ちないかー。まぁいいや。素直におねだりできるようになるまで今日はおしおきだよ」

 そう言ってご主人は人間の「おもちゃ」のスイッチを動かしてから、おれを抱っこしてベッドまで連れて行ってくれる。

「あ゛っ♡♡あ゛あぁあ゛あ゛あ゛お゛お゛ぉぉぉお゛お゛〜〜〜〜♡♡♡」

 人間のスグリは大きな声を上げながら床の上でびくんびくんと身体を跳ねさせている。

「スグリくんもこの子みたいに可愛くおねだりして、僕のちんぽ入れてもらえるようになろうね♡」

 あ! ちんちん入ってきた!

 おれは嬉しくてご主人の首にぎゅーって抱きつきながら「あくめ」した。頭パチパチする。ずっと気持ちよくて、お腹もご主人のおちんちんが嬉しいってきゅんきゅんしてる。そうしたらご主人にいっぱい撫でてもらえて、また嬉しくて「あくめ」しちゃった。おれはこんなにたくさん気持ちよくしてもらえて幸せだなあ。


 ある日のお留守番の時、おれは我慢出来なくなった人間とお互いを舐めあってしまった。

 その日はご主人がすごく遅くって、おれも早く「おもちゃ」以外で気持ちよくなりたかったし人間も発情した顔で泣きながら早く早くって言ってた。

 お留守番の時は腕を縛られてるから勝手に「おもちゃ」は取り出せない。おれたちはおしりの穴とかちんちんとかを舐めあって、身体を擦り付けあって、口もちゅうちゅういっぱい吸った。ご主人以外とこういう事するの初めてだったけど、気持ちよかった。

 でもそれはすごくいけない事だった。

 帰ってきたご主人はおれたちのやってる事を見てすごく怒ってしまった。

 おれはおしりの「おもちゃ」のぶるぶるを強くされたままずっと放っておかれたし、人間はちんちんに紐をつけられてベッドでご主人に怒られていた。気持ちよさそうな声をあげてたけど、出したい、ごめんなさいってずっと謝ってたからきっと怖かったんだろう。

 それから人間はずっとずっといい子になった。

 ご主人が帰ってきたらおれみたいにちゃんとおねだりするようになったし、ご主人のおちんちん入れられたら「ありがとうございます」ってお礼を言いながら「あくめ」する。お留守番の時はちんちんに輪っかをつけられてひんひん泣いたりするけど、我慢していい子で待ってるんだ。

 そうしたら、何故かご主人はおれに入れてくれなくなってしまった。

 人間とご主人が「せっくす」している間、おれはずっと床の上だ。ちょっと前の人間みたいにおしりの「おもちゃ」で我慢しなくちゃいけない。

 どうして? おれもいい子にしてるよ? ちゃんとご主人の言うこと聞くし、メス声だって我慢しない。ご主人の事好き好きってできるし、舐めるのも上手だよ。

 おれはどうしてもご主人におちんちん入れて欲しくって、ダメだってわかってるけどベッドの方まで入っていって精一杯可愛い声でご主人を呼んだ。

「ん? ああ、そういえば最近全然入れてなかったな」

 そうだよ。もうずっと人間ばかり「せっくす」してる。おれだって「せっくす」したい。ご主人のおちんちん入れて欲しいよ。

「あ、そうだ! スグリくんももっと気持ちよくなりたいよね! 僕の自慢のポケスグリ貸してあげるよ♡」

 ご主人はおれをだっこするとベッドの上に乗せてうつ伏せにする。ああ、入れてもらえるんだ。早く早くとおしりを振ると、ずっと欲しかったおちんちんが入ってくる。

 でもそれは、ご主人のじゃなかった。

「お゛お゛っ♡♡や゛、やだあ゛っ♡♡♡りょ、ほ……だめぇ♡♡♡ちんちんと♡おしりぃ゛♡♡いっしょに゛するの゛だめ゛ぇ~~~~っ♡♡♡」

 人間のスグリのおちんちんが入ってきてる。ご主人のと違って小さくて細いから、いつもご主人が擦ってくれるところまで届かない。おれは奥が切なくておしりをぎゅーって締め付ける。人間のスグリはそうするとますますメス声を出して足をバタバタさせた。

「いぐっ♡♡ちんちんも゛♡♡♡おしりも゛♡♡♡ずっどいっでる゛♡♡♡あ゛たま♡わや゛になる゛♡♡♡も゛、やだあ゛~~~~っ♡♡♡たずげでぇ~~~~っ♡♡♡」

「うう゛ぅ~~~~っ♡♡♡あう゛ぅ~~~~っ♡♡♡」

「ははっ! すご……スグリくん、ポケオナホ気持ちいい? おしりの中、僕のちんぽから搾り取ろうとしてるよっ♡もっといっぱいイかせてあげるっ♡僕のちんぽじゃなきゃイけないくらい躾けてあげるね♡」

「ほお゛お゛お゛ぉお゛おお゛ぉお゛~~~~っ♡♡♡」

 もうどっちのメス声かわからない。足りない奥に欲しくておしりを振れば人間も気持ちよさそうに腰をへこへこさせる。ご主人のちんちんをガンガンに突かれているとおれのおしりにも振動がきて気持ちいい。おれたちはいっぱいメス声をあげながらずっと「あくめ」し続けた。

 終わった頃にはおれも人間のスグリも指一本動かせない状態だった。

 それでもおれはご主人の方に這っていって、ちいさく「わやー」って鳴いて好きを伝える。いつも「せっくす」をしてもらった時にしてる事だから。

 ご主人はおれの事を見て、優しく頭を撫でてくれた。

「お前がいてよかったよ。スグリくんも気持ちよくなってたみたいだし、これなら早く僕のお嫁さんになってくれそう」

 ああ、ご主人が喜んでいる。

 おれはそれだけで嬉しくって、力なくまた「わやー」と鳴いて笑った。

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