ホンバン②
「はぁっ…! はあ! うんっ…! いいっ…! 気持ち良いっ……!!」
「ウ、ウタ……もう、無理……むぐん!」
「嘘つき。まだイけるでしょっ? ほら、ルフィのおちんちん、出したくて仕方ないって叫んでる……!」
あれからウタは獣のように、ルフィに対して腰を振っていた。その顔を谷間にしまいこみ、有無も言わせない。
5回。今迄に中出しされた回数だ。だというのに、ウタはどこか満たされなかった。その事実に焦っていたのだ。
自分も満足していないのだから、ルフィもそうかもしれない。折角ルフィが自分の身体に意識を向けてきているのに、無駄にしたくない思いもあり、焦っていたのだ。
そのため、ただルフィに快楽を与えようと腰を激しく振っていた。
「あっ! あぁ! 出るっ、また出る!!!」
ナカにあるルフィのモノが膨れる。そして子種を吐き出した。
「っっ!!!」
6回目の膣内射精。それは今までと比べ、量が少なく感じた。
「も…やめ…ウタ…おれ、死んじゃ…」
「死んじゃう? どうして?」
「気持ちよくて…死んじゃうぅ…もう、出したくにゃいぃ……!」
「そんなの許さないよ? ルフィはこれからもっと気持ちよくなって、私の中に射精して、赤ちゃんを孕ませるの。私が確実に妊娠したって思うまで、絶対やめないから……」
既にウタの膣は精液で満ちている。その証拠に、動くたびにタプタプと音がし、秘所から溢れ出る。
しかしウタは満足していない。少し低くなっったウタの声に、その発言が本気であるとルフィは感じ、その胸に顔を埋める。
「ならせめて……ちゅーしたい、胸、吸いたい……頭、撫でて欲しい……」
「……は?」
その瞬間、ウタは自分の子宮が猛烈に疼いていることを実感した。
眼下には、声を抑えながら情けなく自分の胸に顔を埋めて泣く、2歳年下の男の幼馴染がいる。
膣が湿っていく。そして収縮を繰り返している。子宮も突かれていないのに、勝手に下りていく。
「うぎっ……!?」
ルフィは突如自分のモノを包む感覚に声を上げる。
早く子種を寄越せ。そして孕ませろ。
ルフィのモノを取り込み、搾り取る準備をウタの生殖器官は既に済ませていた。後はウタが動きさえすれば、搾精機関が完成する。
ウタはペロリと舌で唇を舐める。
「あー……可愛い。ほんと可愛い。わざとやってる? そんな顔と声と発言してさ。それ、激しく責め立ててくださいって言ってるようなもんだよ?」
「っ!? ち、ちが……!」
「いいよ。望み通りにしてあげる。優しくしようと思ったけど、徹底的に搾るから」
「っ……! やめっ」
ルフィの両頬が力強く掴まれる。瞳から涙が零れ落ちる。また甘い地獄の快楽漬けを覚悟し、両目を閉じた。
「ん……」
「ん……んん」
だが、待っていたのは責め立てるような激しいキスではなかった。
震えるルフィを安心させるように、ゆっくりとウタの舌は彼の口内に侵入し、固まる舌を這いずり、神経を一つずつほぐすように、緊張を解かしていく。
ルフィの唇にウタの唇が優しく押し付けられ、その柔らかさにルフィは目を閉じた。
「んっ…! んんっ…ぷはっ……! うひゃ、うひゃぁ……!」
優しいキスに涙を流しながら、ルフィはウタを求める。自分から唇を当てに行き、口内と舌に自分の舌を交わらせ、唾液を取り込む。
自分とウタのが混ざった唾液を音を立てて、喉に流し込み、再び口付けを行う。
それが数分続いた後、ウタはゆっくり舌をルフィの口内から引き抜いた。
「……冗談だよ。びっくりした? ちゃんと、たぁっぷり甘やかしてあげるから、安心して?」
「ッッ!! ウタ!!!」
「やぁっ…! はぁんっ♡♡」
ルフィはウタの大きな果実の先端を啄む。ウタは一瞬震えた後、身体を反らし胸を突き出すことで、ルフィに授乳する際負担をさせないようにする。
搾ると言っておきながら、優しくキスしてくれたこと。そして今のように、自分を優先してくれる行動にルフィはウタに堕ちていく。
最初はウタとの性行為を避けようとしていたのに、いつの間にかウタと結婚したい。ずっと一緒にいてほしいと思うようになっていた。
乳輪を舌で這わし、弾くように乳頭を舌で舐める。そして、完全に唇で胸の先端を挟み、口内で舐め回す。
「ひゃあっ!? んんっ! あははっ! もうっ! そんなに乱暴にしても、ミルクは出ないよルフィっ……!」
ちゅー!ちゅー!と生乳に吸い付くルフィを引き剥がさず、ウタは寧ろもっと吸うように抱き寄せる。
しばらく経つと、乳頭から口を外しルフィがウタを見上げる。
「うたっ…! ちゅー…! ちゅーしてほしい……!」
突然見上げられ、首を傾げるウタだったが懇願するようにルフィから「おねだり」され、ゾクゾク湧いてくる喜びを抑えつつ、余裕のあるお姉さん風を吹かせた。
「はいはい。本当、ルフィは甘えん坊さんだね? じゃあ……口を開けて?」
「あぁん……」
「はいよく出来ましたー♪ あーむ♡」
「んちゅっ…ちゅるっ…れろっ……しゅき、うた、しゅきぃ……!!」
ルフィはウタと舌を交えながら、腰を動かし始める。ウタの細い腰回りを手で掴み、肉欲の赴くままに。
「んっ…! わらひも、しゅきっ! ルフィがらいしゅきだよっ……!!」
二人は互いに好意を伝え合い、行為に溺れる。
くちゅっ!ちゅるっ!ちゅこ!じゅぽっ!
ぐちゅ!じゅっ!ずぼっ!ごりゅっ!
上の口と下の口、両方から淫靡な音が響き渡る。好意の伝え合いと、その音によって二人の興奮度は高くなっていく。
ごりゅっ!ずちゅ!!ずぼっ!!
(ゔおっ♡♡ ルフィのおちんちん、私の子宮口にキスしてるっ♡♡ 子宮口が潰される音しか聞こえないっ♡ このまま中出しされたら、私壊れちゃうかもっ♡♡♡)
ルフィのモノは肥大を続け、ウタの膣はそれを悦ばせようと、激しくうねる。
「ウタ!! 出る!! もう出る!!!」
「うんっ! いいよっ! きて! 私のナカに、せーし一杯注いでェ!!!」
「ッッんん〜〜!!!!」
「んぎゅっううう♡♡♡」
中出し直前、ルフィはキスを求めウタの唇を塞ぐ。それと同時に舌も入れ、ウタは絶頂と同時にキスの快感も味わう。
さらに押し倒され、反射的にウタはルフィの腰に長い脚を回し、背中に腕を回し、引き寄せる。
(口っ♡ 口塞がれてりゅ♡ 息出来ない♡ 苦しいっ♡ でも幸せっ♡ 苦しいのが幸せって意味分からないっっ♡♡ 頭おかしくなりゅ♡♡♡)
口だけでもイッているのに、子宮口に密着したまま吐き出されるルフィの精液に、ウタの瞳はぐるりと上を見そうになった。
(おほっ♡♡ 出されてりゅ♡ ゴリゴリ子宮口押し潰されて、直接子宮にせーし注がれてる♡♡ 気持ちよくておかしくなりそうだけど、絶対離さない♡♡ 全部ルフィの受け止めるんだからっ♡♡♡)
ルフィは未だに全て出し終えないのか、ウタの子宮口に亀頭を密着させたまま、体重を乗せて腰を振っている。
ウタもルフィの子種を逃さないよう、しっかりと足を腰に回し、引き寄せナカに染み渡らせている。
それを4、5回繰り返した後、ブルブルっと震えて、ルフィはウタの上に覆い被さった。心地よい重さにウタは長く息を吐いた後、ルフィの背中を摩った。
「気持ちよかった……?」
「うん……もう、動けねぇ。こんなの初めてで……おれ、おれェ……」
「そっかそっか。よしよし……」
目を蕩けさせて、ぽーっとするルフィの頭を撫でるウタ。確実に妊娠したとウタは感じた。古い精子を全て排出し、新品プルプルな精子がウタの子宮と膣を満たしている。
その証拠に、ウタの秘所からルフィのモノが自然に引き抜かれ、ドロッ……とルフィの精子が流れている。
「じゃあしばらく寝たらさ。身体中ベトベトになったから……一緒にお風呂入ろう?」
「……うん」
汗と体液でヌルヌルになったお互いの身体を擦りつけながら、2人はしばしの時間を過ごす。
(甘やかしただけでこんなに沢山の量を出すなんて……本っ当にルフィは可愛いなぁ♡)
最初の焦りが嘘のような精液の量にウタは微笑み、ルフィの頭を撫でるのだった。