不感少女と初めての夜 (ベル 対面座位)
「んっ……ニック、まだいれないの……?」
これだけ濡れていれば大丈夫か。少なくとも身体そのものには快感があるのだと安心しつつ、ニックは解れ始めたベルの秘部をひと撫でする。
ベルの不感症は無理矢理襲われた際に生じる熾烈な苦痛や、投薬による異常快楽から幼い精神を守るものだったのかもしれない。
それならばいつか治してやれるかもしれないとニックは安堵しながら、彼女の頬を優しく撫でた。
「ニック……?」
ベルは本当に自分のことを想ってくれているらしい。生きるために身体を差し出すような残酷な人生を歩んできた彼女が、夜這いをかけてまでニックがいいと望んできているのだから。
もちろんその気持ちは嬉しいものの、幼すぎるベルを前に性欲を暴走させられるほどニックは獣になりきれない。
だが望みを叶えなければベルはもっと悲しむかもしれない。だからこそ彼女にはできる限り優しく希望に応えてやりたい。そう考えてニックは行動に移していく。
「あっ……ニックの、あたってる……」
小さなベルを抱えあげ、そそり勃った肉棒への降ろしていく。壊れそうな華奢な身体をガラス細工でも触るように丁重に。
ニックの肉棒はベルの手首よりも太いが、彼女の膣はそれでもゆっくりとだが受け入れてくる。
「ん、くっ……ニックの、ふとい……」
大丈夫か?痛くないか?再三に渡り確認するが、ベルは首を横に振るだけ。
どう見てもニックのソレはベルの小さな身体には凶悪すぎたが、彼女本人は痛みも何も感じていないらしい。
「ニック……僕で、気持ちよくなって……」
意外にもあっさりと最奥まで入ってしまったことにニックはなんとも言えない感情に打ちのめされていたが、ベルはそれでも健気に見つめてきていた。
わかったと小さく告げてニックは腰をゆっくりと動かしていく。小さな身体を優しく抱き止めて、壊さぬように突き上げることを繰り返す。
「ぁっ、んんっ……ニック……はげしく、しないの……?」
小さく声を漏らしながら、ベルは当然のようにそんなことを言い出す。ミオーネやエルシアのように激しく犯していいと言いたいのだろう。
実際ベルの膣内はキツすぎるほどだが、それまでの調教の影響なのか異常な吸い付きを見せている。彼女が声を漏らすたびに肉棒が強く締め付けられて、腰を獣のように振れと囁いてくる。それほどまでの名器だった。
同時にそう思えてしまうことにニックは歯噛みするが、もはや止まれない。
「んっ、あっ……ニック、ぎゅっとして……」
快感こそはないだろう。それでもベルはニックと繋がれたことが本当に嬉しいようだ。
理性の間に揺らされながら、ニックが達するのにはそう時間を要さなかった。