ハイロア・ラインズ
〈名前〉ハイロア・ラインズ
〈種族〉獣人
〈所属〉劇団パラノイア 137代目団長
〈好きなもの〉ショー、楽しい事、笑顔
〈嫌いなもの〉哀しい顔
〈趣味〉手品、小道具開発、旅行、大道芸、ショー
〈その他〉
パラノイア所属にしては珍しく、(比較的)劇キチではない人物。
元は大道芸人であり物語を軸とした芸をしていたところを団員が目撃、実力を見込まれてスカウトされその高い技術と前職での経験を活かし劇団員兼技術指導担当としてパラノイアに入った。
演技とは別枠の技術(ナイフ投げや玉乗り、小道具を使った小技)は歴代でも随一、またピエロや暗殺者、大道芸人の役は右に出る者はいないと言われるほどの実力を誇る。
小道具開発者としても優秀であり、彼が手掛けた演技用の携帯魔導具は今でもパラノイアで使われることもあるとかないとか…
飄々としていてとらえどころのない性格でありわりと気まぐれ。
しかしやることはやるしトラブルが起これば真っ先に対処しに行き、困っている人がいたらすぐに助けようとするお人好しでもある。
劇団内でも仲裁役や緩衝材、潤滑剤として活躍していたようだ。
劇というより『誰かを笑顔にさせる、楽しませる、誰かの心に残る』事に重点を置いており時には劇としての完成度よりも観客へのサービスを優先させた事も。
何故こんな彼が団長になれたかというと『他の団員の実力と癖が強力で、こだわりも強すぎた為にまとめれる人物が彼しかいなかった』から。
こだわりがなく、若干劇から離れた視点で物事を見ていたが故に劇にのめり込み過ぎていた者達をまとめ上げれたという破れ鍋に綴じ蓋な出来事。
実際彼がいなければわりと存続が危うかったのでは?と言う歴史家もいる。
自身の席を後任に託したあとは再び大道芸の旅へと行ったようだ。