フェニア編 対面座位

フェニア編 対面座位


「これ、わたしすきです……♡」


 エルキュールに抱き上げられたフェニアは、潤んだ瞳を薄めながら子猫のように身震いしていた。

 すでに蕩けきった膣口に栓をするように、槍のように反り立つそれを挿入してやればフェニアは背筋を仰け反らせる。


「んんぅっっ♡えるきゅーるさまのが、ここまできてるのがっ……わかちゃって……あぁっ♡」


 きゅっと優しく抱き締められればフェニアはより一層上機嫌になったように赤い翼を揺らしていた。

 最奥に余裕で届き、行場がなくても突き上がってくる肉槍に圧迫感もあるはずだが、それ以上にが幸福感が強いらしい。

 フェニアは愛しいエルキュールをその胸に抱き寄せて、細腕で縋り付いていく。


「えるきゅーるさまっ♡えるきゅーるさまぁっ……♡もっと、もっとあなたを、かんじさせてくださいっ……♡」


 そんなオネダリをされてしまえばエルキュールも理性を保ってられるはずはない。

 抱き着いてくるフェニアに対して、その唇を奪うとただひたすらに腰を突き上げていく。


「んんぅぅ〜〜〜〜♡ひあっ♡ああっ♡はぷっ……んちゅっ♡」


 もはや凌辱じみた勢いで腰を打たれていく。フェニアはそんな激しく乱暴な動きにも甘く悶え、その瞳を快楽の涙に濡らしていた。


「あっ♡あふっ♡ああっっ♡んっ♡ずっと、イって……ひんっ♡」


 強すぎる快楽にフェニアはもはや喘ぐことしか出来ない。

 もはやされるがままのフェニアはそのままエルキュールに犯され続けた。

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