トイレにて
目を閉じたセレスの手は股間へと伸ばされる
ふプールの水とは違って粘り気のある水に濡れたそこを指先で軽くなぞると
「ぁ――〜っっ♥♥」
背筋を仰け反らせ、咄嗟に左手を咥えて声を殺しながら甘イキしてしまう
快感への耐性が落とされているのに感じる快感は倍増させられている
単純に考えて4倍も快感に弱くされたことを知らないままでも身体がおかしくなっていることはわかる
ただそれがブレーキになることはなかっただけのこと
秘部を撫でる指は自分のものではなく弟子のシャルルのもの、声を殺すために咥えている指もレオンのもの
弟子2人から向けられる視線には昨日ほぼ無かった情欲の籠もった物が混ざっていることを気が付かないほど鈍感ではなかった
しかし見られているからといって弟子をそんな目で見るなんて許されるわけがない
普段の理性さえあればわかりきっているというのに指は止まらなかった
秘部を撫でる指はいつしか浅く挿入されて浅いところを引っ掻いている
挿入している指を一本増やして中をかき回す
ぐちゅぐちゅとくぐもった水音に、指を咥えていても消しきれない甘い鼻息
キツく身体を締め付けてくる水着は背後からのティアの抱擁だと想像してしまうと、恋人の腕の中で年少の弟子2人にいいようにされてしまう倒錯的な快感に興奮を抑えることも出来ない
挿入された2本の指をシャルルの肉棒だと想像を働かせ、まだ経験のない性行為を求めて溜め込んだ欲求を発散させる
「ん…っ、ぅ、っ♥んん〜〜っっっ♥♥」
日中の学び舎なんて誰が聞いているともしれないことはもう頭に全く無かった
爪先をピンと伸ばしたまま荒く浅い呼吸をひたすら繰り返していた