ハルサザのイチャラブ 序
「今日の空振りか〜…。あの日撮影できてたらなぁ〜」ジトー
「…………………」
ちょっとバツが悪そうにハルトは目をそらす。
「まあぼやいたって仕方ないか」
(ワタシも気持ちよかったし……)ボソッ
「何か言った?」
「言ってない」
「ふーん…」
「今日はもうこんな時間だし寝ようか」
「ねえ、サザレさん」
「なーに?」
「もう何度もこうしてアカツキ探してるけどさ。なんで毎回テントに宿泊するの?」
「なんでって…」
「空振りなんだからすぐ帰ればいいのに、なんで泊まって帰るの?」
「こ、こういうのはテントで泊まってくのが定番で…!」
「もしかしてさ、期待してた…?」
「~~~//そんなわけないでっ…!」
「僕はしてたよ」
「っ………//」
「だってサザレさん、あんなことしたのにその後もいつもお腹出して僕のとこ来るし。本当は期待してたんでしょ?」
「それは……ちょっとだけ……//でもこれはワタシのファッションだし……//」
「初めて会った時からずっと、気になってしょうがなかった。ずっと我慢してたのにあの日サザレさんが一緒にテントに入ろうなんて言うから、我慢できなくて…」
「すけべ…」
「ぼ、僕じゃなくてもみんな気になってるよ!」
「そんなこと言うなら助手君だっていつもすごい短いズボンじゃない。バトル中とかたまにブリーフ見えてたよ」
「……えっち//」
「ちがっ…!べべべ、別に見ようとしてたわけじゃ…!//」
「サザレさんもそんなにえっちな人だったんだね」
「同類にしないでよ…//」
「ねえ、今日いいでしょ?」
「え?い、今すぐ?」
「僕、これでもあの日から我慢した方だよ!」グイッ ドサッ
「きゃっ!」
あの日よりも優しく、しかし強くサザレを押し倒す。
「ま、待ってよ助手君!」
「いやだ、ハルトって呼んで」
「は、ハルトくん…?そういえば名前初めて聞いた」
「そういえばそうだっけ…」
「自己紹介の前にワタシを襲うなんてホント生意気な子…」
「いいよね、サザレさん?」
「わかった…いいよ。でも、優しくしてよ?流されてするのはもうヤダ…」
「うん……」サワッ
軽くサザレの胸を触る。
「んっ…もうっ、そうじゃない…」
「え?ま、間違えた?」
「最初はキスしてよ…」
「そ、そっか…」
ゆっくりと2人は顔を近づける。
「んっ……」
唇を軽く重ねて照れくさそうにハルトは顔を上げる。
「………そ、そういえばキスは初めてだったね」
「あの時はお互い夢中だったからね」スッ
サザレが服に手をかけると
「あ、待って!僕が脱がせたい!」
「え?し、しょうがないなぁ…//」