プレショ Bブロック一階席3回、Oブロック二階席1回参加した見え方と感想。
ショー内容の軽いネタバレ注意
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まず結論から言うと、臨場感重視なら一階席、ショー全体を楽しみたいなら二階席。観客席への水かけはそこまでないが、中盤でDブロック一階席はベッショべショになるシーンがある。Dブロック一階席の予定なら、着替えか雨がっぱか濡れても良い服がおすすめ。観客全員でブルックの新曲に合わせてタオルで応援するシーンがあるので、タオルを持っていくのがおすすめ。推しタオルを現地で買うのもあり。写真撮影・動画撮影はグリーティングの時のみ可。写真はインターネット上にアップロードして良いが、動画はダメ。動画は自分だけで楽しもう。
ショー内容・登場キャラのガッツリネタバレ注意
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見え方について。F~Mブロックの中央の席が良いのは言わずもがなだが、上手(N〜Rブロック)は殺陣が繰り広げられながら登場するシーンが多いためすごく見応えがあるし、下手(A~Eブロック)はブルックの演奏やキングの火龍皇、ネガティブホロウにやられたルフィが復活するところ、クロコダイルの砂嵐、キャラクターが退場する時のアドリブが見られる。上手・下手どちらかに寄っていてもそこまで悲観する必要はない。
次にショーの感想。序盤は麦わら一味とレベッカ、今回の黒幕『ヴェン・ヴェンドラー』にスポットが当たる。麦わら一味の登場は案外神出鬼没というか、「そこから!?」みたいな登場が多いので楽しみにしておいてほしい。麦わら一味は当然のことながら、全員格好良かった。
プレミアショーの予告を見た時、「今回の敵役達、あんまり共通点無いのでは?」と思った方は少なからずいると思う。それは今回の黒幕の能力のせいだ。偽物を生み出す『マリマリの実』の能力者で、あらゆる強敵を作り出しドリームマッチや因縁の対決を実現させたのだ。要するにスタンピード的(特撮で言う春映画)なのだ。これだけで嬉しさ満点だが、黒幕そのもののキャラクターも麦わら一味に勝るとも劣らない魅力がある。その側近の『オネット』は(おそらく)唯一演者本人が声を当てていて、いつも違うネタを披露してくれる。三枚目さとシリアスの両立が本当に上手いと思った。あとBGMでとてもワクワクした。
中盤の見せ場はやはりネガティブホロウにやられた麦わら一味達を奮い立たせるチャマシ-の新曲だろう。野外ステージの照明がガラリと変わって、ブルックのステージになるところは月並みだが興奮した。ここでダンスの練習の成果を見せよう。いまいち動きが合わなくても、心は一つだ。気にせず内なるチャマシ-をハジケさせよう。
終盤の最初の見どころは、敵役が一斉に登場するシーンだろう。覚えている限りAとBの間はクロコダイル、BとCの間はセニョールピンク、OとNの間はドフラミンゴが出てきた。それ以外にもほとんどの縦の通路に敵が居たと思う。あなたが通路側の席ならラッキーだ。たなびく長さのマントの敵は退場時走り去るとマントが当たる。筆者は一度クロコダイルのマントが顔面に直撃した。この一斉登場シーンは正直目が足りない。あちらこちらで大乱戦が繰り広げられる。後で一組一組キチッと決着をつけるとはいえ、推しを見れば良いのか、近くの戦闘を見れば良いのか何度見てもわけが分からなくなるほど豪華すぎる。極論どこを見ても面白いので、本能に従おう。
この後の勝負は麦わら一味全員に見せ場があり、全ての戦いが見どころと言い切って良い。個人の好みで選ぶなら、私はセニョールピンクVSフランキー、ペロスペローVSチョッパー、藤虎VSゾロの3つ。ハードボイルドなプロレス的戦い、コミカルで魅力的な戦い、息を呑む殺陣が連続する戦いで、満足度が高かった。
最後にグリーティングに関する注意点を2点申し上げる。まず一つ目、グリーティングはかなり急に始まる。基本キャラクターは下手の小ステージ→中央大ステージ→上手小ステージと移動する。麦わら一味はそのまま上手へ退場し、他キャラクターは二階席11列目の前の通路を通って上手から下手一階へ退場する。下手側の席の場合、グリーティングの少し前にカメラを起動しておかないと、最初に出てくるバルトロメオの撮影が間に合わない。全員撮りたい場合は黒幕を倒して、スモーカー中将が電話を切ったあたりから準備はしておいた方が良い。二つ目は、ハイタッチについてだ。あなたが二階席11列目を取れた幸運の持ち主なら、撮影はハナからやめてハイタッチに専念した方がいいと、私は思う。それくらい価値のある席だ。麦わら一味はグリーティング時に一階席の最前列付近でワチャワチャしてくれるので、一味が好きなら一階席の前目がおすすめ。
色々長々と書き連ねたが、私は通うくらい好きになった。行って損はないと思う。余裕があるのならぜひ行ってみてほしい。