ドリームウェルカム・ラビュリンス前編

ドリームウェルカム・ラビュリンス前編


騎士ちゃんへ

ワタクシとあなたは迎え撃つものと挑むものまさに水と油のような関係ですけど、偶には一緒をお茶をしたりとのんびり過ごすのも悪くはないとワタクシは思いますのよ

今度白銀の城にお誘いいたしますので予定を開けておいて下さいまし

あなたの永遠のライバル、ラビュリンスより

数日後

「騎士ちゃん、よくぞ白銀城へお越し

下さいましたわ!普段と違うお召し物もよくお似合いで、ワタクシ、心が高鳴っていますわ」

「どうも……」

騎士の私服は膝丈までの白と黒のワンピースである

一見するとラフな格好であるがその装いの中にはチェインメイルや武器が仕込まれており、いざとなれば戦うことも出来る

騎士はラビュリンスが戦いに対して美学を持っており、騙し討ちを行うことは考えてはいないが、侵入者との戦いが3度の飯よりも好きなラビュリンスがただ純粋にこのような場を設けるのには何かしらの考えがあるのだろうと騎士はラビュリンスに警戒心を抱いていた

(流石は騎士ちゃんですわ。ワタクシの呼び出しに添ってオシャレに気を配りながらも決して油断をせず、いつでも剣を抜けるようにしてますのね。ワタクシの好敵手として申し分ありませんわ。とは言っても『今日は』戦いませんからゆっくりと楽しんで

くださるとワタクシは嬉しいですわ)

ラビュリンスがお茶会の会場に案内する道中、騎士はラビュリンスの後をついていくような形で城内へと進んでいく

「こちらですわ」

そうして通された部屋は白を基調とした家具や調度品で纏められた部屋であった

窓からの景色も良く、日の光が差し込む部屋の中では心地の良い沈黙が流れている

ラビュリンスは全身全霊を以て騎士を歓待した

茶葉は最も高価なものを、菓子はラビュリンスの1番のお気に入りを用意している

「これ、おいしいね」

「そういってもらえて嬉しいですわ。ワタクシとっておきのお茶とお菓子でしてよ」

いつもはラビュリンスたちの喧騒で溢れていた城内も穏やかな空気が流れゆったりと世間話に花を咲かせていた

「こうしてみるとラビュリンスってちゃんとお姫様なんだね。なんというかいつもより気品があって大人びて見えるよ」

そういいながら騎士は空になったティーカップに視線を向ける

「ふふっ、褒めなくてもお茶のおかわりはさしあげますわよ。それとワタクシはいつだって高貴で麗しいお姫様ですのよ」

「ラビュリンスがいつも高貴?あははっ、それは絶対にないって」

「ちょっと騎士ちゃん。そこは笑うところではありませんのよ。ワタクシが高貴でないなら一体誰が高貴だというのですの!」

「あはははっ、ごめん、ごめん」

「ワタクシは寛大ですから謝ったなら許してあげますわ」

「ラビュリンスは素敵なお姫様だよ」

「当然ですわ。お菓子のおかわりもありましてよ

「ありがとう。ラビュリンス」

ラビュリンスのお気に入りのお茶と菓子を味わいながら優雅なお茶会を楽しんでいた騎士であったが唐突にラビュリンスが話を切り出した

「騎士ちゃん、ゆっくりとお茶をするのも楽しいですけれどそろそろ運動でもいたしませんこと?」

「いいね……そうでなくちゃ」

その瞬間、騎士の目つきが変わる

数多の罠をくぐり抜けてきた歴戦の挑戦者の顔へと

「ちっ、違いますわ。今日はそういうことわお休みですわ。城に騎士ちゃんと遊ぶためのアクティビティを用意しましたからそこで楽しく過ごしましょうと言いたかったんですのよ。いくらワタクシでもそこまで戦いに飢えてはいませんわ」

「うん、わかってたよ。さっきのは冗談」

騎士は茶化すように笑うとラビュリンスはムッとした様子で返す

「もうっ騎士ちゃんったらそういう意地悪をしますのね」

ラビュリンスは今日という日のために白銀の城に大改修を執り行った

召使いたちの汗と涙によって用意されたアクティビティの数々はさながら巨大な遊園地であり、とても1日では回りきれない程の充実ぶりである

「すごい楽しかったよ。これだけ用意するの大変だったでしょ?ありがとう」

騎士がそういって辺りを見回すと裏方として影ながら支えてきた召使いたちから生温かい視線が飛んでくる

「ワタクシもいつもとは違う騎士ちゃんを充分に楽しませてもらいましたわ」

ラビュリンスは騎士の嬉しそうな様子に満足そうな笑みを浮かべた

「でも、すっかり遅くなったしそろそろ帰らないと」

「騎士ちゃん、たくさん動いて疲れたでしょう?せっかくですから泊まっていってくださいまし」

ラビュリンスは寂しそうな表情を浮かべると騎士に懇願する

「それじゃあ、折角だからお言葉に甘えようかな」

騎士は感じとっていた

これまでのラビュリンスは純粋に一緒に遊んでいたと

だからこそ疑うのだ

ここから先が『本命』なのだと

だがそれを理解しながらも敢えて受け入れる

騎士にとって罠とは避けるものではなく躱して飛び越えるものだ

騎士はいつだってそうしてラビュリンスと戦ってきた

「部屋はここですわ。ゆっくりと疲れを癒やしていってくださいまし」

「ありがとう、ラビュリンス」

数時間後

「丸1日観察しても騎士ちゃんの弱点がわかりませんわ」

ラビュリンスはかねてより考えていた

自分は誰よりも騎士の強さを理解している一方その実プライベートなことは一切知らないことに

そのためこのような場を設けて騎士の内面を知ることで今後の罠づくりの参考にしようと考えたが実りはなかった

「あっ、いけませんわ。このままではいつもの夜ふかしになってしまいわすわ。えー、どれどれ……騎士ちゃんは寝たみたいですわね」

ラビュリンス騎士が熟睡しているのを確認する

ラビュリンスは各部屋に設置された家具を通して城内の様子を知ることができたのだ

「かわいい寝顔ですわ。いつも涼しい顔でワタクシの罠を突破して、時に想像だにしない手段でワタクシを翻弄して敗北の悔しさを植えつける憎たらしい騎士ちゃん。そんなあなたがこうしてワタクシに無防備な姿を晒して……んっ?」

ラビュリンスは気づいた

騎士は寝返りをすることなく、微動だにせず常に右を向いていることに

それに加えて騎士が隠していたであろう丸型の剣のようなものが身体のに置かれていた

「なんですのこれは?明らかに寝ているはずなのに全く隙がありませんわ」

明らかに異常な行動にラビュリンスは戦慄する

「騎士ちゃんはなんの意味もなくこのようなことをするはずがありませんわ。つまりこれはワタクシへの挑発に違いないですわ」

騎士が右を向いているのは利き腕を上にしないためだ

そうしてしまうと敵に襲われた時に最初に利き腕を斬り落とされてしまうのを防ぐためである

寝込みを襲おうがなにをしようがラビュリンスでは勝てないという言外のメッセージである

なお両側の刃物は練習用のおもちゃであり監視しているであろうラビュリンスを驚かせるためのハッタリである

「きぃーーーっ!ワタクシをおちょくるなんて絶対に許しませんわ。こうなったら最終手段ですわ」

ラビュリンスは騎士の夢の中に入ることを決意する

いくらの夢の中と言っても他人の思考を覗き見することはレディーとして恥ずかしいことだという多少の葛藤も吹き飛ばして決心する

「夢の中にお邪魔してこの性悪な騎士ちゃんの弱点を見つけてやりますわ」

 そうしてラビュリンスはネイロスに無理を言って貸してもらった夢魔鏡を用いて騎士の夢の中へと飛び込んだ

それが月の紋様が登っていたことは気にしなかった

「ここが……騎士ちゃんの夢の世界?」

ラビュリンスがいたのは深夜の街なかであり、周囲に人はおらず静まりかえっていた

ラビュリンスは驚きに身を震わせる

「ネイロスに聞いていた以上に凄いですわ。夢の中でも現実にいるみたいですわ」

風が吹くとひんやりとした感覚があった

「どうかな深夜の散歩は?」

(この声は騎士ちゃん?リードのようなものを持っていますわ。犬の散歩でもしているんですの?)

「外で裸になるの凄いですわ♡ おっぱいもおまんこも、お尻までスースーして……恥ずかしくて気持ちよくて、どうにかなってしまいそうですわ♡」

(これ犬じゃありませんわ!?)

騎士は裸の女を四つん這いにして歩かせていた

女の首には首輪がつけられておりリードが括りつけられている

「ほら、早く行こうよラビュリンス。早くしないと置いていっちゃうよ?」

(ラビュリンス?ワタクシの名前?なぜ?)

「ま、待ってっ♡今行きますからっ♡置いていかないでぇくださいましぃ♡」

(この下品な女はまさかワタクシ!?)

そう、夢の中で騎士が散歩させている女の正体は夢の中のラビュリンスであった

夢の中で痴態を曝す自分自身の姿にラビュリンスは恐怖を抱く

(騎士ちゃんがこんな恐ろしい夢を見ていたなんて……)

ラビュリンスは現実では見たことのないような騎士の嗜虐的な行動に戦慄する

「あははっ、ずいぶん興奮してね。ほら見てよラビュリンスのお汁で地面にシミができてるよ。これじゃどこを通ったか丸わかりだね」

「すごいですわ。これが朝までに乾かなかったら♡ みんなが地面に残ったワタクシの愛液を見ることに♡考えただけでゾクゾクしますわ♡」

(これは何かの間違いですわ。ワタクシはこんな下品な露出狂なんかじゃありませんわ!)

姫として、レディとしてのプライドを欠片も見せない夢の中の自分にラビュリンス

は憤りを感じていた

「あの、その……ワタクシ、お手洗いに……小用が」

夢の中のラビュリンスはもじもじと股を擦り合わせながら騎士に懇願する

「そっか丁度いいね。ここでしようか」

だが周囲には便所らしきものは見当たらない

(まさか……こんなところで裸になって散歩してるだけでも変態なのに外でおしっこまでしたら)

「ほら、急がないと。ラビュリンスがおしっこするまでここを動かないからね??もちろん、誰かが来てもだよ」

(最低ですわ!どれだけあっちのワタクシを辱めたいつもりですの!)

「ほら、はーやーく。はーやーく」

「や、やめっ♡ おまんこ、ペチペチされたらだめぇ……わかりました♡しますっ♡おしっこするからぁ♡ せ、急かさないでぇ♡」

夢の中のラビュリンスは騎士に秘部を指で弾かれながら抗議の声を上げるが、騎士はラビュリンスの切羽詰まった顔と泣き顔をみると楽しそうに笑い出す

「ん、ふぅ……っ♡ ぁ、はぁっ……♡」

夢の中のラビュリンスは両手を地面につけて、片足を上げて 犬がマーキングする時のような姿勢になる

「頼んでもないのにそんな格好しちゃうんだ」

「ふぁい、ワタクシは騎士ちゃんのマゾペットですわぁ♡」

夢の中のラビュリンスはそう言いながら壁に向かって噴きつけていく

「騎士ちゃんにおしっこするところ見て欲しいんですのぉ♡」

(はぁぁぁぁぁぁっ!?な、何を言っていますのあっちのワタクシは!)

ラビュリンスは蕩けた表情でじょろじょろと尿を吐き出す夢の中の自分に驚愕する

「出し終わったみたいだね それじゃあ、腰を振って残りを飛ばさないとね」

「はひ♡」

夢の中のラビュリンスはヘコヘコと情けなく腰を振って尿を飛ばす

「うわー恥ずかしい」

「〜〜〜ッッ♡♡」

(自分からさせておいてなんて態度!!もう我慢なりませんわ)

「騎士ちゃん!もう一人のワタクシ!ふざけるのもいい加減にしてくださいまし!ワタクシはこんな変態じゃありませんわ!」

「ワタクシがもう一人いますわ!どうなってますの!?」

「ラビュリンスが2人…流石夢。都合がいいね」

夢の中のラビュリンスは突如現れたもう1人の自分に驚く一方騎士は動じていない

「よく聞きなさい。ワタクシは老若男女から憧れる絶世の美女で恋人にしたいと思いこんな夢を見てしまうことわ仕方のないことですわ」

「そういうこと自分で言うんだ……」

「お黙りなさい!騎士ちゃんはワタクシのことをなにも理解していませんわ。ラビュリンスとは強く!美し!、高貴で!気品に溢れたワタクシのことですわ。こんな紛いもので自分を慰めているようでは騎士ちゃんもまだまだですわね。オーホッホッホ」

(あっ!つい、飛び出してしまいましたわ。騎士ちゃんの弱点を探すというワタクシの当初の目的が……)

ラビュリンスは内心焦るがそれを騎士たちに悟られまいと高笑いをする

「それはどうでしょう」

カンコーン

「騎士ちゃんをわかってないのはそっちのワタクシのほうですわ。なぜなら騎士ちゃんは……」

夢の中のラビュリンスが負けじと言い返す

「ラビュリンスがマゾだと見抜いているのですわ!!」

「なっ、なにを?さっきまで無様に小便を垂れ流していたくせになにを偉そうに!!どの口が言うんですの!!あとそのドヤ顔がムカつきますわ」

夢の中のラビュリンスと現実のラビュリンスがバチバチと視線をぶつけ合う

「騎士ちゃんに敗北するたびに感じていたはずですわ。強いものに打ち負かされる悦びを」

「ワタクシがそんな変態なわけがありませんわ!!偽物のくせにワタクシのことをわかった気にならないでくださいまし!!」

「いいえ、あなたはワタクシですわ。ただ、騎士ちゃんから与えられる本当の快楽を知らないだけですわ」

夢の中のラビュリンスは現実のラビュリンスに近づき胸ぐらを掴むとそれまで静観していた騎士は夢の中のラビュリンスの尻を思いっきり引っ叩く

「ひゃんっ♡ 騎士ちゃん?な、なにをなさるんですの?」

「ちょっと黙っててねラビュリンス」

「騎士ちゃんがそう言うならワタクシはお口チャックですわ。んっ♡はぁんっ♡」

夢の中のラビュリンスは叩かれた尻をフリフリと振って媚びるが騎士は相手にしなかった

「騎士ちゃんが大層な趣味をお持ちなのわよくわかりましたが、本物のワタクシはそのようにはなりませんわ!」

「じゃあ試してみる?」

「ふぇ?それは……ワタクシが騎士ちゃんとエッチなことを……」

「そうだよ」

口ごもるラビュリンスに騎士は迷いのない声で言う

「その……夢の中とはいえ本来こういったことは軽々しくしていいことではありませんし……その」

「ああ、怖いんだね負けるのが。快楽に屈したもう一人の自分の姿が未来の写し鏡だってわかってるから」

「なっ!?そんなわけありませんわ!!ワタクシは誇り高きラビュリンスですのよ。騎士ちゃんがなにをしたとしてもワタクシが騎士ちゃんに屈するなんてあり得ませんわ!」

「いいね……そうこなくちゃ、場所を変えよう」

すると辺りは一転して深夜の散歩道から騎士を泊めた一室へと変わる

「なっ、なにが起こって!?」

「夢の中なんだから場所ぐらい変えられるよ」

「なんで普通にコントロールができますの!?」

「流石騎士ちゃんですわ♡白銀の城はこれまで騎士ちゃんが何度もワタクシを打ち負かした場所。ワタクシを屈伏させるにはピッタリですわ♡」

「他にもこんなことができるよ」

騎士が指を鳴らすとラビュリンスは手鎖によって縛り付けられて直立することを強いられる

「ちょっと!一方的だなんて悪趣味ですわよ!拘束をお解きなさいっ」

「オーホッホッ、卑怯もラッキョウもありませんわ。1度勝負が始まればどんな手を使ってでも相手を負かして勝利するのがラビュリンスの流儀ですもの」

「ぐぬぬ……」

かつて自分が言ったことをもう一人の自分に指摘されてラビュリンスは言い返せない

「そういうこと。さてと、どこから味見しようかな」

騎士はしばらく舐め回すようにラビュリンスを見つめるとやがて美玉のごときと謳われた頬を一舐めする

「ひぃんっ そ、そんなとこ舐めないでくださいましぃ……」

ラビュリンスは身震いするが騎士は意に介さず次はうなじをちろちろと舌先で擽る

それに加えてその間に両手は、衣の上から乳房に添えられていた

露出の多い胸元は果実の大きさと美しさを強調している

「うわっ、すごっ。手のひらでずっしりと重さを感じるのに、その感触はふわふわと柔らかくてマシュマロみたいで無性に虐めたくなるよ。なに食べたらこんなおっぱいになるの?」

騎士は手のひらで優しく押し潰すようにしてその大きさと柔らかさを堪能する

「し、知りませんわ!騎士ちゃんに触れたってワタクシは……くっ」

「じゃあ試してみる?」

騎士は衣の下へと手が潜り込ませる

多くのものを魅了する羨望の果実をじかに揉みほぐし、指二本で乳首をつまみ、くすぐり、尖らせていく

「あれれ?あっという間に勃ってきたよ」

「だ、だめですわ。そんなふうにされたらワタクシ……」

騎士は爪と柔らかな指の腹を、巧みに使い分けて責めると見る見るうちに、ラビュリンスの白磁のような肌かんばせて朱に染まり始めた

「はあん、どうして、ワタクシが騎士ちゃんの手で……」

ラビュリンスは騎士と対等でありたかった

故に騎士に服従しようなどという心は微塵もなく耐える自信もあった

なのに自身の身体は浅ましく反応し声を漏らしてしまうことが信じられなかった

「あっちのワタクシは知らないようですが騎士ちゃんはこれまで多くの男女を屈伏させてきましたわ。あなたの知らない騎士ちゃんの手練手管をワタクシはたくさん知っていますわ!」

「騒々しいですわ!!待ての1つもできませんの?」

夢の中のラビュリンスはマウントをとっているが騎士の攻略はいつだってソロが主であるため特にすることがなくただ見学しているだけでただただラビュリンスを苛つかせる

「はいはい、あんなの無視して気持ちよくなろうね」

騎士はラビュリンスの突起に舌を伸ばす

「ひゃっ!」

「いつも騒がしいラビュリンスも受け身に回るとかわいいね」

さらにくびれたウエストからすらりと伸びる脚と桃尻をゆっくりと撫で回す

ラビュリンスの肉体はどこをとっても隙がなく騎士の嗜虐心を否応なしに高めていく

「ああん♡ 騎士ちゃん……そんなとこまで」

ラビュリンスの快楽のボルテージが上がっていくにつれて騎士も興奮を増していく

「ラビュリンスって本当にスタイルがいいね」

騎士はラビュリンスの至る所に口づけをしていく、そして全身をくまなく愛でてからもう一度ラビュリンスに向き直る

「はぁ♡はぁ♡もう、やめて……♡ワタクシおかしくなっちゃう♡」

ラビュリンスは完全に出来上がっており目がトロンと潤んでいる

「どれどれ……へえ、ちゃんと手入れしてるんだね」

騎士は着衣の隙間から、手を忍ばせる

指先はまず、茂みに突き当ると、そこはしっかりと処理しているが、毛足の長さや濃密さは大人の女にふさわしいものがある

「どこかなあ……ふふっ、みーつけた。ここがラビュリンスのお豆だね」

いとも容易くラビュリンスの弱点を探り当てた騎士は包皮を剥きあげ、集中的にこねくり回す

「あ、いや♡そ、そこは、はう♡やめ、おやめなさいっ♡」

ラビュリンスは快楽に屈するまいと堪えるが、肉芽が疼く感覚を抑えることができなず秘部からはとめどなく愛液が分泌されてしまう

「ひゃんっ♡ くうん♡」

「じゃあ歓迎してもらおうかな。いや、ラビュリンスならウェルカムって言ったほうがいいかな?」

「くっ……ああ♡」

騎士の指先が湿り気をとらえたところで、指をじわじわと挿し込んでいくと根元まで咥えさせて中で肉襞をかき回した

「ラビュリンス、そろそろ癖になってきたんじゃないの?」

「うはぁ♡は、はひいっ♡う、嘘ですわ、こんな、こんなぁ……」

口では否定しても愛液はとめどなく溢れてい太腿を伝って床を濡らしていく

夢の中とはいえいつも召使いたちがピカピカに磨いてくれた純白の床を己の汚らしい欲が穢していくことに罪悪感を覚えるが身体は真逆の反応を示していた

「ラビュリンスの中すっごく熱い。火傷しちゃいそうだよ」

「ああ♡あっ♡だめ、ダメッ♡♡騎士ちゃんの指でイッちゃう♡♡♡イクううううっ♡♡♡」

騎士の責めは容赦なくラビュリンスの弱点を徹底的に抉り擦り上げていく

やがてラビュリンスの身体から力が抜けて崩れ落ちるが手鎖で縛られているため倒れることはできない

「どうかな?気持ちよかった?」

「はぁ♡はぁ……♡こんな、辱め……っあああ……いやぁ」

抗議の声もままならぬ程にラビュリンスは快楽によって蕩けていた

現に秘部から引き抜かれた騎士の指はラビュリンスの愛液によってテラテラと輝いている


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