フリルルート ピロートーク
chpter…
ピロートーク
フリル「ハァハァ…乱暴なのに優しいね…
経験無い、て聞いたのに慣れてない?私が本当に初めて?」ジト目
硝太「初めて。誰かを抱いたのもキスしたのも…全て君が奪って行った、て言ったろ?
(格好付けないと罪悪感で崩れ落ちそう…
節度あるお付き合いします、て啖呵切ってこれか…!僕は…!!)」
フリル「信じてあげる…ね、気にしてる?記者会見の約束破ったこと」
硝太「そりゃ…だって君の会社の人達まで巻き込んで約束までしたんだ。気にするさ…」
フリル「真面目だねー
…ぶっちゃけずっと我慢、限界だった?」
硝太「まあ…うん
自分が凄い魅力的な女だって分かれよ
耐えに耐えていた自分褒めたいわ」
フリル「最後は私に負けたけどね?恋愛頭脳戦は私の勝ち、ブイ」
硝太「……いつもは僕が手を出すようにしてるのわかっていたけど、今日は身体使って慰めよう、てしてくれてたろ?
君はそんな安い人じゃ無いんだから…
ンンムグ⁉︎」
フリル「…ップハァ…うるさい口は黙らしちゃうよ?」
硝太「黙らしてから言うなよ…」
フリル「ね、硝太が戦ってるのは分かるけど、私も貴方と一緒に戦ってる。貴方を支えたいし、一緒にいたいからこの関係を守ってる。歪な始まり方したけど恋人が苦しんでいるなら癒されて欲しい、て思うのは当然じゃない?」
硝太「そうだね、ごめん。
…後もう少しで僕たちの勝ちだ。兄さんが早まったことをする前に、奴らがこちらに仕掛ける前に、全て終わらせる準備が整う。全て終わったらもう一度告白させて欲しい。きちんとした形のをやりたい」
フリル「ふふ、ふふふふ
ね、ならさ、、卒業したら式、挙げない?
2人で八丈島あたりに家購入しようよ
オーシャンビューだよ?
それに私が養ってあげる」
硝太「おかしい…告白をやり直したい、て言ったのに未来のことと逆プロポーズを食らったし、なんかヒモになれ、て言われたぞ?」
フリル「?だって私をキズモノにした責任取るんでしょ?取らないつもりなら硝太を破滅させるよ?」
硝太「やばい。目がガチだよこの子…
責任取る…というか取らしてくださいお願いします!君じゃ無いと嫌なのと
ヒモはイヤだ!情け無いし!!あと式は待とう!代わりに籍は入れよう!!」
フリル「!籍、良いの?」
硝太「勢いで言っちゃったよ…むしろお願いしたいけど、良いの?
君、もっと良い人に巡り会えるよ?100%」
フリル「私が苦しい時に寄り添って、ボロボロになって助けた人には1000%及ばないから良いの
…あ、籍入れるなら少なからず両親の同意いるね」
硝太「あー…大変そう」
フリル「八丈島暮らしのためだよ。頑張ろう?」
硝太「普通に都内じゃダメ?」
別れの時間まで裸のまま他愛の無い話を続ける。
明日には全ての決着を迎えられるように
東京が混乱に陥るまで後……
chapter end
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