ハッピーバニーバースデー

ハッピーバニーバースデー


R 18アホエロ注意

♡、濁点汚喘ぎ注意


「……よぉ、誕生日なんだってな」

能力者狩りから帰還した黒ひげを出迎えたのは、シリュウの突拍子もない発言だった。

「あァ?誕生日だァ?」

「8月2日じゃねェか、今日は」

「……一日ズレてるぜ。おれの誕生日は明日なんだがよ」

「細けェことなんざどうでもいいさ。プレゼントがある。部屋でかわいいウサギがお待ちかねだ」


何やら意味深なことを言い残して、シリュウは葉巻を燻らせながら悠々と去っていった。

あの男の口から飛び出た、誕生日だのプレゼントだのという言葉には若干の気色悪さを覚えないこともないが、祝われること自体は悪い気はしない。

一体どんなものかと好奇心に駆られ自室へ足を踏み入れると、そこにはとんでもない光景が広がっていた。


部屋の真ん中に鎮座するベッドには、確かにピンクの兎がいた。だが、その様相はまさしく酷いの一言だ。

黒いニーソックスに包まれた細く引き締まった脚は、右手首と右足首、そして左手首と左足首をそれぞれきつく縛られて、まるで仰向けにひっくり返されたカエルのようにだらりと開かれていた。身体のラインに沿ったぴっちりした布地に覆われた肢体には、無数の鬱血痕と噛み跡が散らばっており、緩やかに膨らんだ股間のそのまた奥、散々男の欲望を突き立てられたであろう秘部は、狭い布面積では隠し切れないほど赤く充血していた。

極め付けは桃色の頭に装着された黒い耳。時折ぴくんっ♡と痙攣する四肢に連動するように、ぴょこっと揺れている。

いろいろな体液に塗れぐちゃぐちゃのシーツに埋もれていたのは、バニーガール姿のコビーだった。

「オイ!あいつよりによっておれのベッドでヤりやがった!最悪だな!!」

先に手を出しておいて、何がプレゼントだ。

どすどすと足音を響かせながらベッドに近寄ると、ぼんやりと天井を見つめていた虚な目がこちらへ向けられた。

「ったく、お前ェも災難だったじゃねェか。生きてるか、コビー?」

「……………っ、ぅ」

弱々しく呻き声を漏らしつつ、コビーは黒ひげの視線から逃れようとするかのように身を縮こめようとした。力が入り切らないだろうに、はしたなく開かれた脚を閉じようと身を捩らせている。このあられもない格好を恥じらっているのだろう。赤らんだ頬は、まるで生娘のようだ。

何度犯されようとも純真さを失わぬその様に、欲望に火がつくのを感じた。

シリュウの後というのは気に食わないが、せっかく貰ったプレゼントだ。ぐちゃぐちゃになったベッドは後で本人に責任をとらせるとして、今は目の前の馳走を存分に味合わうとしよう。


「…………、ひっ」

太ももを這うかさついた指の感触に、コビーは小さく声を上げた。

「どうだった、ウサギさんよ。シリュウのニンジンは美味かったか?」

「……ぁ、あぁ」

つうっと脚線を辿った太い指は、その根元にまで到達した。

股間を覆うスーツの布地をずらすと、透明の粘液に塗れてくたりと萎れた陰茎、そしてぽかりと口を開けたままのアナルが顔を出しす。赤く腫れた縁をなぞると、くちゅ♡と濡れた音を立てた。

「ぃ゛っ、あぁっ♡」

どうやら、既に精液は掻き出してあるようだ。とはいえ、身の丈に合わない巨大なペニスによって蹂躙されきった尻穴はまるで溶岩の如く熱く蕩け、雄を誘うようにひくひくと蠢いていた。それに応えるように中指を一気に根元まで突き入れると、コビーは甲高い悲鳴をあげて縛られた身体を震わせた。

「あ゛ッ、は、ぁ〜ッ♡♡あ♡あッ♡♡ぁあアっ♡♡」

「物欲しそうにしやがって。まだ喰い足りねェのか」

前立腺をごりごり擦ってやると、鳴き声が更に高く、甘く響く。身も世もなく乱れる度に、兎の耳もぴょこぴょこ動く。

「ぁ゛あーッ♡あ゛っ♡あ゛っ♡うぅ゛あァ~~ッ♡♡」

「なァ、シリュウに何回出されたんだ?……って、もう聞こえてねェか」

はて、兎とはどう鳴く生き物だったか。場違いな考えが脳裏をよぎって、すぐに頭を切り替える。

びくんびくんっ♡♡と激しく痙攣する股間の真ん中で、芯のない細身のペニスがぷるぷると揺れていた。既に嫌というほど絶頂させられて、勃起すらままならないのだろう。

黒ひげは指をいったん引き抜いて、今度は2本まとめて一気に最奥めがけて刺し貫いた。

「んお゛ッぉお……♡♡♡う、ぅ゛う~~……ッ♡♡」

あまりの衝撃に、コビーは目を白黒させて仰け反った。その小さな体躯では、黒ひげの指ですら凶器に等しい。

2本の指で奥への入り口をトントンとノックすると、コビーは狂ったように身悶えた。

「あっ♡あひィッ♡♡ひぐっ、う゛ぅううぅ♡♡ひょ、そこ、らめっ♡イくっ♡い゛っちゃうううッ♡♡♡」

「もう出ねェんだろ?だったら何回だってケツでイきゃあいいじゃねェか」

「や、いやぁっ♡ゆび、やら……!さび、しい、から……ッ!!てぃー、ちの、ほしい……っ!」

切実な懇願に思わず指を止めると、激しい責めから解放されたコビーはぴくぴくと震えながらぐったりとベッドに背中を預けた。

切なげにこちらを見上げる、雫をいっぱいに湛えた丸い目。どこまでも雄の征服欲を掻き立ててくる。

「そうか、仕方ねェ。確か、ウサギは寂しいと死んじまうんだったなァ?」

ベッドに腰掛けズボンの前をくつろげると、ぼろんっ、と天を衝いてそびえ立つ巨大な陰茎がまろび出る。あんな美味そうな姿を見せつけられて、こちらはもう臨戦体制だ。

息を呑んで黒ひげの剛直を凝視するコビーを抱き上げ、向かい合わせに座らせる。

「……………欲しいか?」

わざと声をうんと低くして、耳元で囁いてやると、兎の耳がびくんっと揺れた。顔を真っ赤にして控えめに頷くコビーに、強烈な愉悦感が全身を満たす。

「ゼハハハハハッ!そうか、それじゃたっぷり味わいな!!」

コビーの腰を両手で持ち上げ、いきり立ったペニスをぬかるんだ穴に当てがい、一気に突き入れる。長大な肉槍は一気に狭い胎内の奥の奥へと侵攻を果たし、結腸の入口を貫いた。

「………、ひっ、ぃ!〜〜〜〜〜ッ♡♡♡♡」

勢いよく仰け反って後ろに倒れそうなる身体を、すかさず右手で支える。

嬉しそうに夢中でむしゃぶりついてくる媚肉は、まるで長く家を空けた夫の帰りを出迎える、貞淑な妻のようではないか。

「…………ぁ゛、か、はっ」

舌を突き出して、はくはくと声も無く喘ぐコビーの瞳孔はぐるんと上を向き、白目を剥きかけていた。そんな尋常じゃない様子にもお構いなしで、黒ひげはずん、ずんっと容赦なく怒張を叩き込んでいく。

「……ぁ、あっ、あ゛っ、あ゛ーーッ♡♡あ゛っ♡お゛ぉッ……♡♡ぉあ゛あアッ♡♡♡」

「どうだウサちゃん!おれのニンジンはうめェかよ!」

「あはっ♡あ゛っ♡♡んぁあああ゛っ♡♡お゛、おいし、ですっ♡てぃーちのちんぽおいひいい゛ぃっ♡♡」

「んなこと言っといて、シリュウにも同じようなことほざいてんじゃねェのか?あァ!?」

「ぃぎッ、ひっ、ぃイい゛〜ッ♡♡♡」

ばちゅんっ!!と音を立てて強く突き上げてやると、コビーは背筋を逸らせて全身をぶるぶる震わせた。萎れたままの竿から、ぷちゅっ♡と薄い粘液が溢れ出す。結腸にまで届いた巨大なペニスで、バニースーツに覆われた薄い腹がぼこりと歪に膨れていた。拘束されたままの手足では満足に自身を支えることもできずに、黒ひげの腕の中で哀れに翻弄されるだけだ。いやいやとかぶりを振るたびに、ぴんと伸びた兎の耳がぴょこぴょこ揺れる。

「や、やめっ!も、やめ、れぇ゛!!イッ、いってゆ♡♡イってるからぁ♡♡ぁ、あ゛っ、あ゛、あああ゛ーーッ♡♡♡」

「結構じゃねェか!てめェの大好きなチンポで思う存分イきな!!」

「ぃやっ♡♡も゛っ、やらあ゛ぁ~~ッ♡♡♡」

メスイキを繰り返してきつく収縮する肉襞の感触を味わいながら、下から上へと杭を打つように何度も何度も突き上げる。

「おねが、ゆるひてぇ゛っ!!……おぉ゛、ッあ♡♡ああああア゛ッ♡♡だ、めえっ!だめええええ゛ーーーっ♡♡♡」

「……………ぐ、っ」

硬く逞しい肉棒による激しいピストンに快楽の頂点まで押し上げられ、コビーは全身をがくがくと痙攣させて深い絶頂を極めた。

喰いちぎらんばかりの締め付けによる強烈な射精感をどうにかやり過ごし、黒ひげは糸が切れたようにぐったりと動かなくなった小さな身体を難なく受け止め、ベッドに寝かせた。

「オイ、寝るな。おれはまだ一回もイってねェんだぞ」

既にシリュウを相手にして満身創痍のコビーには悪いが、こっちは到底満足なんてできてきないのだ。

「……………はっ!?」

ペチペチと頬を叩くと、コビーはすぐに意識を取り戻した。そして、目をぱちぱちとしばたかせながら、何かもの言いたげに眉を顰めた。

「何だ、随分と不満そうじゃねェか」

「いえ、そういうわけじゃないんですけど。……あの、僕、その、……ぉ、おちんちんならなんでもいいってわけじゃないですよ」

「ハァ?」

いきなり飛び出た変な発言に、思わず毒気を抜かれてしまう。

「…………………………」

「…………………………」

不意に訪れた微妙な空気のせいで淫靡なムードが霧散する前に、未だ硬度を保つペニスをずりっ♡と結腸に擦り付けると、コビーの真面目くさった顔が一気に淫らに蕩けた。

「あっ、ひいぃっ♡♡♡」

「へェ、そうかよ。それじゃあ、ウサちゃんはどんなチンポがお好みで?」

「ゃ、ぁんっ♡ま、まって……♡いったばっかり、だからぁ……♡♡」

ゆさゆさと軽く揺さぶってやるだけで息も絶え絶えに身悶えるコビーに、黒ひげはいったん動きを止めて次の言葉を待ってやることにした。

「しりゅ、さんのも、すごいけどぉ……、ぁん♡ぼ、ぼく、あなたがいちばんすき……♡てぃーちのちんぽが、いちばんおいしくて、いちばんきもちいい……♡」

黒ひげの怒張が嵩を増して、コビーの内部を圧迫する。

「ひゃ♡な、なんか、おっきく……!?あっ♡♡」

「へぇ……。嬉しいこと言ってくれるじゃねェか」

仰向けに転がした小さな身体に覆いかぶさり、だらしなく開かれた両脚を押さえつけて上から押し潰すように腰を落とした。

「あっ、あぁあああ゛ーーっ♡♡♡」

ずぷっ♡どちゅ♡と粘ついた音を立てて、再び容赦ないピストンが始まる。

手足を縛られたまま、黒ひげの巨体とベッドに挟まれ身を捩ることも叶わない今のコビーに、次々と襲いくる凄まじい快楽から逃れる術などなかった。

「ま、また、またいくっ♡イクぅ゛ううっ♡♡」

「ゼハハハハハッ!!お前ェの一番好きなチンポはそんなにうめェか!存分に味わいな!!」

「あっ♡そこぉ♡あっ♡あっ♡お゛ぉッ!?♡♡ッひ♡♡♡も゛、ぉ、しぬ、ひんら゛ぅ……♡お゛♡おお♡♡ッぉおお゛〜〜ッ♡♡♡♡♡」

目で、耳で、そして己自身で余すことなく贄の兎を味わい尽くし、興奮に任せてただひたすら腰を振り、種を注ぐ。

シリュウへの文句は一つや二つでは済みはしないが、極上のプレゼントを用意してくれたことだけは感謝してやってもいいかもしれない。まあ、悪くない誕生日だ。


(………いや、よく考えたらおれの誕生日今日じゃねェぞ?)

ふと冷静になりかけた思考を振り払い、黒ひげはコビーとの狂宴に没頭していくのだった。

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