ナナセ 甘々対面座位
このまま素直になったナナセに泥のように甘え続けるのもアリだと思ったアルマだが、甘く悶える彼女を見ては自分の雄の高鳴りを止めることも出来なかった。
今度はまた気持ちよくしてあげるよと囁き、向かい合ったままナナセを股座に降ろしていく。
「ひうっ♡あるまさんの、がっ……んんっ♡」
あんなことをしてしまったのだから当たり前だが、普段は中々気を許さずツンツンとしているナナセが自分を求めていることにアルマはすっかり興奮していく。
細い身体を抱き締めて、ナナセを呼びながら何度も腰を突き上げた。
「あるましゃんので、おなかごつごつって……ひあっ♡ささやかれたら、ぞくっとしちゃいますからぁ……んぅっ♡」
なかなかここまで乱れてくれないナナセが、望んでこんなに乱れてくれている。その事実がアルマには嬉しくてたまらない。
同時に過去に彼女にしてしまったことを強く悔い、彼女を精一杯抱き締めるアルマ。
「ぎゅって、されて……わたし、わたし……♡あるましゃん……もっと……♡」
甘えるような行為を彼女が好むのはある意味アルマと同じなのだろう。この世界に一人で放り出された孤独なナナセにとって、誰かに縋れるのはある種の憧れなのかもしれない。
そんなナナセを抱き締めて頭を撫でてやりながら、アルマは腰を突き上げていくのだった。