ネタバレ注意!
超生存特化術師ま
だ
構
想
段
階
で
す
昔、僕が居たクラスには少し不気味な奴がいた。
いつも暗そうな顔して、最初は皆話しかけようとして友達になろうとした。
けれどもソイツは会話に応じなかった。
それから少しずつ、ソイツはクラスから孤立していった。
いじめの対象のようなものではなく触れてはいけない怪物のような扱い
僕としては、それは正しかったと思う
アレは本物の化け物だ。
いつも僕が目にする化け物と同じような雰囲気を纏っていた。
化け物は基本的に関わらなければ襲ってこない。
それは実体験を持って知っている。
だから僕は基本的にソイツを無視していた。
だけど忘れていた。
アレが人間であると言うことを
悪意を持って行動できることを
「あれ?まだ生きてたんだ」
「しぶといね」
奈良の修学旅行最中、ソイツはホテルにいた僕を除いた全ての人間を殺した。