トイズ
西武…ではなく西部エリア「キンダー・ゾーン」を担当するマスコット達。その名の通りおもちゃのような姿をしており、他のグループに比べて異彩を放つデザインが特徴。
このゾーンは託児所を兼ねているため全員がベビーシッターとしての側面を持つ。また密かに中の人は全員がアメリカ出身という共通点もある。
見た目通りギミックが豊富であり、極めてトリッキーな挙動をする。
ゴシック・ドール
トイズのリーダーを務める少女の人形。その性質上、ユータラス・ランド唯一の美少女着ぐるみタイプのマスコットである。
英語混じりの口調で話す。子供好きで世話焼きであり、自らの女児達の着せ替え人形になってあげる優しい子。
呪いの人形と化した今は服装によって行動パターンが変わり、それに応じて性格も変化するのが特徴となっている。
中の人:ティオンヌ・ジョー・アームストロング
かつてはモデル志望だった少女。幼少期の事故で顔に火傷を負っており、それが原因でモデルになれなかった過去を持つ。着ぐるみを着れば顔に関係なく自分を見てくれるという考えからマスコットに志望し、自身の服装を褒めてくれる子供達に愛着を持つようになった。
ティン・ロボット
トイズの中でもパーティ、盛り上げを担当するブリキのロボット。
性格は生真面目だが全身にLEDやキャンディ販売機などのギミックが仕込まれており、主に男児達の友達兼おもちゃとして親しまれていた。
現在は制御不能の暴走ロボットと化しており、魔改造された大人のおもちゃを駆使してお客様を制圧する。手足が伸縮可能かどうかは不明。
中の人:レフト・ダーント
幼少の頃からロボット工学を専攻していた少女。その裏には死んだ弟を科学で蘇らせるという野心を抱えていた。
臥亜から技術を教わるため技師として志願するが臥亜の勧めでアクターも兼任する事となる。最終的に「本物の」マスコットに改造された事で生きる死者になれた事を喜んでおり、データを集めて弟を2号機として生まれ変わらせようと企んでいる。
サプライズ・ボックス
トイズの中でも年少の幼児を介護する役目を割り当てられた恐竜のびっくり箱。上半身が恐竜なのは元々キンダー・ゾーンは恐竜をテーマにしたエリアになる予定だった名残り。
びっくり箱でありながら引っ込み思案で気弱な性格で普段は箱を閉じて足だけを出している。箱の中には簡易的なベビーベッドが備え付けられておりマイアサウラのスピードで大量育児する。
しかしそれも昔の話であり、今となっては箱の表面に取り付けられた光学迷彩で身を隠しお客様を箱に引きずり込む文字通りの「びっくり箱」と成り果ててしまった。
中の人:チリ・クール
チャイルドソルジャーとして育てられ潜入・諜報の任務を行わされていた少女。段ボールを駆使したスニーキング技術により成果を上げていたが戦場の空気や上官の重圧に耐えきれなくなり脱走。ユータラス・ランドに駆け込んだ。
当時のトラウマから悪夢障害を患っており、子供達に安心できる寝床を提供したいと考え自らベッドとなった。