ドゥクパ・キンレイ×乳の親
真 名:ドゥクパ・キンレイ(乳の親)
クラス:ライダー
性 別:?
身 長:169cm
体 重:57kg
好きなもの:おんn、いやあかちy、うーん。
苦手なもの:今の肉体
出 典:史実、沖縄民話
地 域:ブータン、日本
属 性:混沌・悪・地
一人称:おれ
二人称:お前
三人称:あいつ
概要
長い髪を洗いざらしたように垂らし中性的な顔をした、衣服と呼べるかギリギリな装飾を身に纏った豊満な女性に見える。見た目によらず口調は荒くセンシティブな発言が目立つ。某快楽天と同類の匂いがしないでもないが、同類にされるのは不本意な模様。子供と女性には死ぬほど甘い。
真名
15世紀ごろのブータンで活躍(?)した破戒僧『ドゥクパ・キンレイ』。聖職者としての実力は確かなものの、主にその啓蒙の手段のインパクトから純粋な評価がしがたい、聖人にして狂人。
結婚と飲酒が禁止されているチベット仏教において、酒を飲み、好色で、全裸で国中を放浪するという破天荒なふるまいはまさしく「聖なる狂人」の呼び名に相応しい。一応これでも悪魔なり魔女を退治せしめた逸話を持ち合わせているのだが。男根を使って。男根を使って。
そんな立ち回りをしていながら女性人気はすさまじく、その智慧の金剛()にあやかって各地に男根像が建つほど。
女とあらば即孕ませんとするいろいろご立派な聖職者だが、よりにもよって融合したのが真反対の性質を持つ沖縄の妖怪『乳の親(ちーのうや)』だったのが運の尽き。童子の庇護者にして墓守である乳の親とは、男と女、生を成す者と死をあやす者、聖人と魔性と何から何まで正反対であり、本人のぶっ飛んだ特性が抑えられている。マイナス×マイナス=プラスとも言う。
結果としてあらゆる要素が打ち消しあい、性別すら不安定な今の状態に落ち着いている。今の状態では女性を見ても庇護欲が勝るため、本人としては不満。
ステータス
筋力:C
耐久:B
敏捷:D
魔力:A
幸運:B
宝具:B
保有スキル
対魔力(B)
ライダーのクラス特性。魔術に対する抵抗力。詠唱が三節以下の魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以っても、傷つけるのは難しい。
騎乗(A)
ライダーのクラス特性。乗り物を乗りこなす能力。Aランクともなると、幻獣・神獣ランク以外なら乗りこなすことが出来る。彼自身が生み出した幻想種たるターキンに対して発揮されるもので、他意はない。
神性(D)
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。女性たちの聖人として今なおブータンに信仰の影を残すドゥクパ・キンレイは神性を有するが、魔性との融合によってランクダウンしている。
魔力放出(炎)(B)
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。生前の逸話がスキルになったものだが、その逸話の影響で槍の先端からしか放出できない。
信仰の加護(異)(A)
正導から外れようとも信仰に殉じた者が持つスキル。異端でありながらその信心を貫いた証明。加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。ランクが高すぎると、人格に異変をきたす。
水鏡の魔(C)
水に由来する妖魔の持つスキル。水中での行動に発生する負荷を軽減し、水辺に寄った者に対する攻撃判定にボーナスを得る。乳の親は妖怪としてのランクが高いわけではないため、Cランクに留まっている。
宝具
聖詞放出す狂槍の一射(ドゥクパ・キンレイ・ヤブユム)
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:2~25
最大補足:1人
ドゥクパ・キンレイの在り方がそのまま具現化した槍。その真名解放。突き出した槍の先端から聖なる炎が迸り、相手に纏わりついて苦痛を伴わないままに焼き尽くす。この宝具は彼自身の伝承・信仰の具象化であり、その特性から魔性及び女性に対して強い特攻を発揮する魔女を絶対殺す槍である。更に乳の親の霊基が影響し、子供に対しても特攻が乗るようになっている。
生前であれば聖なる槍は正しく比喩表現でしかないのだが、現界にあたりレーティングその他諸々の兼ね合いから大槍として具現化している。
これは余談だが、このドゥクパ・キンレイは乳の親の影響で女性のような容姿をしている。しかし、この宝具を有しているという事は…
武装
骨生の羚牛(ターキン)
ドゥクパ・キンレイが食べ終えた牛等の骨から生み出された珍獣。このターキンは幻想種であり、自在に呼び出せるほか骨から生み出すことができる。なお、乗ってもそんなに速くない。