ベッドヤクザユーマくんに食べられちゃうクルミちゃん
私はユーマくんと結ばれた。もっと簡潔言うと男女として正式にお付き合いを開始したということだ。
私はある日突然自分がホムンクルスだと聞かされた、そりゃあ突然そんな事を聞かされたらパニックにもなるし不安にもなったなぁ。でもユーマくんはそんな私に寄り添って常に元気付けてくれた。元々彼のことは気になっていたけど、それでさらに惹かれていって、もう我慢できなくなって告白したんだっけ。
結果としてユーマくんは私を受け入れてくれた。ホムンクルスである私を特に気にすることなく彼女にしてくれた。
私には何となく分かるんだ。カナイ区の事件は解決したけど、ユーマくんはどこか寂しげな表情を見せることが多くなった。それはまるで大事な人を失ったかの様な……
だから、今度は私がユーマくんを元気付けてあげたい。彼の彼女として。
そして今夜、私たちは結ばれる。物理的な意味で。ユーマくんも私も初めて同士だから上手にできるか分からないけど、私はユーマくんと一緒ならそれだけで幸せだよ?
って、思ってたんだけど。
「あの……クルミちゃん。実はボク、初めてじゃないんだ」
「……えっ?」
〜〜〜〜
ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡
肉と肉とが激しくぶつかり合う衝突音、それに合わせて鳴り響くベッドがギシギシと軋む音。
そう、私は今……ユーマくんに抱かれている。
「はぅ、んんっ♡♡ ゆー、まくぅんっ♡ わたし、こんなの……はじ、めてっ♡」
「よかった、クルミちゃんが気持ちよくなってくれて」
「いやっ♡ そんな、見ないで…っ♡ わたし、ぜったい……っ♡♡ へんなかお、してるっ♡」
「そんな事ない、とっても可愛いよ。それにボクはクルミちゃんのそういう顔……大好きだよ」
「〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡」
きゅんきゅんきゅん〜〜っっっ♡♡♡♡
私、ユーマくんは普段通り絶対に可愛いリアクションをすると思ってたのに……それなのに、なのにっ…!
かっこよすぎるよ〜〜〜っっっ♡♡♡♡
なにそれ! 女の子の扱い方上手すぎ! 服を脱がせるとこから前戯までスムーズすぎて凄くかっこよかった…!
うぅっ…! 体は細くて顔も可愛いのに、おちんちんも凄く男らしくて、その雄の象徴に突かれるだけで私の体は女の子の悦びを感じてきゅんきゅんが止まらなくなっちゃうっ♡♡♡
うぅ…! ユーマくんが夜はこんなに逞しくて、男らしいなんて…っ! 私、私っ!ユーマくんに甘えたくなっちゃうよぉ♡
「ゆーま、くんっ♡♡ すきっ♡ すきすきすきっっ♡ だいすき、だよ…っ♡♡」
「ボクも、クルミちゃんのこと大好きだよ。ううん、大好きなんて言葉じゃ足りないかな?」
「ほぇ…?」
「───愛してるよ、クルミちゃん」
「〜〜〜〜〜〜っっっっっっ♡♡♡♡」
きゅんっ…♡ きゅんきゅん〜〜っっ♡♡
そんな事、言われたら…っ♡♡ もう、ユーマくんの女になるしかないじゃんっ♡
ユーマくんっ♡ ユーマくんっ♡ ユーマくんっ♡ すきぃっ♡ 大好きっ♡ 私も愛してるっっ♡♡♡
「ゆーま、くぅんっ♡♡ ほしいよぉっ♡ゆーまくんとの、赤ちゃんっ♡ ほしいよぉっ♡♡」
「いいよ、ボクもクルミちゃんとの赤ちゃんが欲しい。クルミちゃん、ボクの赤ちゃんを産んでくれるかな?」
「う、うん……っっ♡♡ もちろん、だよっ♡♡」
そして次の瞬間、私の体の中にはユーマくんのアツくてドロりとしたモノが注ぎ込まれた。
その瞬間、私の本能が感じ取った。ユーマくとの赤ちゃんを孕んだって。
ホムンクルスと人間の間に子どもができるのかなんて知らないけど、私はユーマくんとならどんな不可能も可能にできると信じている。
だから────
これからもずっと一緒にいてね…。可愛くて格好いい、私のユーマくん♡