ブロッケン現象から見るニセルフィ
※参考文献の著者が宗教思想家だったため宗教についてちょびっと触れています
ルフィが太陽神ならニセルフィは影じゃない？さらにブロッケン現象※1の曖昧さって実体がないニセルフィっぽくない！？という考察が面白かったので考えてみた
※1太陽などの光が背後から差し込み、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%B3%E7%8F%BE%E8%B1%A1
wikiを見たところ欧米圏ではブロッケン現象を幽霊と呼ぶとのこと ニセルフィもまたルフィというガワの幽霊のような存在であるため掘り下げたいと思い欧米圏のブロッケン現象へのイメージはどうなのか調べる
https://www.metoffice.gov.uk/weather/learn-about/weather/optical-effects/brocken-spectre
→そこでいくつかの文学で使われているという情報を得る
特に有名なのがルイスキャロル 代表作は鏡の国のアリス 「鏡」というある種偽物を象徴する物語を書いたルイスキャロル 彼はブロッケン現象をどのように落とし込んだのか 気になり調べたところ当該著書を特定できた
その本がこちら
https://www.amazon.com/Problem-Pain-C-S-Lewis/dp/0060652969
説明を見る限り、ルイスキャロルはクリスチャンかつ思想家でもあったようで「全知全能の神はなぜ、我々が苦しむのを黙認するのだろう」という質問を考察し、そこから見える希望を読者に共有したのだ
しかし本の概要だけでは肝心のブロッケン現象については分からなかった
この本の日本語版は作られていないようだがブロッケン現象について触れているサイトは発見できた
https://www.biblegateway.com/devotionals/cs-lewis-daily/2068/09/13
翻訳自信ないけどざっくり要約してみると、
我々人間がそれぞれ個性豊かに造られているのは、マンションの鍵穴一つ一つが全く違うようにそれぞれにあった鍵…すなわち救いが用意されているからであり、遺伝や環境などの要因も神が我々を創造する際の道具にすぎない
ということらしい
ではブロッケン現象はどこで出てくるのだろうか？抜粋した部分がこれである
The Brocken specter ‘looked to every man like his first love’, because she was a cheat. But God will look to every soul like its first love because He is its first love.
訳 ブロッケン現象が全ての男をまるで初恋のように見つめるのは、彼女が浮気者だからである。しかし神が我々の魂をまるで初恋のように見つめるのは実際に初恋だからである
つまりこの箇所では、浮気などではなく万物全ての魂を個別に救う主のありがたさを浮気者のブロッケン現象と比較しながら説いていると考えられる
※ブロッケン現象をlooked to every man like his first loveと表現したのはルイスキャロル以外の詩人であり、ルイスキャロルはそれを引用したらしいがその詩が1800年代古語で書かれているため掘り下げるのは断念した
えーと…ニセルフィ=ブロッケン現象だとして…今までの情報を整理すると…
ブロッケン現象=全ての男を初恋かのように見つめる色狂いビッチ=ニセルフィ！！？？
ニセルフィ、ビッチだった！！！？？？
え…辞書を引きながら必死で調べた結果がこれかえ…？わちき頑張ったんだけどな…ほらわちき一応天竜人だからさチンピラ海賊やってるニセルフィよりかは教養ある方だと思ったんだけど完敗だえ なんでここまでやって答えがビッチになるんだよ怖いよ これは完全に弄ばれてるえ マゾ心刺激するのやめて 自分より頭悪いヤツにパワーでゴリ押されてかき乱されるのド性癖なんだよ誰か助けて もうビッチ個体を開放してシコれということかえ？ ということで本日ビッチ個体開放します
真面目に読解すると、本来全ての魂はそれぞれに合った形で全く別のものとして作られている…というニセルフィにとってはこの上ない救いであるはずの物語の中でもブロッケン現象として踏み台かませにされて救いの範囲外に位置づけられるのかわいそうすぎて涙でる 股間から