ヌプヌプビーチでの出来心

ヌプヌプビーチでの出来心

出来心のエアプの人

※※諸注意※※


 このSSは https://bbs.animanch.com/board/2254976/ 内に投稿されたアプリゲーム『Fate/Grand Order』内で使用されている画像をコラージュした画像が掲載されています。ご注意ください。

 また、このSSは情報を少し追ってるだけのエアプがSSを書いております。ガバ描写が多々見受けられると思いますがご了承ください。


真夏の特異点でのアレやコレやを何とか解決すことが出来たカルデア一行…その内の人類最後のマスターである藤丸立香は特異点が消えるまでの間、遊び倒そうと決めた矢先に鈴鹿御前からのお誘いのメールが届いた。

『ヤッホー☆マスター♪ チョー穴場のビーチを見っけたから、みんなでサイコー夏を体験しようよー!!』

すぐ近くにいた敏腕編集者(アヴェンジャー)、クロエを誘ってみるとどうやらその場所を知っているようなので、さっそくこの夏卸したての魔術礼装に着替え、水着のクロエに案内されれながら鈴鹿御前の待つ『チョー穴場のビーチ』へと向かった。

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マスターとクロエが鈴鹿御前の待つビーチへ向かうと、確かに鈴鹿御前はいた。いたのだが……

「…あ、マスター♪こっちこっちー!見てよこの海岸チョーサイコー☆海はキレだし、砂もすっごいサラサラでー、こんな風に寝転がっても全っ然背中がジャリジャリしないの!こりゃもー…体力の限界まで楽しむしかないっしょ!」

全裸だった。何故か全裸だった。

仰向けに寝転がっても僅かも横へ流れる事の無い、それでいて鈴鹿が楽しそうに身体を左右に揺らすだけでふるんふるんと弾む豊満な2つの毬は、それだけでその弾力と柔らかさをマスターに強調している。

あまりの事に硬直していたマスターが我に返り、その事を指定しようとすると、鈴鹿は何かに驚いたように跳ね起きて…

「ちょっと!?マスターとクロエちゃん!何で水着なんか着てるし?ほらさっさと脱いで脱いで!」

何故かあちらが先にマスターとクロエを叱責してきた。

「落ち着いてください鈴鹿さん。私達は今ビーチに来た所ですよ?流石に街中を全裸で移動したらここへ来る前に捕まってしまいます」

唖然とするマスターを余所にクロエはさも当然とでもいうように水着を脱ぎ捨て、一糸まとわぬ姿へとなっていく。

鈴鹿御前とは比べるべくもないボリュームの肉体ではあるが、その幼い容姿の中にしっかりとある腰のクビレが"女"である事を主張する身体、そこにネコミミを付けているJ〇相当のロリータ美少女となれば、そのスジの愛好家には垂涎ものだろう。

「ああ、あなたにはまだ言ってなかったわね。ここはヌーディストプライベートビーチよ」

ヌーディストプライベートビーチ… 全裸褐色ロリサーヴァントの口から、日常生活においては使う事の無いような単語が飛び出してきた。

「このビーチは予約不可、利用時間は72時間で延長は無し。空きが出来た時に運よく使用を申請した人が『マスター』になって、そのマスターに登録、招待、許可のいずれかをされた人だけが入場できるようになってるの」

マスターは辺りを見回して、これだけの美女が2人もその美しい裸体を惜しげもなく晒しているのに、ナンパ目的の男どころか誰もいない事によくやく気付いたのだった。

「いやーマジで!マジ☆ラッキー☆って感じ?使用の申請をした時にまだ空いてないとペナルティで申請画面が1時間ロックされる鬼仕様だからさー?最後の最後に枠取れてホント良かったー♪…あ、『マスター』権限はマスターに譲渡しておいたからヨッロシクー!あとこれ『マスター』が使うタブレットね」

「はい、という訳であなたもちゃっちゃと脱いじゃいなさい?『マスター』と言えどヌーディストビーチでのお召し物はマナー違反よ?」

鈴鹿にタブレット端末を渡されてもまだ状況を完全に飲み込めずにいるマスターにクロエは声を掛け、この夏卸したてのサマーパンツに手を掛けると一気にずり下した。

「……へえー♡」

「……あらあら♡」

マスターは下着ごとサマーパンツを下ろされた事に一瞬遅れて気づき、慌てて両手で股間を隠すが遅かった。二人にバッチリ見られてしまった。

「んー…余裕のセーフ…って感じ?まあそれでも中々のモンっぽいし?マスターやるじゃん♡」

興味津々といた感じの鈴鹿の(おそらく)誉め言葉。焦りでそれ所ではないマスターは見られた時点でアウトだろ…と思うが、彼の横でクロエが説明を入れる。

「あなたも聞いた事はない?一般的なヌーディストビーチでの『そういう行為』は基本NG、男性は勃起状態になる事は好ましくないとされているの」

これだけ極上の裸体を見せられてそんな殺生な…とマスターは思うが鈴鹿がフォローを入れる。

「まー今のマスターは臨戦態勢じゃないし?充填はされ始めてるけどその位なら全然OKっしょ♪だから余裕のセーフ…ってわけ♡」

実際、マスターの男性器は興奮により平常時とは比べ物にならないサイズとなっていたが、陰茎はいまだぶら下がっていると形容する状態であり、腰に力を入れてもピクピクと動くだけでその先端が上を向く気配は今の所無かった。

「ま、こういう所に来たのは初めてでしょうから即効でアウト判定にならないだけでもすごいと思うわ。遊んでいればそのうち慣れてきて落ち着くはずよ」

クロエはそう言うが(そうかな…そうかも……いや慣れるとかそうはならんやろ)と心の中で思うマスター。

そんな彼の両手を二人の英霊が笑顔で掴み、引っ張っていく。

「勃っちゃったらその時はその時っしょ☆どうしても気になるんだったらそうなる前にいーっぱい楽しんで、プラマイを超々プラスにしちゃえばこっちの勝ちっしょ♪ほらほら、まずは一緒に泳ごうよマスター!」

太陽のような眩しい笑みをマスターへと向ける、鈴鹿御前。

「鈴鹿さん、まずは休憩にしましょう?貴方は先に一人でずいぶんと楽しんでいたようですし、私はともかくマスターは説明の間ずーっと陽に照らされていたのですから…まずは水分補給!そしたら次は準備運動をしっかりしてそうしたらもう力の限り…遊び尽くしちゃいましょう♪」

しっかりしていながらもようやく遊べる事にワクワクを隠し切れていない、クロエ。

二人の笑顔を見てマスターの内にある浅ましい欲情は(全てとは言えないが)すっかり霧散してしまったのだった。

引きずられるように引っ張られていた手はすぐに離れたが、

前を駆けていく二人に離されないよう全力で走るマスター。

それは陽に灼かれた砂の熱さのせいだけでは決して無くて、

このひと時を全力で楽しもうとする心の躍動の現れだった。


…………マスターはまだ知らない。

このビーチで迎える夏が、どれほどの淫欲と退廃に満ちたものであるかを…


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結論から言ってしまえば、マスターの『マスター』は臨戦態勢になってしまった。

マスターとしてはよく耐えた方だと思っている。

最初に売店で水分を補給し、入念な準備運動(この時も動作の合間に突き出されて強調される局部のせいでとても危なかった)、そこからは浜辺を掛け海に入り水を掛け合い、ビーチパラソルの日陰で休憩を取り、浮輪で揺れる水面を堪能して水鉄砲ではしゃぎ…とにかく遊びまくっていた時は問題なかったのだが…

人類最後のマスターとして鍛えているとはいえ、サーヴァントと比べては体力に差が有るのは明白である…ようするに、一番最初にマスターの体力が尽きかけてしまったのである。

しかし真夏の太陽は依然として高く、まだまだ遊び足りない鈴鹿とクロエはマスターを休憩させつつ何か二人で出来る遊びは何かないかと思案し始めた。

「うーん…せっかくなら砂の城でも作るのはどう?すごく質の良い砂だから、水で固めつつ作れば大作が作れるわよ。時間も必要だから、彼が復帰したら手伝ってもらえば良いし」

「えー…でもずっと陽に晒されるのは流石にキツくなーい?砂のお城はモチ、アリよりのアリだけど、どうせならもっと陽射しが穏やかになってから3人で作って、夕日をバックにバえる記念写真でバズる…ってのも良くない?」

あーでもないこーでもないと二人が話し合い、最終的に決定した遊びは……

「よし、相撲をしよう!クロエちゃん」

遊び…というより競技が決定するやいなや、鈴鹿は一振りの日本刀をすらりと抜き放つ。神通力で操られたそれは滑るように地を走り、土俵の円と仕切り線をあっと言う間に砂浜に描き上げた。

「相撲…割と有りかもしれないわね。サーヴァント同士ならお互い本気を出せて楽しめるし、放り投げられてもこの砂ならお肌が傷つく可能性も低い…」

うんうんと納得しながらストレッチを始めるクロエ、二人とも全く疲れていないわけでは無いから思考が変な方向に流れたのかな…と疲労困憊の脳みそでボンヤリ考えるマスター。

ちなみに、マスターが休憩をしているのは二人を横から眺められる絶好の観覧席である。

鈴鹿御前とクロエ、両者が土俵の中に入って仕切り線を挟んで向かい合うと、その場で屈伸やアキレス腱を伸ばして準備運動を始めた…その時、鈴鹿御前がふと思い出したようにクロエに語りかける。

「そう言えばさー、クロエちゃんは『四股を踏む』って言えば通じる系ー?」

「ええ、知っているわよ…でも相撲を取るからって急に何かしら?」

四股──開脚しながら片脚を高く上げ、そこから脚を降ろして力強く地を踏む所作を左右両方で交互に行う相撲稽古の重要な一方法…そして地を踏み鎮めるという宗教的意味も持つ神聖な所作である。

「アレってさ、上げた脚をドシーン!って振り下ろすのも普通にアリなんだけど、ゆ~…っくり脚を上げて、ゆ~…っくり脚を下す修行パターンもあるのは知ってる?」

全裸で相撲を取るこの場にややそぐわないガチ知識を鈴鹿御前は披露した。

「へぇ…なるほど。脚を上げ下げする勢いを利用できないから、己の体幹で重心をしっかり支えないといけないのね。理に適ってると思うわ」

知ったのであれば早速試してみたくなる物なのか、クロエが緩やかな動作で四股を踏み始めると、鈴鹿御前もそれに合わせて片脚をゆっくりと上げ始めた。


…十数秒後、これに焦ったのは話を聞きながらボーっと観戦していたマスターである。

二人が脚を上げる最初の動作こそ、悠然と脚を振り上げならも全くふら付く事の無い美しい所作に見惚れていたが、鈴鹿御前の脚が完全に真上に挙がった所でようやくマスターは気付いた。

マスターの座る位置は二人の横顔が見える土俵のすぐそば、マスターから見て右側にクロエ、左側に鈴鹿御前となっている。

その状態で両者が右脚を上げる四股の動作に入ったとすれば──鈴鹿御前の観音様(隠語)が露わになるのは当然の事であった。

「ん~~~~~~~~~~……っと」

鈴鹿御前は、英霊として鍛え上げられた肉体を持っている…しかし女性として豊かな肢体も兼ね備えており、右脚を天高く伸ばすポ-ズを取れば、股関節部の筋肉が引っ張られて女性器の媚肉が覗いて見えるのは必然と言えるだろう。

サーモンピンクの淫肉にマスターの心臓はドキリと跳ねた。陰茎が屹立するのを誤魔化す為、慌ててタブレットで股間を隠す。

「よぉい…~~~~~っ……しょ…っと!…いやぁーこれ思ってたよりガチでキツいねークロエちゃん!」

知ってか知らずかマスターへのサービス満点の開脚をしていた鈴鹿御前であったが、ゆっくりと右脚を下し始めたことにより…観音様(隠語)が見納めになりホッとするマスターであった……

「まだ上げたのは片脚だけですよ鈴鹿さん…まあ予想していたよりもキツいっていうのには賛同ですけどね」

…だが、今度は左脚を上げ始めたことによってクロエの秘部がマスターに向けて強調されていく。再びドキリと跳ねるマスターの心臓(と陰茎)。






















ネタ書留欄

ヌプヌプビーチはヌーディストプライベートヌキヌキ♡プレイビーチの略

ビーチ内はエリア全域に『性欲亢進』『羞恥心減衰』が発動している。

独自のポイント、AP(アクメポイント)を使用して自身へのバフの獲得、相手へのデバフ付与や変態プレイの強制が可能。

相手をイカせる事で+2AP、逆に相手にイカされると-1APとなる、また隠されたAP獲得方法も存在する。

『マスター』には100APが配布される。

前ナスターの鈴鹿御前は100APを消費して『性戯習得効率上昇(特大)』を獲得。

マスターは100APで初心者お助けランダムセット(『体力上昇(大)』『絶倫(大)』『性欲亢進(大)』『変化(分泌液媚薬化)(大)』『変化(体液媚薬化)(特大)』)を入手。

バフ状態はマスター権限タブレット、鯖達はカルデア端末で確認可能。



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