不感少女は甘えたい(ベル 対面座位)
薬による一時的な子供化はそう長く続くものではなかったらしい。機嫌の良いベルが気が済むまで小さくなったニックは撫でられていたが、気が付けば彼の体は大人のものに戻っていた。
「ニック、元に戻った……」
いつもと同じ体格差になったところで少し残念そうな顔になるベル。そんな彼女の頬を優しく撫でてやらながら、ニックはまだ硬いままの愚息をどうするか悩ましくなる。
ベルもそれに気付いたようだが、彼女はすっかり大人サイズのソレをひと撫でして
「僕、大丈夫だから……しよ……?」
そういいながら抱き着いてきて愚息に秘部を押し付けてくる。先ほど出した精液のヌルリとした感触がニックの興奮を誘い、思わず喉を鳴らしてしまう。
華奢な身体を抱き上げて股座にゆっくりとする降ろしていけば、ベルの秘部へとニックの剛直が沈んでいく。
「んっ……これ、すき……♡」
ニックの腕の中にすっぽり抱かれてベルは子猫のように身を捩る。初めての行為の際もこんな対面座位だったが、ニック自身も幼いベルとの行為に抵抗を無くし始めていた。
ひとえに言えば彼女と快感が共有できる兆しが見えたのもあるだろう。これについては異母に感謝すべきだ。変な薬を教えてないかは問い詰めたいが。
「んくっ……にっくの、おっきい……んっ♡」
ゆっくりと腰を揺らし始めれば、ベルも快感に身を委ねていく。前に大人化で一時的に不感症がかなり改善された状態になったからか、今のベルは最初に比べればよく感じるらしい。
「あっ……んんぅ……♡にっく、もっとつよくして……いいのに……」
それは駄目だとニックはベルの頭を撫でながら優しく腰を揺らしていく。ベルが大事だからこそ、壊すような扱いはしたくない。
そう真っ直ぐと伝えればベルは光の残る右目をパチクリとさせてから微笑んだ。
「ぼくが、だいじ……うれしい……♡」
思わず見惚れてしまいそうなほど幸せそうなベルの表情に、ニックは込み上げるものを感じながら抱き締めて腰を揺らしていく。
やがて優しくながらもスパートをかけだしたニックに、ベルは懇願するように見つめて言ってきた。
「にっく……ちゅーしたい……♡」
本当はかなり甘えん坊なベルにニックは内心苦笑して幼い唇へと優しく重ねていく。
「んぅ、ちゅく……んぁ……♡」
そうして口内を舐め回すような甘く深いキスに興じながら、ニックはベルの中へと精を注ぎ込んでいくのだった。