ハロウィンだよ!全員集合!

ハロウィンだよ!全員集合!

稲生紅衣メメ虎屋ダルヴァの主

※時空は気にするな!

「久しぶりじゃのう梨子ちゃん!そしてチョロ家...違ったわ 継家!」

「お久しぶりー!」

「一回殴って良いか稲生?」

今日はハロウィン!梨子ちゃんが人に会いづらくされておったが継家に交渉をして自身のお店を見せに行くという理由をつけて外へと出してもらった

これから現世の者や死神色んな者が継家の店『星雲庵』へと集まりハロウィンパーティーを開催する

カフェ『ヴァンデンライヒ』なんかも来るらしい...まああそこ滅却師の巣窟じゃしな

そうこうしていると外が騒がしくなってきた きっとみんなが来はじめたんじゃろうか「カワキよ...服を着ろ」「マント!マント羽織るだけでも良いから!」

...なんだか早速大変そうじゃぞこれ


─外─

「一護よ...今は協力しこの盤面に対処せねばなるまい」

「ああ分かってるぜ!」

「不本意だが力を貸してもらうぞ 石田雨竜」

「大丈夫だ もう既に二人分のマントと無難な服は作成しているよ ハッシュヴァルト」

黒崎一護 石田雨竜 ユーハバッハ ハッシュヴァルトと錚々たる面子で立ち向かうのは

「もう既に約束の時間は回っている はやく店内に入るべきだと思う」

明らかに包帯を巻いたくらいしか布がない志島カワキ

「なんだかとっても涼しい気がするね 夏が過ぎたからかな」

トチ狂って痴女になったのかと思わざるを得ないナース服を着た鳶栖璃鷹

彼女らの痴態をどうにかすべく彼ら四人はカフェから全力(一般人にバレない限界で)走ってきたのだ


淫靡な服装した者を追いかけるという中々な絵面だが 実際は体を拭かぬままに風呂場から居間へと飛び出る子供を追いかける親のような状況であるのがまたややこしい

「服を着ろカワキ そしてその学友...いくら仮装をするとはいえ空座町でそんな恰好をするのは恥ずかしい事だと自覚しなさい」

「服は着ているだろう ハッシュヴァルト」

「それは服とは言えないだろう!!仮に私が全裸に包帯を巻いていたのなら明らかにおかしいと分かるだろう!!」

少しカワキは顎に手を置き考える 分かってくれただろうか

「面白い絵面になるだろうね」

ハッシュヴァルトの脳の血管が数本切れ...『身代わりの盾』が肩代わりした


鳶栖璃鷹の方を言えば石田と一護が頑張って説得していた

「なんつーか...こう今の衣装は明らかに なんかこう出しすぎっつうか...」

「黒崎の言うとおりだ 公的良俗に反してる...逮捕されてもおかしくはないよ」

そう言われれてようやく鳶栖璃鷹の方も顔を赤らめて

「えぇ!?ごめん!浦原さんに言われて大丈夫なもんかと思ってた...!」

その表情の内で実際は何を思っているのか...知る由もないが

「私はカワキとその友達に『服』を与える!」

「そんな気合い入れなくても普通に渡そうぜ とりあえず後で浦原さんは後で肘いれとこう...」

ようやく服を着た(着せられた)二人を連れて一同はようやく店へと足を運んだ


続きはその内~



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