ドリームウェルカム・ラビュリンス後編

ドリームウェルカム・ラビュリンス後編


「まだ物足りないみたいだね。いいよ、もっと気持ちよくしてあげる」

騎士の手に細長い筒状の物体が現れる

それはわずかに湾曲し、両端が茸のような形に張り出している双頭の張形である

「ラビュリンスに問題。この形がなにかわかるかな?」

「は、はい?」

唐突に問われたラビュリンスは答えられずにいると騎士は張形を秘部へと押し当てて割れ目に沿って上下させる

「これがヒントだよ。正解しないと突っ込んじゃうよ」

「わっ、わかりましたわ。それは殿方の……その、アレでしょう?」

ラビュリンスは頰を赤らめながらも答える

「アレってなに?はっきりと名前で答えてよ。博識なラビュリンスならわかるでしょ?」

「チ、チンポですわっ、そう言えばいいのでしょう」

ラビュリンスはやけになったように叫ぶと騎士は意地悪そうに口元を歪める

「まあ言っても使うけどね」

「冗談はよしてくださいまし!こんな野蛮なモノをワタクシが受け入れるわけないでしょう!?こんな薄気味悪いものに貫かれたら……」

「ラビュリンス、考えてみてよ。これはチャンスだよ」

「チャンス?」

するとガシャリとラビュリンスの動きを封じていた手鎖が外される

「これでラビュリンスも自由に動けるから私をイかせれば勝ち。逆に私がラビュリンスをイカせたら私の勝ち。オーケー?」

「ううっ……」

「怖気づきますの?それもそうですわよね。動けないという言い訳ができない状態で負けたら無様ですものね。あなたはラビュリンスは騎士には勝てないと戦わずに認めますの?」

夢の中のラビュリンスは張形のグロテスクな形状に恐れ慄くラビュリンスを挑発する

「言っておきますけど、ワタクシがイカされるなんてありえませんわ。こんなものでワタクシを屈服させることは天地がひっくり返ってもできませんことよ」

「そっかそっか。じゃあ試してみるしかないよね」

騎士は下着を脱ぐと夢の中のラビュリンスに投げつける

「これで遊んでいいから静かにしてて」

「はああ♡騎士ちゃんのパンツですわ♡これでオカズには困りませんわ♡クンカクンカ♡はあ、あはあっ♡いい匂い♡」

夢の中のラビュリンスは騎士の脱ぎたて下着に夢中になり、その香りを嗅ぐ

騎士の下着もラビュリンスを犯す興奮から愛液で濡れていたが夢の中のラビュリンスは汚れることを気にすることはなくそれを吸いながら秘部を指で掻き回して自分を慰める

「おお……あふうっ……準備できたよ。それじゃ慰めてあげるよ」

騎士はよがり声を上げつつ、自らの秘部に張形をはめ込む

「少し、待ってください。心の準備を……きゃああ!お、おやめなさいっ!」

挿入に備えて息を整えていたラビュリンスであったが、騎士は待たず本物そっくりにくびれた先端を彼女にあてがう

「不意打ちなんて卑怯ですわよ!」

「ごめんね、我慢できなかったよ。謝ったから寛大なラビュリンスは許してくれるよね?」

ラビュリンスの金切り声もどこ吹く風と騎士は彼女を真正面から抱きしめると、張形を奥へと一気にねじ込む

「あああああっ!い、いや。抜いてくださいまし」

ラビュリンスの懇願も虚しく騎士のピストン運動が始まる

「はうっ♡くうううんっ♡あへえぇ♡」

最初は苦痛に歪んでいたラビュリンスの顔がやがて快楽に蕩けていく

「あはは、いいねえ最高だよ」

騎士の秘部を突く腰つきは堂に入っており、軽やかに、そして時折力強く、好敵手の膣内をえぐる

激しい動きにつれ、彼女の衣は前がはだけ、見事な乳房が飛び出した

これほど大きいのにツンと上を向いて全く形が崩れない、まさに至宝と呼ぶにふさわしい爆乳だった

「はあんっ♡くぅん♡」

騎士が腰を捻る度にラビュリンスの弱点は的確に抉られる

「いいじゃん。こっちもズンズン突き上げられてるよ」

ラビュリンスを突くと、騎士にも張形の一端が突き刺さる

相手の具合がいいほど、自分にも快楽が返ってくる

「私はこれぐらいなら全然平気だよ。ほら、ラビュリンスも頑張って腰振らないと♡」

騎士はラビュリンスの尻を両手でつかむと上下に揺すり、張形を出し入れする

「ダメ、ダメですわ。そんなに激しくしたらわたくし……♡♡♡」

ラビュリンスはぼんやりと天井を見つめて口から泡立った涎まで垂らしていた

なのに同じ快感を感じているはずの騎士は余裕の表情で笑みさえ浮かべてピストン運動を続けている

心からの笑顔は強者の証である

故にラビュリンスはいつだって自分が1番偉いと信じて笑っていた

だが今この状況は2人の力の差を物語っている

「ぅあっ♡♡ ん、きゅっ♡♡ ひ、やぁっ♡♡あっ♡♡ ぁあ〜〜〜っっ♡♡♡」

(どうしてワタクシはいつも騎士にはやられてばかりですの?まさか……ワタクシのさはこの屈辱を求めて騎士に戦いを……)

「何言ってるか全然わからないや。上ばっか見てないでこっち向いてよ」

騎士はラビュリンスの顎を掴んでクイと自分の方に向けさせる

「んちゅ♡れろっ、くちゅ♡ぷはあ……」

夢の世界とはいえ、キスをされると思っていなかったラビュリンスは目を白黒させつつも騎士の舌を味わい尽くすように自ら舌を絡ませる

「ひゃんっ♡はんぁっ♡ あっ♡ あっ♡ ほぎゅぅぅ♡♡ ひぃんっ♡♡ ほひぃ〜〜っ♡♡♡」

(あっ♡あっ♡ ぁ〜〜〜っ♡♡お腹、押しつぶされてっ……♡♡ おまんこ、削られるぅ……っっ♡♡ 騎士ちゃんが動くたびに、ワタクシののおまんこの気持ちいいところ全部当たってっっ♡♡おまんこのカタチが変えられちゃってるのがわえりますわぁ♡それと比べたらワタクシがこれまでしていたオナニーなんてただの子供のお遊びですわ♡)

「ラビュリンスどうかな?私のペットにならない?そうすればあっちのラビュリンスみたいに散歩もしてあげるし気持ちいいことだってしてあげるよ」

騎士はラビュリンスの耳元で甘く囁く

「あひっ♡わたくし、もうっ♡ひゃぁっっ♡♡ダメ……♡♡♡」

ラビュリンスの脳裏にリードで連れられ浅ましく媚びるもう一人の自分の姿がよぎる

惨めで情けなく写っていた彼女の姿は快楽を知ってしまったラビュリンスにとってはそれが至上の悦びとさえ思ってしまう

「もうどうなってもかまいませんわ♡ 誰になんと言われようと、騎士ちゃ……いえ、ご主人様に誠心誠意お仕えいたしますわ」

ラビュリンスは蕩けきった表情で騎士に服従を誓う

「よく言えたね。お利口さんにはご褒美をあげないとね」

「んきゅうぅぅ♡ありがとう、ありがとうございますぅ♡♡♡」

(ああぁ♡♡お腹ボコボコってなってりゅうう♡♡♡)

騎士がピストン運動を激しくすると張形はラビュリンスの中で暴れ回り子宮口をノックする

さらに突き上げながらクリトリスを弾き、胸の双丘は揉みしだかれると再びラビュリンスに絶頂が近づく

「イけっ!」

騎士の強烈な一撃がラビュリンスを穿つ

「お゛ほお゛っ♡!??」

頭が真っ白になるほど強烈な快感の波にラビュリンスは絶頂した 秘裂から吹き出した潮は騎士と自分をひどく濡らすが、そんな事気にしている余裕はなかった

なぜなら景色は再び深夜の町中へと変わった

「じゃあみんなで一緒に散歩しよっか。ラビュリンスはもうお姫様じゃなくてペットだから服なんていらないよね?脱いじゃおっか」

「はい♡ご主人様♡

ラビュリンスは騎士の期待に応えるべく服を脱ぎ捨てる

「ふふ……ご主人様の命令ならなんでもお手、お代わり、ちんちん」

ラビュリンスは四つん這いになると騎士に尻を向けフリフリと振ってみせる

全裸になった彼女は、体格に見合った豊満な胸やむっちりとした太腿を惜しげもなく晒して媚びる

その姿はまさしく奴隷であり、騎士のペットであった

「いいねえノリノリじゃん。そうだ、せっかくだから犬の真似しながら行こっか」

「それは面白そうですわ♡」

夢の中のラビュリンスはお前にもできるのかと言わんばかりの揶揄するような視線をラビュリンスに向ける

「ワタクシを誰だと思っていますの!ご主人様のマゾペットのラビュリンスですわ♡こんな偽物にワタクシが劣るわけありませんわ!!へっ♡ へっ♡ へっ♡ わんっ♡わふぅ……っ♡♡」

(恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしいっっ♡ こんな恥ずかしい格好で、こんな恥ずかしい真似……っ♡♡ こんな姿を召使いたちに見られたら、もう生きていけなくなってしまうくらいの恥態……♡♡でも、それがきもちちいいですわ♡♡)

「流石わワタクシ、やりますわねぇ。ならこちらも……く、くぅ〜ん……っ♡♡わんわん♡♡」

「ふふっ、多頭飼いもいいものだね」

2匹の雌犬の鳴き声が夜の町へと響く

「夢っていいよね。会いたい人やいつもと違う自分に会えるもんね」

1人の悪魔は笑った

(いい夢だった)

騎士は夢から覚める

昨日はラビュリンスといっぱい遊んでおまけに中々に刺激的な淫夢も見れた

今日もなんだかいいことがありそうだ

そう感傷に浸る前に気配を感じて飛び起き侵入者に攻撃を加える

「ひゃあん♡」

「ご、ごめんラビュリンス。寝てるときに誰かに近づかれちゃうと反射的に攻撃しちゃうんだ」

騎士が敵の襲撃に備えた訓練が仇になってしまった

「そ、そうですの……ワタクシこそ、ペットの分際でありながらご主人様のお眠りを妨げるような真似をして、申し訳ありませんでしたわ」

「ペット?ご主人様?」

騎士に冷や汗が登る

なにかとてつもなく嫌な予感が彼女を襲う

「改めまして、おはようございますご主人様ぁ♡昨夜のようにワタクシのことを朝から晩まで躾けてくださいまし♡」

ラビュリンスが甘えた声で擦り寄ってくる

「あっ……ああ」

騎士はなんとなくであるが、この状況を理解する

「帰る……」

「お待ちくださいまし!どうして帰る必要がありますの!?せっかくご主人様と一つになれたのにワタクシこのまま離れるなんて嫌ですわ!!」

ラビュリンスはしがみつこうとするが騎士の行動は早く脱兎の如く一目散に城を後にする

騎士の自宅

「うわあああ!!!よくわかんないけど見られたああああ!!!!」

騎士は普段の冷静さはどこえやら、自室に駆け込むと枕に顔を埋める

それもそのはず、夢の中のでの大胆な行動の数々は夢という秘匿が可能であるが故であり現実の騎士はあのような非常識な行動などできるはずがないからである

それに加えてあんな恥ずかしい夢をラビュリンスに見られたとあっては騎士のプライドはズタズタだった

翌日

ご主人様へ

先日はご主人様の立場を顧みず求めるようなことをして申し訳なく思っております でご主人様との情事はワタクシにとって夢の一時であり、ご主人様に必要とされることこそワタクシの悦びなのです

その一方、不敬とは理解しておりますがご主人様と共に過ごす時間もかけがえのないものなのです

ですからこそ、ご迷惑にならない形で共に過ごしていただくことは叶いませんでしょうか?

その為に是非ともお時間を頂戴しとうございますので無理のない範囲で今後ともよろしくお願い致します

ご主人様いえ、騎士ちゃんにとっても大好きな罠も腕によりをかけて用意致しますので是非またお越しになられてください

ご主人様の忠実なる奴隷ラビュリンスより愛をこめて

「どうすればいいんだよおこれぇ!!」

騎士は頭を抱えるよりなかった


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